名シーン紹介　少林サッカー

シンとムイの”愛のツインシュート”

重要な部分に触れている場合があります。

時間：　1:42:25頃

見どころ
・太極拳の達人ムイが、シュートを吸い込むようにキャッチ
・シンとムイの”愛のツインシュート”
・ユニフォームが破れて真っ裸になる、デビルチームのゴールキーパー

デビルチームのエースストライカーと、ゴールキーパーのムイが１対１で向かい合う。ムイが構えると、饅頭を作るときにも出てきた、「陰陽太極図」が浮かび上がる。対するデビルのエースストライカーがシュートのためにジャンプすると、背後には黒い悪魔が浮かび上がり、ボールへと吸い込まれていく。そうして放たれたシュートは、ムイがエネルギーを殺し、回転しながら吸い込むようにキャッチする。

それまで力と力のぶつかり合いで、”魔の手””鉄の鎧”が倒されてきた。太極拳の達人ムイは、力に逆らわず、丸め込む。力と力の戦いの限界と解決方法。もっと深読みすると、男性の限界と女性の必要性といったものが描かれている・・・のかもしれない。

饅頭をこねる時に、ムイが高速で回転させて丸めた生地は、サッカーボールくらいの大きさだった。同じように、今度はサッカーボールを高速で回転させるムイ。遠心力で葉っぱが吸い寄せられて舞い上がる。「サッカーのフィールドにこんなに葉っぱがあるのか」というツッコミは置いといて、とにかく高速に回転させて威力を増したボールが、シンに渡る。シンは自分の体を高速で回転させ、その勢いでシュートを放つ。ムイとシンの”愛のツインシュート”が放たれる。

ムイとシンの、愛とパワーが詰め込まれたシュートは、横向きの竜巻のようなエネルギーを放ち、デビルの選手たちをふっ飛ばしながら、ゴールに向かう。真正面からエネルギーを受けたゴールキーパーのユニフォームは、飛び散って全裸となり（やりすぎが楽しい）、クルクルと回転しながら飛んでいく。あまりのエネルギーに、ゴールも破壊されてしまう。実際のサッカーで同じような状況になった時のルールの規程はなさそうだが、「少林サッカー」ではゴールが認められて、チーム少林拳の勝利となるのだった。

登場人物・キャスト

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人物 1 少林サッカー

シン

俳優：チャウ・シンチーシンは、少林拳を世に広めることを目的にしている男。サッカーの大会に出場して少林拳・・・を広めることを思いつき、かつて「黄金の右脚」と言われたファンにコーチになってもらい、サッカーチームを結成する。兄弟弟子に声を掛けに行くも、当初は色よい返事をもらえない。だが、考え直した兄弟弟子たちと「チーム少林拳」を結成する。サッカーは・・・

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人物 4 少林サッカー

ムイ

俳優：ヴィッキー・チャオムイは、饅頭屋の店員で、太極拳の達人。太極拳の技を使って、アクロバティックに饅頭・・・をこねる。顔が吹き出物だらけのため、髪を垂らして顔を隠しているが、シンに「きれいだ」と誉められたことで勇気をもらい、シン好意を抱く。シンに気に入られようと、美容整形をし、化粧も濃くし、派手な服を着てシンに告白するが、あっさりと拒否されて・・・