登場人物・キャスト キック・アス

デイヴ・リズースキー/キック・アス(アーロン・ジョンソン)

重要な部分に触れている場合があります。

Kick-Ass (5/11) Movie CLIP - I'm Kick-Ass (2010) HD

デイヴ・リズースキーは、スーパーヒーロー「キック・アス」として有名になる高校生である、映画「キック・アス」の登場人物。もじゃもじゃの髪形とメガネがトレードマーク。高校では地味な存在で、モテず、友だちの間でも面白い存在でもなく、英語教師の胸元を思い出してマスターベーションをしている。1年半前に母親が動脈瘤で亡くなり、父と2人暮らしである。アメコミが好きで、同じくアメコミ好きの友人であるマーティとトッドとアメコミ・カフェに出入りしている。道でカツアゲにあった時には、すぐに金を出す。

「なぜ誰もスーパーヒーローになろうとしないのか?」という疑問を抱き、自らがスーパーヒーローとなる決意をする。緑をベースに黄色の線の入った全身を覆うコスチュームを、通販で購入する。ヒーローの名前は「キック・アス」とする。だが、特殊能力はなく、ビルとビルの間をジャンプで飛ぼうとするが、おじけづいて飛べない。

コスチューム姿でパトロールしていると、車泥棒(デイヴをカツアゲした2人組)を目撃。止めようとして格闘になり、腹をナイフで刺されたうえに自動車にはねられ、救急車で運ばれる。ヒーローの姿をしていたことを父に知られないように、救急隊員に口止めを頼み、裸で運ばれたことにしてもらう。だが、そのために、ゲイというウワサが学校に流れる。全身に金属が入った状態で退院。後遺症として末端神経のマヒが残り、痛みが感じにくい体になる。

キック・アスの姿でパトロール再開する。3人の男に暴行を受ける男を助けようとし、2本の棒で武器に戦う。その姿を野次馬が撮影しており、テレビやネットで映像が流される。大きな話題となり、動画のYouTubeでの再生数は2500万を超える。キック・アスとしてMySpaceにアカウントを開設すると、16,000人の友だちができる(デイヴは38人)。多くのメッセージが届き、きちんと1つ1つに返信する。「キック・アス」グッズが多く作られ、キック・アスのコスプレをする男も現れる。

ゲイの友だちが欲しかったケイティと親しくなる。以前から気になっていたケイティと仲良くなるため、ゲイであることを否定しない。ケイディから、アズールという男に貸した金を返してもらない上に殴られたと聞き、キック・アスとしてアズールの元に向かう。アズールにテーザー銃を発射するものの、逆にやられそうになる。そこに現れたヒット・ガールに助けられる。

犯罪組織のボスであるフランク・ダミーコから、手下のアズールを殺したと勘違いされ、フランクの息子クリスがコスプレをしたレッド・ミストから呼び出される。木材加工工場でフランクの部下に殺されるところだったが、木材加工工場をビッグ・ダディが燃やしたために助かる。

危険な目にあったため、キック・アスをやめる決意をする。ケイティの部屋に行き、自分がキック・アスであること、ゲイではないことを打ち明け、ケイティと結ばれる。再びレッド・ミストからの呼び出しを受け、最期の仕事として会うことにする。レッド・ミストから「命を狙われている」とウソをつかれ、ビッグ・ダディに助けを求めに行く。だが、ビッグ・ダディのアジトにつくと、フランクの手下が現れ、ビッグ・ダディとともに誘拐される。

イスに縛りつけられた状態でフランクの手下に暴行を受ける様子が、映像でテレビやネットで流される。最後には燃やされそうになるが、ヒット・ガールに助けられる。父を殺されたヒット・ガールがフランクに復讐に向かう姿を見て、はじめは尻込みするものの、協力を決意する。ジェットパックで空を飛び、ヒット・ガールを助けるために、高層ビルの窓の外からフランクの手下にマシンガンを撃ち込む。ヒット・ガールとともにフランクの部屋に向かい、レッド・ミストと戦い、相打ちとなって気絶する。目を覚まして、ヒット・ガールの頭に銃を向けるフランクにバズーカを撃ち込む。

