「大食」の犠牲者

とある雨の多い都市。地方から志願して殺人課に転属してきた若い刑事デイヴィッド・ミルズは、1週間後に定年を控えたベテラン刑事のウィリアム・サマセットとコンビを組むことになる。月曜日。巨漢の男が殺された事件の捜査に向かう2人。巨漢の男は、12時間以上にわたり食べ続けることを強要され、気を失ったところを犯人に蹴られ、内臓破裂で死んでいた。

「強欲」の犠牲者

火曜日。弁護士のエリオット・グールドの遺体が高級マンションで発見される。カーペットには血で「GREED(強欲)」と書かれていた。一方サマセットは、巨漢の男が殺された現場を再び訪れる。男の胃の中から発見されたプラスチックの破片が、冷蔵庫の前の床と合うことを発見し、冷蔵庫が動かされたと考える。冷蔵庫をずらすと、そこには壁に脂で「GLUTTONY(暴食)」と書かれており、ミルトンの「失楽園」の引用文が書かれたメモがピンで留められていた。サマセットは、事件が「七つの大罪」をモチーフとしており、この後も続くと考える。夜。サマセットは図書館を訪れ、ダンテの「神曲」や「カンタベリー物語」を調べる。

ミルズ家の夕食

水曜日。ミルズの妻トレーシーが、サマセットを夕食に招待する。ミルズのアパートの近くを地下鉄が通るたびに地震のように揺れる。夕食の後、サマセットとミルズはグールドの事件を検証する。グールドの部屋に飾られていたグールドの妻の写真の両目の周りに血でマル印がついている点に注目した2人は、深夜にもかかわらずグールド夫人の元へ向かう。

HELP ME

グールド夫人から事件現場に飾られている抽象画が上下反対になっていることを聞いた2人。事件現場を訪れ、絵を外した壁に指紋が浮かび上がる粉をかけると、指紋で描かれた「HELP ME」の文字が浮かび上がる。

「怠惰」の犠牲者

木曜日。指紋がヴィクターという人物のものであることが判明。ヴィクターを逮捕するため、サマセットとミルズはSWAT隊とともにヴィクターの住むアパートに向かう。アパートの奥で、ベッドに縛りつけられ、手首から先が切断されたヴィクターを発見する。壁には「SLOTH(怠惰)」と書かれている。1年前から縛りつけられ、毎日撮影された写真が近くに置かれてる。死んでいると思われたヴィクターは生きており、病院に搬送される。ヴィクターは脳が軟化しているうえに、舌をかみ切っており、尋問は不可能な事がわかる。夜。サマセットの元に、「翌朝相談したいことがある」とトレーシーから電話がある。
シーン 1

「怠惰」の犠牲者

連続殺人事件の捜査をするミルズとサマセット。連続殺人は七つの大罪になぞらえられて・・・いた。2人目の殺人現場の壁に残されていた指紋の持ち主がヴィクターという男であることが判明。犯人とにらんだ警部はSWATを送り込み、ミルズとサマセットも向かう。 ヴィクターのアパートの奥に入っていくSWAT。ベッドに横になっている男に銃を向・・・

妊娠

金曜日。レストランで話をするサマセットとトレーシー。トレーシーは、妊娠したがデイヴィッドに言うべきかを悩んでいるという。サマセットは、かつて自分にも子どもができたが、こんな世界に子どもを送り出すことが恐ろしく、産まないように女性を説得したことがあり、今でもそのことを思い出すと話す。さらに、産む決断をした時だけ、ミルズに告げるようにアドバイスする。

ジョン・ドゥを見つける

サマセットは、知り合いのFBI捜査官に頼んで、七つの大罪に関する本を借りている人物のリストをもらう。「ジョン・ドゥ」という人物に目をつけたサマセットとミルズは、アパートを訪ねる。玄関の前まで来ると、ちょうど帰ってきたジョン・ドゥが2人に向けて発砲して逃げる。ミルズが追うものの、頭を殴られたうえ、頭に銃を突きつけられる。だが、ジョン・ドゥは撃たずに去っていく。

