秒速5センチメートル セリフ・名言

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セリフ・名言 1 秒速5センチメートル

明里「桜の花の落ちるスピード。秒速5センチメートル」

0:00:15頃 「秒速5センチメートル」の最初のセリフ。桜の舞う中、小学生の明・・・里が貴樹に語る。さらに明里は桜のことを「まるで雪みたい」とも語る。このあと2人は、雪の降る中、まだ花の咲かない桜の木の下でキスを交わすことになる。 ・・・
セリフ・名言 2 秒速5センチメートル

明里(手紙)「ねえ、貴樹くん。私のこと、覚えていますか?」

0:01:45頃 小学校の時に仲のよかった貴樹と明里。明里は小学校卒業と同時に栃・・・木へと引っ越してしまい、2人は離ればなれとなる。中学生になってから半年後、明里は貴樹に手紙を出す。そして2人の文通が始まるのだった。 ・・・
セリフ・名言 3 秒速5センチメートル

明里(手紙)「貴樹くんも、きっと少しずつ変わっていくのでしょうね」

0:02:55頃 小学校の時に仲のよかった貴樹と明里だったが、明里が小学校卒業と・・・同時に栃木へと引っ越してしまい、2人は離ればなれとなる。中学生になってから半年後、明里は貴樹に手紙を出す。そして2人の文通が始まるのだった。文通での明里の文面。 ・・・
セリフ・名言 4 秒速5センチメートル

貴樹(ナレーション)「僕たちはいずれ同じ中学に通い、この先もずっと一緒だと、どうしてだろう、そう思っていた」

0:07:50頃 遠野貴樹と篠原明里は、小学校で同じクラスとなる。ともに転校生で・・・ある貴樹と明里は、仲良くなっていく。どのようにして仲良くなったかが、貴樹のナレーションによって説明される。2人はこのあと、明里の引っ越しによって離ればなれになってしまう。 ・・・
セリフ・名言 5 秒速5センチメートル

貴樹(ナレーション)「ドキドキしていた。これから、僕は明里に会うんだ」

0:08:55頃 小学校の時に仲のよかった貴樹と明里だったが、小学校卒業と同時に・・・明里が栃木へと引っ越してしまったことから、2人は離ればなれとなる。その後も文通を続けていた2人。貴樹は、中学1年生の3学期の終わりに種子島に引っ越すことになる。引っ越す前に、貴樹は明里に会うために東京から栃木に電車で向かう。 ・・・
セリフ・名言 6 秒速5センチメートル

貴樹「耳が痛くなるくらい押し当てた受話器越しに、明里が傷つくのが手に取るようにわかった。でも・・・どうしようもなかった」

0:10:40頃 明里と会うために電車で栃木に向かう貴樹。だが大雪によって電車は・・・大幅に遅れてしまう。列車の中でジリジリとした気持ちを抱えながら、貴樹は明里が引っ越しを告げる電話をしてきた時のことを思い出すのだった。 ・・・
セリフ・名言 7 秒速5センチメートル

貴樹「ずっと大きな不安を抱えているはずの明里に対して、優しい言葉をかけることのできなかった自分が、ひどく恥ずかしかった」

0:14:20頃 明里と会うために電車で栃木に向かう貴樹。だが大雪によって電車は・・・大幅に遅れる。列車の中でジリジリとした気持ちを抱えながら、貴樹は明里が引っ越しを告げる電話をしてきた時のことを思い出すのだった。 ・・・
セリフ・名言 8 秒速5センチメートル

貴樹(ナレーション)「時間ははっきりとした悪意を持って、僕の上をゆっくりと流れていった」

0:18:20頃 明里と会うために電車で栃木に向かうことになった貴樹。だが大雪に・・・よって電車は大幅に遅れる。貴樹は明里との過去を思い出しながら、列車の中でジリジリとした気持ちを抱え、ひたすら耐え続けるのだった。 ・・・
セリフ・名言 9 秒速5センチメートル

貴樹「今まで食べたものの中で一番おいしい」

0:21:00頃 明里と会うために電車で栃木に向かうことになった貴樹だったが、大・・・雪によって電車は大幅に遅れてしまう。ようやく駅に着いた時にはすでに深夜となっていた。それでも明里は駅で待っていてくれていた。明里が作ってくれた弁当を食べた貴樹の言葉。 ・・・
セリフ・名言 10 秒速5センチメートル