キック・アスとしての活動はやめ、恋人のケイティとの幸せな高校生活に戻る。

・交通事故の後遺症で末端神経がマヒしたことから、多少の痛みを感じなくなっている。そのことによって、3人の男たちに殴られても立ち向かうことができる。だが、フランクの手下から武器を使った暴行を受けた時には、さすがに痛みを感じる。

キャスト

デイヴ・リズースキーを演じているのは、イギリスの俳優であるアーロン・ジョンソン。当時20歳頃。同時期の出演作には、「Chatroom/チャットルーム」(2010)、「アルバート氏の人生」(2011)、「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」(2009)などがある。

関連項目

シーン 1 キック・アス

なぜ誰もスーパーヒーローになろうとしないのか?

アメコミが大好きな地味な高校生であるデイヴ・リズースキーは、素朴な疑問をいだいて・・・いる。「なぜ誰もスーパーヒーローになろうとしないのか?」という疑問だ。アメコミ・カフェで、アメコミ好きの友だちであるマーティとトッドに、デイヴは自分の疑問を話す。 マーティとトッドは真剣に話を聞いていない。「パリス・ヒルトンになりたがる女・・・
シーン 3 キック・アス

ヒーロー活動再開

スーパーヒーローになろうと考えたデイヴは、緑色のコスチュームを通販で買い、「キッ・・・ク・アス」になりきるものの、車泥棒をする男にナイフで腹を刺された上に、車にはねとばされる。何とか生還したデイヴは、再びキック・アスとして動き出す。武器の棒を背中に2本差し、すばやく棒を抜く練習をする。他にも、鏡に向かって脅し文句の練習をする・・・
シーン 4 キック・アス

「俺はキック・アスだ」

刺されたうえに車にはねられたデイヴだが、キック・アスとしての活動を続ける。迷い猫・・・を探しているうちに、3人の男が1人の男に暴行する現場に出くわす。止めようとするキック・アスだが、3人の男に相手にされない。キック・アスは、背中から2本の棒を取り出し、男たちに立ち向かっていくのだった。 殴り、蹴られ、ゴミ箱をぶつけられなが・・・
シーン 8 キック・アス

ケイティに正体を明らかにするデイヴ

レッド・ミストに呼び出されたキック・アスは、材木加工工場が火事に巻き込まれ、工場・・・の中では何者かに殺された多くの死体を見る。恐ろしい目にあったデイヴは、キック・アスとしての活動をやめる決意をする。 キック・アスのコスチュームを着たデイヴは、窓からケイティの部屋に侵入する。だが、変質者だと思いったケイティによってスプレー・・・
セリフ・名言 1 キック・アス

デイヴ(ナレーション)「人生のどこかのタイミングで、みんなスーパーヒーローになりたいはずだ」

0:00:45頃 「キック・アス」の最初のセリフ。アメコミ好きのデイヴは、「なぜ・・・誰もヒーローになろうとしないのか?」という素朴な疑問を抱いていた。ナレーションに合わせて、ヒーローのコスプレをした男がビルの屋上から飛び立つが、男は地上に激突してしまう。・・・
セリフ・名言 2 キック・アス

デイヴ(ナレーション)「ところで、これは僕じゃない。こいつは、精神以上の病歴があるアメリカ人の男だ」

0:01:30頃 「なぜ誰もヒーローになろうとしないのか?」という素朴な疑問を抱・・・くデイヴ。ナレーションに合わせて、ヒーローのコスプレをした男がビルの屋上から飛び立つが、男は地上に激突してしまう。だが、この男はデイヴではない。・・・
セリフ・名言 3 キック・アス

