名シーン紹介　少林サッカー

サッカーは戦争だ！

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時間：　0:55:35頃

見どころ

・戦争のような試合が、本当の戦場の映像に

・クルクル回りながら吹き飛ばされる”鎧の肌”

練習試合が行われる。相手チームには、シンがもめた男たちがいて、不穏な雰囲気。だが、一番やばいのは、メガネをかけたリーダーで、スパナやハンマーを隠し持っている。途中からは、サッカーはそっちのけで、殴る蹴るの暴行を加えてくる。コテンパンにやられるシンや兄弟弟子たち。まるで、戦争のような光景は、本当の戦場へといつの間に移っていくが、それはシンの妄想だった。「サッカーは戦争じゃない」というシンに、「真のサッカーは戦争なんだ！」と教えるコーチのファン。だが、兄弟子”鉄の頭”が降伏を申し出る。

「少林サッカー」の魅力が、CGを使った“大げさ”な点だけではなく、シュールでアナーキーな点にもあることが、このシーンで分かる。シンが、「まるで戦場のよう」だと思っていると、本当にその場が戦場になり、鉄条網が登場し、爆弾が落ちて砂ぼこりが舞い、銃弾が飛び交うのだ。シンの心象風景という説明がされているが、面白さのためなら自由闊達に想像力を膨らませて作られているのが楽しい。

CGを使った”大げさ”な魅力も、もちろんある。空中をクルクル回りながら飛んできて、シンの近くに落ちる”鉄の鎧”。「クルクル回って宙を舞う人間」は、「少林サッカー」に多く登場する。単純に見ていて楽しいシュールさがいい。

戦場シーンは、映画の中の戦場描写に革命を与えた「プライベート・ライアン」のパロディともいえる。飛び交う銃弾の軌跡や、“ヒュンヒュン”という音の迫力は、なかなかだ。

面白さのためなら、CGだろうが、パロディだろうが、シュールな展開だろうが何でもやる、「少林サッカー」のサービス精神がある。広場で男たちともめた時の様子を見ると、シン1人で対抗できるような気がするが、そんな設定は無視して、その場でのエンタテインメント性が優先されている。

登場人物・キャスト

IMDb

人物 1 少林サッカー

シン

俳優：チャウ・シンチーシンは、少林拳を世に広めることを目的にしている男。サッカーの大会に出場して少林拳・・・を広めることを思いつき、かつて「黄金の右脚」と言われたファンにコーチになってもらい、サッカーチームを結成する。兄弟弟子に声を掛けに行くも、当初は色よい返事をもらえない。だが、考え直した兄弟弟子たちと「チーム少林拳」を結成する。サッカーは・・・

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人物 2 少林サッカー

ファン

俳優：ン・マンタファンは、シンが結成した「チーム少林拳」のコーチを務める人物。かつては、「黄金の・・・右脚」の異名を持った名サッカー選手だったが、ハンの策略に乗せられ、八百長に関与した上に、わざとPKを外したことに怒った観客に襲われ、右脚を折られて選手生活を断念。その後20年に渡り、ずっと右脚を引きずりながら、ハンに仕えてきた。ハンからサッ・・・

セリフ・名言

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セリフ・名言 5 少林サッカー

ファン「究極のサッカーは、戦争なんだよ」

0:53:00頃チーム少林拳は、練習試合に臨む。だが、対戦相手はラフプレーを・・・連発し、しまいには凶器を武器にチーム少林拳のメンバーをぶちのめし始める。だが、コーチのファンは見て見ぬふりをする。そんなファンとシンのやり取り。まだサッカーを甘く見ていたチーム少林拳のメンバーだったが、この後覚醒する。・・・