犯人はジョン・ドゥ

サマセットとミルズは、女性に金を払って通報をしたと証言させ、ジョン・ドゥの部屋を調べる。ジョン・ドゥの部屋には、これまでの被害者の写真があり、犯人であることを裏づけている。さらに、ミルズの写真もあり、ヴィクターのアパートにいたカメラマンはジョン・ドゥだった事がわかる。さらに部屋を調べていると、ジョン・ドゥから電話がかかってくる。電話を取るミルズ。ジョン・ドゥは、称賛を伝え、計画を変えると話して電話は切れる。サマセットとミルズは金髪の売春婦の写真を見つけ、次の犠牲者とにらむ。

「肉欲」のご斉射

土曜日。ジョン・ドゥの部屋に伝票があったワイルド・ビル皮革店で聞き込みをするサマセットとミルズ。ジョン・ドゥはある道具を特注していた。金髪の売春婦が、売春の場となっているマッサージ店で発見される。ジョン・ドゥに銃で脅された男が、ドゥが特注したナイフ付きのディルドを売春婦の性器に挿入し、殺したのだった。ドアには「LUST(肉欲)」の文字が描かれている。夜、サマセットとミルズはバーで酒を飲みながら、無関心な社会について話をする。
シーン 2

無関心についての会話

連続殺人は続き、4人目の犠牲者として売春婦が殺された。ナイフを性器に挿入されて殺・・・されるという残忍なもので、ドアには七つの大罪の1つである「LUST(肉欲)」の文字が書かれていた。 その日の夜、サマセットとミルズはバーで酒を飲む。「犯人をなんとしても逮捕したい」と話す熱いミルズに、サマセットは「チャンピオンになりたいの・・・

ジョン・ドゥの出頭

日曜日。ジョン・ドゥ自らが通報してきたことから、モデルの女性の遺体が発見される。顔を切り刻んだあと、醜い顔で生きるか睡眠薬で自殺するかを選ばせ、女性は後者を選んだのだった。壁には「PRIDE(高慢)」と書かれている。警察署に戻ったサマセットとミルズの前に、手と服を血まみれにしたジョン・ドゥが姿を現し、逮捕される。ジョン・ドゥは、あと2体の死体を隠しており、ミルズとサマセットの2人だけを現場に連れていくと申し出る。また、申し出を受ければ、すべての殺人について認めるという。2人は疑いながらも申し出を受ける。
シーン 3

ジョン・ドゥの出頭

さらに連続殺人は続き、5人目の犠牲者としてモデルの女性が殺され、壁には「PRID・・・E(高慢)」の文字が書かれていた。ミルズとサマセットは、犯人であるジョン・ドゥの部屋を突き止めたものの、その後はこれといった手がかりをつかめずにいた。 ミルズとサマセットが警察署に戻ってくると、2人を呼ぶ男の声が聞こえる。男はなんとジョン・・・

サマセットが運転し、ミルズが助手席に乗り、後部座席にジョン・ドゥが座った車は、ジョン・ドゥが指示する郊外を走る。高圧線の鉄塔近くで3人が降りると、1台のバンが近づいてくる。サマセットが運転手から話を聞くと、ミルズ宛に荷物の配達を頼まれたという。受け取った箱を開けたサマセットは、恐怖の表情を浮かべ、ミルズに銃を捨てるように叫ぶ。
シーン 4

「私が模範を示す」

連続殺人の犯人ジョン・ドゥは、自ら警察に出頭してきた。ジョン・ドゥは、ほかに2つ・・・の死体があり、サマセットとミルズだけを、死体の場所に連れて行くと話す。なんらかのワナかもしれないと考えられたが、ジョン・ドゥから身元不明の人物の血液が検出されたこともあり、ジョン・ドゥの申し出を受け入れる。 サマセットが運転し、ミルズが助・・・

