七人の侍 セリフ・名言

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セリフ・名言 1 七人の侍

字幕「戦国時代-あいつぐ戦乱と、その戦乱が生み出した野武士の横行。ひづめの轟が良民の恐怖の的だった-その頃」

0:02:50頃 「七人の侍」のオープニングに表示される字幕。舞台となる時代は戦・・・国時代、場所は山あいにある農村である。・・・
セリフ・名言 2 七人の侍

利吉「忘れたのか!今、俺たちの食ってるコメは、どんなことして・・・」

0:07:00頃 以前に襲ってきた野武士が、収穫を終えた頃に再びやって来ることが・・・わかった農村では、村人たちが集まって話し合いが行われている。野武士と戦うことを主張する利吉だったが、観念して野武士に食糧を差し出すことを主張する者もいる。そんななかでの利吉の言葉。具体的に語られないものの、村人たちが思い出したくない過去があ・・・
セリフ・名言 3 七人の侍

勘兵衛「この飯、おろそかには食わんぞ」

0:31:55頃 農村を守ってくれる侍を探して、宿場町にやって来た4人の農民たち・・・。小屋に立てこもった強盗から赤ん坊を助け出した勘兵衛に目をつけた農民たちは、村を守ってくれるように頼む。はじめは断っていた勘兵衛だったが、宿場の男たちから農民たちの事情を聞いて、引き受けることにする。・・・
セリフ・名言 4 七人の侍

儀作「おら10人は仕方がねえと思っていただよ。だども、10人つったら15人になるだ。まあ、そういったもんだ」

0:33:10頃 農村を守ることに同意した勘兵衛は、全部で7人の侍が必要と考える・・・。一足先に村に戻った万造たちは、長老の儀作に報告に行く。侍に村を守ってもらうことに決めた儀作には、侍の人数が予定よりも多くなることはお見通しだった。・・・
セリフ・名言 5 七人の侍

儀作「野伏せり来るだぞ!首が飛ぶつうのに、ヒゲの心配してどうするだ!」

0:33:35頃 7人の侍が村に来ることになり、侍が美しい自分の娘の志乃をはじめ・・・とする女たちに手を出すことを心配する万造。そんな万造を儀作が一喝する。だが、万造の心配は収まらず、志乃の髪を無理やり切って男になりすまさせるのだった。・・・
セリフ・名言 6 七人の侍

平八「斬り出したらキリがないでな。その前に逃げることにしておる」

0:45:20頃 勘兵衛に誘われて、農民を守る侍の1人となった五郎兵衛。仲間の侍・・・を探す五郎兵衛は、茶屋の代金を払えずにまき割りをしている林田平八と出会う。平八のことを気に入った五郎兵衛は、平八を仲間に誘い、平八も受け入れる。・・・
セリフ・名言 7 七人の侍

五郎兵衛「正直な面白い男でな。その男と話してると気が開ける。苦しい時には重宝だと思うが」

0:50:15頃 茶屋の代金を払えずにまき割りにしていた林田平八を見つけた五郎兵・・・衛は、勘兵衛にそのことを報告し、平八を見込んだ理由を話す。だが、平八は本格的に苦しくなる戦いを前に、この世を去ってしまうことになる。・・・
セリフ・名言 8 七人の侍

平八「林田平八。薪割流を少々使います」

0:51:00頃 五郎兵衛によって農民を助ける仕事を引き受けた平八は、リーダーで・・・ある勘兵衛にあいさつをする。その時の一言。平八は、茶屋の代金を払う金がなく、まき割りをして払っていたところを、五郎兵衛によって誘われたのだった。・・・
セリフ・名言 9 七人の侍

勘兵衛「そう考えているうちに、いつのまにか、ほれ、このように髪が白くなる。そしてな、その時はもう、親もなければ身内もない」

0:51:25頃 勘兵衛が盗賊から赤ん坊を助け出したのを見た勝四郎は、勘兵衛に門・・・弟として欲しいと頼む。勘兵衛は断るものの、勝四郎はそのあとも勘兵衛のそばにいた。だが、勘兵衛は勝四郎を村に連れていくつもりはなかった。そのことを告げられた勝四郎が反論しようとした時の、勘兵衛の言葉。・・・
セリフ・名言 10 七人の侍