デイヴ(ナレーション)「僕の年ではよくいるタイプだ。存在しているだけ」

0:01:50頃 「なぜ誰もヒーローになろうとしないのか?」という素朴な疑問を抱・・・くデイヴが、自己紹介をする。地味な存在だったデイヴは、このあと通販でコスチュームを買い、スーパーヒーロー「キック・アス」になろうとする。・・・
セリフ・名言 5 キック・アス

デイヴ「すごい!ウルヴァリンみたいだ!」

0:23:55頃 ナイフで腹を刺された上に、自動車にはねられたデイヴ。退院するデ・・・イヴの全身には金属が埋め込まれている。そんな自分の体のレントゲン写真を見たデイヴの一言。ウルヴァリンは、マーベル・コミックの「X-メン」に登場するスーパーヒーローのこと。・・・
セリフ・名言 6 キック・アス

キック・アス「おれがどうかしてるって?殺してくれよ!やってみろ!」

0:31:00頃 キック・アスのコスチュームを着て町を歩くデイヴは、3人の男が1・・・人の男に暴行を加える現場に出くわす。背中から2本の棒を取り出して男たちに立ち向かっていくキック・アス。キック・アスは、殴り、蹴られ、ゴミ箱をぶつけられながらも、男たちに立ち向かう。見知らぬ他人のために戦うことが理解できない男と、キック・アス・・・
セリフ・名言 9 キック・アス

デイヴ(ナレーション)「スパイダーマンとピーター・パーカーの違いは何か?スパイダーマンは、女を手に入れる」

1:10:15頃 危険な目にあったことから、キック・アスとしての活動をやめる決意・・・をしたデイヴ。そんなデイヴは、自分をゲイだと思っているケイティに、自分がキック・アスの正体であり、ゲイではないことを話すことにする。ピーター・パーカーは、スパイダーマンの正体である人物名。・・・
セリフ・名言 10 キック・アス

デイヴ(ナレーション)「僕がこうやって話しているから大丈夫だったって思ってるなら、君は間抜けだ」

1:25:30頃 フランク・ダミーコの仕事の邪魔をしていると思われたキック・アス・・・は、ビッグ・ダディとともに誘拐される。フランクの部下から暴行を受けるキック・アスの姿にかぶさるデイヴの言葉。「死者が語る」という形の映画は、過去にいくつも作られている。・・・
セリフ・名言 14 キック・アス

デイヴ「力がなければ、責任は伴わない?それは違う」

1:37:20頃 ヒット・ガールは、父の復讐のためにフランクを殺しに向かう。スー・・・パーヒーローのキック・アスとして活動するデイヴだったが、特殊な能力も強力な武器も持っていなかった。それでも、デイヴはヒット・ガールを助けに行くことを決意する。「大いなる力には大いなる責任が伴う」という「スパイダーマン」のセリフを少し変えて使・・・
セリフ・名言 16 キック・アス

デイヴ「自分と同じサイズのやつをいじめろよ」

1:46:20頃 1対1の戦いとなったフランクとヒット・ガール。11歳の少女のヒ・・・ット・ガールを、大人の男であるフランクが追いつめる。そこにバズーカを持って現れたデイヴの一言。字幕では、「児童虐待だぞ」と訳されているものもある。・・・
セリフ・名言 17 キック・アス

デイヴ(ナレーション)「僕がしたことは、小さい頃から夢見ていた世界のドアを開けただけだ」

1:51:05頃 ヒット・ガールとともにフランクを倒したキック・アス。キック・ア・・・スとしての活動をやめたデイヴは、恋人ケイティと幸せな日々を送る。そんなデイヴの言葉。だが、フランクの息子のクリスは、復讐の機会を狙っているのだった。・・・

