登場人物・キャスト　ゴッドファーザーPART II

マイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)

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The Godfather: Part 2 (1/8) Movie CLIP - My Offer is Nothing (1974) HD

マイケル・コルレオーネは、コルレオーネ・ファミリーのドンである、映画「ゴッドファーザーPART II」の登場人物。ヴィトー・コルレオーネの三男であり、前作でヴィトーからドンの座を継いでいた。ニューヨークからネバダ州へと拠点を移し、ホテルやカジノ経営で利益を上げていたが、表立っては関わっていない形となっていた。妻のケイとの間に、長男アンソニー、長女メアリーがおり、3人目の子どもをケイが身ごもっている。

側近として、父の時代からのコンシリエーリ（相談役）で弁護士のトムがいる。また、ボディガード兼殺し屋として、アル・ネリ、ロッコ・ランポーネがついている。ネバダ州タホ湖のほとりに自宅がある。髪を後ろになでつけ、高級なスーツを着用している。

1958年．ラスベガスのカジノホテルの権利を取得するために、パット・ギーリー上院議員から多額の金を要求された上に、ファミリーを侮辱される。その後、ギーリー上院議員に対して、自分たちに従わざるを得ない状況に持っていく。また、マイアミに住むユダヤ人マフィアのボスであるハイマン・ロスと、キューバでの事業を協力する話が進んでいる。一方で、ハイマン・ロスがバックについているロサト兄弟と、父の時代からの仲間であるフランク・ペンタンジェリがもめるという複雑な状況となる。

ある夜、寝室の窓の外からマシンガンで撃ち殺されそうになる。トムに全権を任せて、フロリダとニューヨークへと出発する。自分の命を狙ったのはロスと考え、ロスの懐に入り込むために、ロスには「フランクを消す」という話をし、フランクにはロサト兄弟との和解を命じる。だが、ロスがフランクを殺害しようとし、ロスは自分の命も狙っていると考える。

ロスとともにキューバを訪問し、キューバの大統領らと面会する。一方で、革命軍によって現在の政権が倒される可能性があると考え、大統領への賄賂である200万ドルをロスに渡さず、ロスの怒りを買う。新年のパーティのあと、ロスが自分を殺すと考えており、脱出の手配を整える。その間にフレドがロスとつながっていることを知り、ショックを受ける。1959年の新年を迎えるパーティで、大統領が退位を宣言したために起こった混乱の中、アメリカへと戻る。

組織犯罪への関与や、過去の殺人事件についての上院の公聴会に呼び出される。フランクが生きており、自分に不利な証言をすることを知り、フランクの兄をシチリアから連れて来ることでフランクの証言を封じ、公聴会を乗り切る。一方で、ケイの流産が中絶だったことを知って激怒。ケイと離婚し、兄のフレドにも絶縁を告げる。

母の死後、妹のコニーに頼まれてフレドと和解したかと思われたが、フレドをアル・ネリに殺害させる。さらに、ロスを暗殺させ、フランクも自殺に追い込む。敵を排除するものの、孤独の色を深める。

・状況を冷静に分析して行動する一方で、ケイから中絶を言われた時には、怒りから思い切りケイをビンタする姿を見せる。また、長年のパートナーであるトムに対しても、疑いを向けるようになる。敵を絶対的に排除することにこだわり、兄であるフレドも許さない冷酷さを見せる。

・信頼していたフレドの裏切りにショックを受ける。フレドの唇にキスをしたあとに頭を両手で挟み、フレドに裏切りを知っていることを告げる。また、母を悲しませたくないため、母が生きている間はフレドを殺さないことにする。

キャスト

マイケル・コルレオーネを演じているのは、前作に引き続いて、アメリカの俳優であるアル・パチーノ。公開時34歳頃。前作での助演男優賞に続いて、アカデミー主演男優賞にノミネートされたが、受賞は逃した。同時期の出演作には、「スケアクロウ」(1973)、「セルピコ」(1973)、「狼たちの午後」(1975)などがある。

