セリフ・名言 雨に唄えば
ドン「君の体の骨をみんな砕いてやりたいよ」
重要な部分に触れている場合があります。
ドン「どうしてだ、このガラガラヘビ!あの子をクビにしたなんて」
リナ「もし、あの娘をつかまえたら、他にもしてやるわ」
ドン「こんなにも下劣な話は聞いたことがない。なんでそんなことをするんだ」
リナ「あなたがあの娘のことを好きだからよ」
ドン「その通りさ。君を憎む気持ちは、キャシーを好きな気持ちの倍以上だよ。卑劣な女め」
リナ「棒と石は、私の骨を砕くかもしれない」
ドン「君の体の骨をみんな砕いてやりたいよ」
リナ「誰かあなたの味方になる?大マヌケさん」
Don Lockwood:Why, you rattlesnake! You got that poor kid fired.
Lina Lamont: That's not all I'm gonna do if I ever get my hands on her.
Don Lockwood: I never heard of anything so low. Why did you do it?
Lina Lamont: Because you liked her. I could tell.
Don Lockwood: So that's it. Believe me, I don't like her half as much as I hate you, you reptile.
Lina Lamont: Sticks and stones may break my bones...
Don Lockwood: I'd like to break every bone in your body.
Lina Lamont: You and who else, you big lummox?
0:32:15頃
ドンとリナの新作「闘う騎士」の撮影が開始される。本番直前に、リナの口から、キャシーをクビにさせたのはリナだったことを聞かされるドン。驚き、怒りを感じながらも、本番がスタートしてしまう。本番中にもかかわらず、愛のセリフを言っているように、互いをののしり合う。リナの「棒と石は、私の骨を砕くかもしれない」は、英語のことわざ。本来はこの後に「だけど、言葉は私を傷つけない(but words will never hurt me.)」という言葉が続く。責めるドンを、リナは挑発している。
本番中でもこうしたやり取りが可能なのは、作られているのがサイレント映画で音は収録していないから。セリフは字幕で表現されるため、撮影中に話す言葉と異なっていても問題ないのだった。
登場人物・キャスト
IMDb
人物 1
雨に唄えば
俳優:ジーン・ケリー
ドン・ロックウッドは、ハリウッドの映画俳優。元はヴォードヴィルに出ていたが、ハリ・・・ウッドにやって来て、当初は撮影時の気分を盛り上げるためのヴァイオリンの演奏者として働く。やがて、スタントマンを買って出たことがきっかけで、俳優となる。リナ・ラモントとコンビを組んだ映画で、サイレント期の映画スターとして人気を博す。サイレント・・・
IMDb
人物 4
雨に唄えば
俳優:ジーン・ヘイゲン
リナ・ラモントは、ドン・ロックウッドのコンビで有名な映画スター。甲高い悪声と強い・・・なまりの持ち主だが、サイレント映画の時代だったために観客には分からず、スターの名声を傷つけることはなかった。だが、時代がトーキーに移行すると、悪声となまりが影響し、トーキー第1作「闘う騎士」では観客の笑いを誘ってしまう。
自分の歌をキャシ・・・
その他のセリフ・名言