その他の「キック・アス」の登場人物・キャスト

人物 2 キック・アス

ミンディ・マクレイディ/ヒット・ガール

俳優:クロエ・グレース・モレッツ ミンディ・マクレイディは、ヒット・ガールとして父デイモンの復讐を手伝う11歳の少・・・女である、映画「キック・アス」の登場人物。警官だった父デイモンがフランクの策略によってぬれぎぬを着せられて逮捕・収監される。そのショックを受けた母は自殺するものの、おなかにいた赤ん坊は無事に生まれた。その子がミンディである。妻の復讐だけを目・・・
人物 3 キック・アス

デイモン・マクレイディ/ビッグ・ダディ

俳優:ニコラス・ケイジ デイモン・マクレイディは、ミンディの父である、映画「キック・アス」の登場人物。か・・・つては警官だったが、フランク・ダミーコによってぬれぎぬを着せられて、収監させられた過去がある。そのショックから妊娠中の妻が自殺をしてしまうものの、ミンディは無事に生まれる。フランクへの復讐を誓い、ミンディを殺し屋として育ててきた。アジトとし・・・
人物 4 キック・アス

クリス・ダミーコ/レッド・ミスト

俳優:クリストファー・ミンツ=プラッセ クリス・ダミーコは、フランク・ダミーコの息子の高校生である、映画「キック・アス」・・・の登場人物。犯罪組織のボスである父の仕事に興味を持っており、機会があれば加わりたいと考えている。キック・アスに仕事の邪魔をされていると考えるが手をこまねいている父フランクに対し、自分がヒーローとなり接触するというプランを提案し、受け入れられ・・・
人物 5 キック・アス

フランク・ダミーコ

俳優:マーク・ストロング フランク・ダミーコは、犯罪組織のボスである、映画「キック・アス」の登場人物。高層・・・マンションに、妻と息子のクリスと住んでいる。体を鍛えており、空手の練習用の部屋がある。頭部にある傷がトレードマーク。かつて、警官だったデイモンにぬれぎぬを着せて収監させたことがあり、そのことを恨んだデイモンと娘のミンディに命を狙われている。・・・
人物 6 キック・アス

ケイティ・ドーマ

俳優:リンジー・フォンセカ ケイティ・ドーマは、デイヴの彼女となる高校生である、映画「キック・アス」の登場人・・・物。一番の友だちはエリカ。麻薬中毒者のためのリハビリ施設の手伝いをしている。ダメ男を放っておけないタイプと言われている。 デイヴのことは視界に入っていなかったが、デイヴが暴行された事件がきっかけで、デイヴがゲイであるというウワサを信じ込み・・・
ストーリー キック・アス

ストーリー・あらすじ紹介

キック・アスのストーリー・あらすじ紹介。
セリフ・名言 キック・アス

セリフ紹介

キック・アスのセリフ紹介。
音楽 キック・アス

音楽紹介

キック・アスの音楽紹介。
キーワード キック・アス

キーワード紹介

キック・アスのキーワード紹介。
シーン キック・アス

シーン紹介

キック・アスのシーン紹介。
  • 作品
  • 8.16

耳をすませば

公開年 1995年
製作国 日本
監督  近藤喜文
出演  (声)本名陽子、高橋一生、小林桂樹、立花隆、室井滋、山下容莉枝、佳山麻衣子、露口茂
  • 作品

英国王のスピーチ

公開年 2010年
製作国 イギリス、オーストラリア
監督  トム・フーパー
出演  コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター、ガイ・ピアース
  • 作品
  • 8.55

バック・トゥ・ザ・フューチャー

公開年 1985年
製作国 アメリカ
監督  ロバート・ゼメキス
出演  マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド
  • 作品

トップガン

公開年 1986年
製作国 アメリカ
監督  トニー・スコット
出演  トム・クルーズ、ケリー・マクギリス
  • 作品

E.T.

公開年 1982年
製作国 アメリカ
監督  スティーヴン・スピルバーグ
出演  ヘンリー・トーマス、ドリュー・バリモア
作品一覧