名シーン紹介　少林サッカー

チーム少林拳、1回戦を圧勝

重要な部分に触れている場合があります。

時間：　1:10:25頃

見どころ
・相手に何もさせないチーム少林拳の強さ
・静と動のバランス
・繰り返し登場するPUMAのロゴ

シンを始めとするチーム少林拳が、大会の1回戦に望む。道着を着た、一見すると奇天烈なチーム少林拳をバカにしている、相手の”チームPUMA”の選手。だが、シンが放った強烈なシュートが、センターサークルから一直線にゴールに吸い込まれていき、チーム少林拳がただ者ではないことを知る。一方的にゴールにゴールを重ねたチーム少林拳は、40対0で圧勝する。

覚醒した兄弟弟子たちとシンによる、チーム少林拳の強さは圧倒的だ。ストレートにキックしてもゴールが決まってしまう。”鉄の頭”が長いジャンプからヘディングをしても決まり、シンが回し蹴りの要領でシュートしても決まる。しまいには、ボールだけではなく、相手のチームの選手ごとゴールに押し込んでしまう。どういう状況で選手ごと飛ばされたかの説明はない。だが、映像的に面白い。

といった、派手でシュールでハチャメチャのゴールに加えて、強烈なシュートを食らってうずくまるキーパーの横を、チョンとボールを蹴ってゴールを決めるなど、静と動のバランスも見事。パスを回すシーンでの、滑らかで華麗なボールさばきも見逃せない。あらゆる面で映像的に楽しませてくれる。

ちなみに、相手チームが着ているユニフォームには、世界的スポーツ用品メーカーのPUMAのロゴがある。ボールもPUMAだし、PUMAのショップでメンバーは靴をプレゼントしてもらう（正確には、強盗のように奪っていく）。シュートがPUMAのロゴであるヒョウの形の炎を形作るシーンもある。「少林サッカー」に協力をしているのだろうが、その見返りとしての効果は大きいだろう。インパクトもあり、それでいて作品内容とも融合していて、押し付けがましくない（正確には、押し付けがましいが、そんなことは気にならいくらい面白いので気にならない）。PUMAがサッカー用品としてすでに高いブランドを持っているというのも、いやらしくならない理由の1つだろう。

登場人物・キャスト

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人物 1 少林サッカー

シン

俳優：チャウ・シンチーシンは、少林拳を世に広めることを目的にしている男。サッカーの大会に出場して少林拳・・・を広めることを思いつき、かつて「黄金の右脚」と言われたファンにコーチになってもらい、サッカーチームを結成する。兄弟弟子に声を掛けに行くも、当初は色よい返事をもらえない。だが、考え直した兄弟弟子たちと「チーム少林拳」を結成する。サッカーは・・・

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人物 5 少林サッカー

鉄の頭

俳優：ウォン・ヤッフェイ鉄の頭は、シンの兄弟子でチーム少林拳に加わる人物。「鉄の頭」は通称だが、本名は不・・・明。通称の通りの固い頭を持っており、サッカーでは強烈なヘディングを武器にする。チームに加わる前は、ナイトクラブで働いていた。シンと2人で、客前で歌を披露するものの、メチャクチャな歌詞と下手くそな歌声のため、客からブーイングを浴び、ボコボ・・・