「憤怒」の罪

ミルズの妻トレーシーを殺し、首を箱に入れて運ばせたことを、ジョン・ドゥはミルズに話す。ジョン・ドゥはミルズの生活に嫉妬(ENVY)した罪で、憤怒(WRATH)したミルズに殺されることで、自分のしたことが”傑作”になると考えているのだった。サマセットは必死で止めるが、ミルズはジョン・ドゥを撃ち殺す。車で連行される放心状態のミルズ。サマセットは、定年でやめようと思っていた刑事を続けることを決意する。
シーン 5

「憤怒」の罪

残り2つの死体の場所として、ジョン・ドゥがサマセットとミルズを連れてきたのは郊外・・・の何もないところだった。そこに1台のバンがやって来る。バンは運送会社のもので、ミルズに箱を届けるように言われたという。受け取ったサマセットは、箱を開けて恐怖の表情を浮かべる。箱に入っていたのは、ミルズの妻トレーシーの首だった。サマセットから・・・

シーン 1 セブン

「怠惰」の犠牲者

連続殺人事件の捜査をするミルズとサマセット。連続殺人は七つの大罪になぞらえられて・・・いた。2人目の殺人現場の壁に残されていた指紋の持ち主がヴィクターという男であることが判明。犯人とにらんだ警部はSWATを送り込み、ミルズとサマセットも向かう。 ヴィクターのアパートの奥に入っていくSWAT。ベッドに横になっている男に銃を向・・・
シーン 2 セブン

無関心についての会話

連続殺人は続き、4人目の犠牲者として売春婦が殺された。ナイフを性器に挿入されて殺・・・されるという残忍なもので、ドアには七つの大罪の1つである「LUST(肉欲)」の文字が書かれていた。 その日の夜、サマセットとミルズはバーで酒を飲む。「犯人をなんとしても逮捕したい」と話す熱いミルズに、サマセットは「チャンピオンになりたいの・・・
シーン 3 セブン

ジョン・ドゥの出頭

さらに連続殺人は続き、5人目の犠牲者としてモデルの女性が殺され、壁には「PRID・・・E(高慢)」の文字が書かれていた。ミルズとサマセットは、犯人であるジョン・ドゥの部屋を突き止めたものの、その後はこれといった手がかりをつかめずにいた。 ミルズとサマセットが警察署に戻ってくると、2人を呼ぶ男の声が聞こえる。男はなんとジョン・・・
人物 1 セブン

デイヴィッド・ミルズ刑事

俳優:ブラッド・ピット デイヴィッド・ミルズは、「七つの大罪」をモチーフにした連続殺人事件を捜査する刑事・・・である、映画「セブン」の登場人物。自ら志願して映画の舞台となる都市の刑事となり、妻トレーシーとともに引っ越してくる。定年を1週間後にひかえたサマセット刑事とコンビを組む。情熱的な性格で、常に冷静なサマセットと対照的。 しわくちゃのワイシャ・・・
人物 2 セブン

ウィリアム・サマセット刑事

俳優:モーガン・フリーマン ウィリアム・サマセットは、ミルズとともに連続殺人事件を捜査する刑事である、映画「・・・セブン」の登場人物。1週間後に定年退職を控えている。腐敗した町で起こる多くの残酷な事件を見てきたこともあり、厭世的な性格となっている。最初はミルズをひよっこ扱いするものの、悪に対するミルズの情熱的な姿に影響を受ける。知的であり、連続殺人事件・・・
人物 3 セブン

トレイシー・ミルズ

俳優:グウィネス・パルトロー トレイシー・ミルズは、デイヴィッド・ミルズの妻である映画「セブン」の登場人物。デ・・・イヴィッドの転勤により一緒に引っ越してきた。デイヴィッドとは高校時代から恋人で、初めてのデートから結婚すると思ったという。以前は小学校の教師をしており、新しい町でも教師の仕事を探すものの、荒廃した学校の様子に驚いている。新しい町のことは嫌い・・・
セリフ・名言 1 セブン