貴樹(ナレーション)「その瞬間、永遠とか心とか魂とかいうものがどこにあるのか、わかった気がした」

0:22:40頃 明里と会うために電車で栃木にやって来た貴樹。大雪で列車は大幅に・・・遅れ、到着した時には東京に戻れなくなってしまっていた。2人は、手紙で明里が書いていた桜の木の下で、雪の舞い散る中、キスをする。その時の気持ちを貴樹が語る。 ・・・
セリフ・名言 11 秒速5センチメートル

貴樹(ナレーション)「僕たちの前にはいまだ巨大すぎる人生が、茫漠とした時間がどうしようもなく横たわっていた」

0:23:15頃 明里と会うために電車で栃木にやって来た貴樹。大雪で列車は大幅に・・・遅れてしまい、到着した時には東京に戻れなくなってしまっていた。2人は、手紙で明里が書いていた桜の木の下で、雪の舞い散る中、キスをする。これから2人がたどる人生が、このあと描かれていく。 ・・・
セリフ・名言 12 秒速5センチメートル

明里「貴樹くんは・・・きっと、この先も大丈夫だと思う、絶対!」

0:24:25頃 明里と会うために電車で栃木にやって来た貴樹。大雪で列車は大幅に・・・遅れてしまい、東京に戻れなくなってしまっていた。2人は、手紙で明里が書いていた桜の木の下で、雪の舞い散る中、キスをする。翌朝、電車で帰る貴樹を見送る明里の言葉。 ・・・
セリフ・名言 13 秒速5センチメートル

貴樹(ナレーション)「あのキスの前と後とでは、世界の何もかもが変わってしまったような気がしたからだ」

0:24:55頃 「桜花抄」のエピソードの最後の言葉。大雪で電車が大幅に遅れてし・・・まう困難にあいながらも、貴樹は明里と再会できた。そして、桜の木の下で、雪の舞い散る中、キスをする。翌朝、東京に帰る電車での貴樹の言葉。 ・・・
セリフ・名言 14 秒速5センチメートル

花苗(ナレーション)「もし私に犬みたいなシッポがあったら、きっとうれしさを隠しきれずに、ブンブンと振ってしまったと思う」

0:30:25頃 高校3年生となった貴樹は、種子島の高校に通っていた。そして、同・・・じクラスの花苗は貴樹に恋心を抱いていた。そんな花苗は、毎日偶然を装ってバイク置き場で貴樹を待ち伏せし、一緒に帰るのを何よりも楽しみにしていた。 ・・・
セリフ・名言 15 秒速5センチメートル

花苗「遠野くんは時々、誰かにメールを打っていて、私はそれが私宛てのメールだったらいいのにって、どうしてもいつも思ってしまう」

0:32:05頃 貴樹と一緒にバイクで帰る花苗は、途中の店で飲み物を買うのが常だ・・・った。ある日、先に店を出ていた貴樹が携帯電話でメールを打つ姿を見た時の花苗の言葉。貴樹が打つメールの秘密は、このあと明らかになる。 ・・・
セリフ・名言 16 秒速5センチメートル

花苗(ナレーション)「彼は優しい。ときどき、泣いてしまいそうになる」

0:35:25頃 貴樹のことが大好きな花苗は、偶然を装ってバイク置き場で貴樹を待・・・ち伏せし、一緒にバイクで帰るのを楽しみにしていた。そんな花苗に貴樹はいつも優しい。優しさにふれた花苗の言葉。このあと花苗は、実際に泣いてしまうことになる。 ・・・
セリフ・名言 17 秒速5センチメートル

貴樹(ナレーション)「僕たちはそうやって、どこまで行くのだろう。どこまで行けるのだろう」

0:38:15頃 種子島に住む貴樹は、宇宙探査機「ELISH(エリシュ)」が太陽・・・系の圏外への探査のために打ち上げられることを知る。エリシュのことを考える貴樹は、その壮大で孤独な旅路に思いをはせる。貴樹はどこか遠い世界を見ていた。 ・・・
セリフ・名言 18 秒速5センチメートル

貴樹(ナレーション)「出す宛のないメールを打つクセがついたのは、いつからだろう」

0:39:05頃 貴樹は携帯電話でメールを打つことがあった。その姿を見た花苗は、・・・そのメールが自分宛てではないことにさみしさを感じてもいた。だがメールは誰かに送られることはなく、打ち終わったあとに消去されていたことが明らかになる。 ・・・
セリフ・名言 19 秒速5センチメートル

