ナイトミュージアム

公開年: 2006年
製作国: アメリカ
監督: ショーン・レヴィ
出演: ベン・スティラー、ジェイク・チェリー、カーラ・グギノ、ディック・ヴァン・ダイク

「ナイトミュージアム」は、ニューヨークにあるアメリカ自然史博物館を舞台に、夜になると動き出す展示物に、夜警として働くことになったラリーが振り回される物語である。自然史博物館には、蝋人形やジオラマなどが、「アフリカ」「海」「西部開拓時代」などのさまざまなテーマに沿って展示されている。ロビーには巨大なTレックスの全身骨格と、セオドア・ルーズベルト大統領が馬に乗った蝋人形が置かれている。

サターン賞の「ファンタジー映画賞」にノミネートされるなどの評価を受けた。興行的には大ヒットとなり、2.5億ドルの興行収入を上げて、2006年公開作の2位となった。日本でも35億円を超える興行収入となり、2007年の洋画の8位となった

職探し

ニューヨークのブルックリン。ラリー・デイリーは、別れた妻との息子であるニックを大切にしている。だが元妻は、定職につかずに発明品の夢を追いかけ続け、住む場所もコロコロと変わるラリーのことをよく思っていない。またニックからも、安定した仕事についた方がいいと言われてしまう。仕事を探すことにしたラリーは、誰もがすぐにやめてしまうという自然史博物館の夜警の仕事を紹介される。

夜警の仕事

自然史博物館を訪れたラリーは、保安室のセシル、ガス、レジナルドと話をし、3人が解雇される代わりにラリーが採用されることを知る。ラリーは雇われることになり、セシルに館内を案内してもらう。翌日、制服を身に着けたラリーは、セシルから鍵やマニュアルを受け取り、「何も中に入れても外に出してもいけない」と注意を受ける。

動き出す展示物

居眠りから目覚めたラリーは、Tレックスの骨格標本が動くことに気づく。あわててセシルに電話すると、マニュアルを読むように言われる。マニュアル通りに骨を投げると、Tレックスは骨を拾いに行く。さらにラリーは、モアイ像から「ガムをくれ」と言われ、動き出したフン族に追われ、サルのデクスターに鍵とマニュアルを奪われる。