平八「子どもは大人より働くぞ。もっともこれは、大人扱いをしてやればの話だが」

0:53:10頃 まだ子どもの勝四郎は村へ連れて行かないと考えている勘兵衛。だが・・・、農民や侍たちは、勝四郎を連れていくように勘兵衛を説得する。勘兵衛は折れて、勝四郎を連れていくことを認める。喜ぶ勝四郎は、満面の笑みを浮かべて勘兵衛の元にやって来る。・・・
セリフ・名言 11 七人の侍

儀作「百姓は、雨が降っても、日が照っても、風が吹いても心配ばかしだで。つまり、ビクビクするより能がねえ」

1:10:25頃 一足先に宿場町から村に戻ってきた万造は、侍たちが娘の志乃に手を・・・だすことを恐れて、いやがる志乃の髪を無理やり切って男になりすまさせていた。そのこともあって、侍が村にやってきても、村人たちは家から出てこないのだった。とりあえず長老の儀作の元を訪れた侍たちに、儀作が語る言葉。・・・
セリフ・名言 12 七人の侍

平八「なんとかとハサミは使いようで切れるか。これで7人そろいましたな」

1:13:45頃 侍たちが村に到着したが、侍たちをこわがる村人たちは家にこもって・・・しまっていた。どうしたものかと思案に暮れていると、野武士の襲来を告げる板木の音が村に鳴り響く。すると、農民たちは侍を頼って家から出てくるのだった。板木は菊千代が鳴らしたもので、野武士は襲ってきてはいなかった。農民たちは、侍を必要としているこ・・・
セリフ・名言 13 七人の侍

七郎次「戦ほど走るものはないぞ。攻むる時も、退く時も走る。戦に出て走れなくなった時は、死ぬ時だ」

1:16:55頃 村にやってきた侍たちは、野武士を迎える準備をする。かつて勘兵衛・・・の臣下だった七郎次は、侍たちとともに戦う村人に、戦における走ることの重要性を伝える。七郎次の言葉通り、野武士が襲ってきた時には、侍も農民も走り回る。・・・
セリフ・名言 14 七人の侍

平八「いいか。敵は怖い。誰だって怖い。しかしな、向こうだってこっちが怖い」

1:19:45頃 村にやってきた侍たちは、野武士を迎える準備をする。侍の1人であ・・・る平八が、侍たちとともに戦う農民たちに、戦の心構えを教える。単に農民たちを鼓舞するのではなく、恐怖を認めた上で、相手も恐怖を抱いているということを語る。・・・
セリフ・名言 15 七人の侍

勘兵衛「落ち武者になって竹槍に追われた者でなければ、この気持ちは分からん」

1:27:20頃 農民が持っているやりを見た菊千代は、落ち武者狩りをして手に入れ・・・た武具を農民たちが隠し持っていることに気づく。武具を勘兵衛たちのところに持ってきた菊千代だが、農民たちが落ち武者狩りをしていたことに、七郎次や勘兵衛をはじめとして、他の侍たちもショックと怒りを感じるのだった。・・・
セリフ・名言 16 七人の侍

菊千代「一体百姓はどうすりゃいいんだ!百姓はどうすりゃいいんだよ!くそー。ちくしょう・・・ちくしょう・・・」

1:28:40頃 農民たちが落ち武者狩りをしていたことに怒りとショックを感じてい・・・る侍たち。そんな侍たちの姿を見た菊千代の言葉。言ったあと、菊千代は涙に暮れる。刀を持っている菊千代だったが、実際は百姓の出であることがわかる。・・・
セリフ・名言 17 七人の侍

勘兵衛「人を守ってこそ、自分も守れる。己のことばかり考えるやつは、己をも滅ぼすやつだ!」

1:45:10頃 村を守る方策を考えた勘兵衛は、離れている3つの家を守ることが難・・・しいため、捨てるように命じる。離れ家に住んでいる茂助は、そのことに反発して、仲間から去って行こうとする。そんな茂助に対して、勘兵衛は刀を抜いて仲間のもとに戻させる。その時の勘兵衛の言葉。・・・
セリフ・名言 18 七人の侍

志乃「弱虫!侍のくせに!」

2:03:35頃 父の万造によって無理やり髪を切らされ、男のフリをさせられた志乃・・・。だが、女性であることが勝四郎に知られてしまい、それ以来相思相愛の仲となる。勝四郎に身をささげようとする志乃だったが、勝四郎はためらう。そんな勝四郎への志乃の言葉。・・・
セリフ・名言 19 七人の侍