サマセット「子どもは見たのか?」

0:01:25頃 男性の殺人現場に訪れたサマセットと、捜査をしているテイラーのや・・・りとり。サマセットは、事件の子どもへの影響を心配しているが、テイラーはそんなことは一切気にしていない。・・・
セリフ・名言 2 セブン

警官「被害者は自分の小便とクソの山の中に座っているんだ。生きていたらすぐに立つはずですよ」

0:08:10頃 コンビを組むことになったベテラン刑事のサマセットと若手刑事のミ・・・ルズは、殺人事件の捜査にやって来る。現場の前で警官から状況を聞くミルズ。死んでいることの確認をきちんとしていないことをミルズは責める。だが、現場を見れば、確かにすでに死んでいることは一目瞭然だった。・・・
セリフ・名言 3 セブン

サマセット「これらの本が、知識の世界が手の届くところにあるのに、君らは何をしてる?一晩中ポーカーだ」

0:25:45頃 サマセットは、事件が七つの大罪になぞらえられていることに気づき・・・、七つの大罪に関係する本について調べるために、閉館後の図書館にやって来る。閉館後の図書館では、警備員たちがポーカーをして楽しんでいた。そんな警備員たちに対するサマセットの言葉。サマセットは知的な人物として描かれている。・・・
音楽 1 セブン

Closer (Precursor)

アメリカのロックバンドであるナイン・インチ・ネイルズが1994年に発売したシング・・・ル。オープニングタイトルで流れる(0:04:10)。・・・
音楽 2 セブン

管弦楽組曲第3番 ニ長調

18世紀のドイツの作曲家ヨハン・ゼバスティアン・バッハによる曲。「G線上のアリア・・・」の曲名でも知られる。七つの大罪について調べるためにサマセットが図書館を訪れた際に、図書館の警備員がレコードで流す(0:26:10頃)。・・・
音楽 3 セブン

Trouble Man(トラブル・マン)

ソウル歌手マーヴィン・ゲイが、1972年のブラックスプロイテーション映画「野獣戦・・・争(原題Trouble Man)」のサウンドトラックとして制作したアルバム「Trouble Man(トラブル・マン)」に収められている曲。サマセットがミルズの妻トレーシーから夕食に招かれた際に、部屋の中で流れている。・・・
キーワード 1 セブン

七つの大罪

キリスト教における用語で、「暴食(gluttony)」「強欲(greed)」「怠・・・惰(sloth)」「肉欲(lust)」「傲慢(pride)」「嫉妬(envy)」「憤怒(wrath)」の7つとされている。映画「セブン」のタイトルの由来でもある。 ジョン・ドゥは、七つの大罪をモチーフに連続殺人を行い、殺害現場にはモチーフ・・・
キーワード 2 セブン

暴食(gluttony)の犠牲者

ジョン・ドゥによる連続殺人の最初の犠牲者で、七つの大罪の「暴食(gluttony・・・)」の罪によって殺害されている。犠牲者は自宅から外に出られないほど太った男で、イスに座った状態で手足が縛られ、小便と大便を垂れ流し、スパゲッティソースに顔を突っ込んだ状態で発見される。検視の結果、頭に銃口を突きつけられた状態で12時間以上に・・・
キーワード 3 セブン

強欲(greed)の犠牲者

ジョン・ドゥによる連続殺人の2番目の犠牲者は、七つの大罪の「強欲(greed)」・・・の罪によって殺害される。犠牲者は、金もうけが第一の弁護士であるイーライ・グールド。金のために、罪を犯した人間を自由にしたと、逮捕されたあとにジョン・ドゥは語っている。床に座った状態で右手以外は動けないように縛りつけられ、動く右手で自分の肉を・・・
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