花苗「決めたの!1つずつできることからやるの」

0:39:50頃 貴樹へ恋心を伝えられずに悩み、進路も決められず、趣味のサーフィ・・・ンもスランプに陥っていた花苗。だが貴樹も余裕なく生きていると聞いて、吹っ切れた表情を見せる。そんな花苗が海に向かう前のやりとり。このあと花苗は久しぶりに波に乗ることができる。 ・・・
セリフ・名言 20 秒速5センチメートル

花苗(ナレーション)「波に乗れた今日言わなければ、この先もきっと、ずっと言えない」

0:41:40頃 貴樹へ恋心を伝えられず、進路も決められず、趣味のサーフィンもス・・・ランプに陥っていた花苗。だがある日、久しぶりに波に乗ることができる。そして、ずっと好きな貴樹に対し、思いを伝えようと決心するのだった。 ・・・
セリフ・名言 21 秒速5センチメートル

花苗(ナレーション)「お願いだから、もう、私にやさしくしないで・・・」

0:44:40頃 中学生の時に貴樹が転校してきた日から、ずっと貴樹のことが好きだ・・・った花苗。久しぶりにサーフィンで波に乗れた日、花苗は必ず思いを貴樹に伝えようと決心する。だが、いつものように優しい貴樹を前にして、花苗は泣き出してしまう。 ・・・
セリフ・名言 22 秒速5センチメートル

花苗(ナレーション)「遠野くんは私を見てなんていないんだということに、私ははっきりと気づいた」

0:46:20頃 貴樹に思いを伝えようと決心した花苗。だが、優しい貴樹を前にして・・・泣き出してしまう。その時、太陽系の圏外を探査するためのロケットが打ち上げられる。ロケットを見つめながら、花苗は貴樹が自分を見ていないことを悟るのだった。 ・・・
セリフ・名言 23 秒速5センチメートル

花苗(ナレーション)「それでも私は遠野くんのことを、きっと明日も明後日もその先も、やっぱりどうしようもなく好きなんだと思う」

0:47:10頃 貴樹に思いを伝えようと決心した花苗だったが、優しい貴樹を前にし・・・て泣き出してしまう。その時、太陽系の圏外を探査するためのロケットが打ち上げられる。ロケットを見つめながら、花苗は貴樹が自分を見ていないことを悟っていた。 ・・・
セリフ・名言 24 秒速5センチメートル

貴樹(ナレーション)「今振り返れば、きっとあの人も振り返ると強く感じた」

0:49:25頃 東京で社会人となった貴樹。ある日、桜の舞う踏切を渡る時に、すれ・・・ちがった女性に強い何かを感じる。そして、女性の方も貴樹に何かを感じる。踏切を渡ったあと、2人は互いに振り返るものの、走行してきた列車が2人の視界をさえぎってしまう。 ・・・
セリフ・名言 25 秒速5センチメートル

貴樹「ただ生活をしているだけで、哀しみはそこここに積もる。日に干したシーツにも、洗面所の歯ブラシにも、携帯電話の履歴にも」

0:53:05頃 東京で社会人となった貴樹。何かを求めてひたすら仕事に打ち込み、・・・同僚の女性と付き合うものの、満足感は得られない。別れた女性からは、心の距離が縮まらなかったと言われてしまう。行き詰まってしまった貴樹は、会社をやめてしまう。 ・・・
セリフ・名言 26 秒速5センチメートル

貴樹(ナレーション)「僕はただ働き続け、気づけば日々弾力を失っていく心がひたすらつらかった」

0:54:05頃 東京で社会人となった貴樹は、何かを求めてひたすら仕事に打ち込み・・・、同僚の女性とも付き合うものの、満足感は得られなかった。別れた女性からは、心の距離が縮まらなかったと言われてしまう。行き詰まってしまった貴樹は、会社をやめてしまう。 ・・・
セリフ・名言 27 秒速5センチメートル

貴樹「いつかまた、一緒に桜を見ることができると」 明里「私も彼も、なんの迷いもなく」 貴樹「そう思っていた」

0:55:05頃 社会人となった貴樹と明里は、別々の人生を歩んでいた。そんな2人・・・が、中学生の頃の、雪の栃木での出来事を夢に見たことを語る。このあと、「One more time, One more chance」をBGMに、これまでの2人に起こった出来事が描かれていく。 ・・・
作品一覧