儀作「よし!せがれの仇、討たせるだ!誰か、手を貸してやれ!」

2:11:35頃 物見の野武士を捕らえた侍たち。野武士にひどい目にあわされてきた・・・農民たちは、野武士を殺そうとする。止めようとする侍たちだったが、老い先短い久右エ門の婆様が、息子の仇を取るために、クワを持ってゆっくりと近づいていく。その時の長老の儀作の言葉。この様子を見た侍たちは、何も言えなくなり、その場を立ち去る。・・・
セリフ・名言 20 七人の侍

勘兵衛「おぬし、苦しい時には重宝な男と言ったの。苦しくなるのはこれからだが」

2:20:20頃 平八、菊千代、久蔵と利吉は、野武士の砦を襲い、火を放って数人の・・・野武士を殺す。野武士の砦にいた女性の中には、捕らえられていた利吉の女房がいた。利吉の女房は、利吉の姿を見て火の中に飛び込んでいく。女房を追おうとする利吉を止めた平八は、野武士によって撃ち殺される。死んだ平八について、勘兵衛が五郎兵衛に語る言・・・
セリフ・名言 21 七人の侍

勘兵衛「よい城にはきっと隙がひとつある。その隙に敵を集めて勝負をする。守るだけでは城は持たん」

2:25:50頃 村の東西南北の入り口のうち、北以外の入り口には柵を作るなどして・・・防御を固めていた。だが、北の防御だけは甘くしていた。そのことについての五郎兵衛と勘兵衛のやりとり。勘兵衛の策に、野武士たちは見事にはまる。・・・
セリフ・名言 22 七人の侍

菊千代「こいつは俺だ!俺もこの通りだったんだ!」

2:32:50頃 離れの水車小屋を野武士が襲う。水車小屋には、長老の儀作と儀作を・・・助けに来た息子夫婦と赤ん坊がいた。助けに向かった菊千代だったが、助け出せたのは赤ん坊だけだった。赤ん坊を腕に抱えた菊千代は、赤ん坊に自分を重ね合わせて絶叫する。・・・
セリフ・名言 23 七人の侍

勘兵衛「抜け駆けの功名は手柄にならん!いいか、よく聞け。戦は一人だけでするものではない!」

2:54:35頃 野武士が持っている3丁の銃が、侍や農民たちの脅威となっていた。・・・少しでも脅威を減らすため、野武士たちを襲って1丁の銃を奪ってくる久蔵。久蔵の活躍を勝四郎が憧憬を込めて語るのを聞いた菊千代は、勝手に持ち場を抜け出して野武士の元から銃を奪ってくる。だが、持ち場を離れた菊千代を、勘兵衛は叱りつける。・・・
セリフ・名言 24 七人の侍

利吉「好きで一緒になったものを、グズグズ言うことはねえ!野伏せりにくれてやったのと、訳が違うぞ!」

3:12:10頃 決戦前夜。勝四郎と志乃の関係を知った万造は、怒って志乃を殴る。・・・万造は、侍が娘に手を出すことを恐れて、志乃の髪を無理やり切って、男になりすまさせていたのだった。そんな万造を、女房を野武士に連れ去られ、砦で女房が死んでしまった利吉が一喝する。・・・
セリフ・名言 25 七人の侍

菊千代「1本の刀じゃ5人と斬れん!」

3:15:00頃 自分が持ち場を離れたせいで、農民の与平や侍の五郎兵衛といった多・・・くの被害を出してしまったことに、菊千代は責任を感じていた。野武士との最終決戦を前にして、菊千代は刀を何本も土に刺している。その様子を見た七郎次と菊千代のやりとり。・・・
セリフ・名言 26 七人の侍

勘兵衛「勝負は、この一撃で決まる!」

3:15:20頃 野武士との最終決戦の前にして、勘兵衛が農民や侍たちに向けて叫ぶ・・・言葉。このあと、土砂降りの雨の中で、泥だらけになりながらの激しい戦いが繰り広げられる。農民や侍たちにも多くの犠牲が出るものの勝利を収める。・・・
セリフ・名言 27 七人の侍

勘兵衛「今度もまた、負け戦だったな。勝ったのはあの百姓たちだ。わしたちではない」

3:24:35頃 野武士を撃退した農村では、明るい表情の農民たちが、歌を歌いなが・・・ら田植えにいそしんでいる。その様子と侍たちの墓を見た勘兵衛の言葉。7人の侍のうち、平八、五郎兵衛、久蔵、菊千代は死に、生き残ったのは勘兵衛、七郎次、勝四郎の3人だけだった。・・・
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