ギーリー上院議員の要求を突っぱねるマイケル

1958年のネバダ州レイク・タホ。マイケル・コルレオーネの長男アンソニーの初聖体・・・祭が行われ、湖畔では豪華なパーティが開かれている。アンソニーの名前で大学へ寄付をしたマイケルは、パット・ギーリー上院議員とセレモニーを行う。その後、マイケルとパット・ギーリー上院議員は部屋で話をする。マイケルが新しく取得しようとしている・・・

シーン 3 ゴッドファーザーPART II

フレドに絶縁を言い渡すマイケル

フレドとハイマン・ロスが内通していることを知ったマイケルは、キューバでフレドにそ・・・のことを告げ、おびえたフレドはニューヨークへ逃げていた。一方、上院の公聴会に召喚されたマイケルは、フランクがマイケルに不利な証言をすることを知る。ニューヨークからマイケルの自宅に連れられていたフレドは、マイケルから話を聞かれる。フレドは・・・

シーン 4 ゴッドファーザーPART II

中絶だったことをマイケルに告げるケイ

マイケルの犯罪への関与を追及する上院での公聴会が開かれる。マイケルに殺害されかけ・・・たと思っているフランクが不利な証言をするとわかったマイケルは、シチリアからフランクの兄を呼び寄せて、フランクの口を封じる。危機を乗り切ったマイケルだったが、妻のケイから子どもを連れて家を出ると言われる。マイケルはケイを説得しようとする。・・・

シーン 6 ゴッドファーザーPART II

「誰でもあっても殺せる」

フレドと絶縁していたマイケルだったが、コニーの仲介もあり、母の葬式でフレドと和解・・・する。一方で、マイケルは母が生きている間はフレドに手を出さないと決めていた。そんなマイケルは、帰国するハイマン・ロスの殺害について、トムたちと話をする。ロスの殺害の難しさを語るトムに、マイケルは「誰であっても殺せる」と話す。そんなマイケルを・・・

シーン 8 ゴッドファーザーPART II

コルレオーネ・ファミリーの回想

実の兄のフレドを含む敵を粛清したマイケルは、過去を回想する。1941年のニューヨ・・・ークで、父ヴィトーの誕生パーティが準備されている。ソニー、フレド、マイケル、コニーの兄弟がそろい、トムもいる。長男のソニーは、友人でのカルロをコニーに紹介する（2人はのちに結婚する）。太平洋戦争の話題となり、マイケルは海兵隊に入隊したこ・・・

セリフ・名言 1 ゴッドファーザーPART II

マイケル「この者たちを心から信頼しています。席を外せと言うことは侮辱することになる」

0:16:35頃カジノの免許の取得について、自宅の書斎でギーリー上院議員と話を・・・するマイケル。弁護士のトム・ヘイゲン、ボディガードのロッコ・ランポーネとアル・ネリも同席する。2人きりで話をするつもりだったギーリーに対するマイケルの言葉。・・・

セリフ・名言 2 ゴッドファーザーPART II

マイケル「私たちはお互いに偽善者です、議員。だが私のファミリーについて、そんなことを言ってはいけない」

0:18:30頃カジノ免許の取得について、上院議員のギーリーと話をするマイケル・・・。ギーリーは、通常の免許料に加えて、多額の賄賂を要求する。さらに、マイケルやコルレオーネ・ファミリー、イタリア系アメリカ人を侮辱する言葉をマイケルに言う。ギーリーはこのあと、侮辱の代償を支払うことになる。・・・

セリフ・名言 5 ゴッドファーザーPART II

マイケル「我が家でだ！妻も寝る寝室でだぞ！子どもたちもオモチャで遊ぶ部屋だ。我が家だ」

1:06:30頃自宅の寝室で、マイケルはマシンガンによって撃ち殺されかけた。ド・・・ンの仕事をトムに任せたマイケルは、マイアミのハイマン・ロスを訪れたあと、ニューヨークのフランクの元を訪れる。その時のやりとり。マイケルの剣幕に、フランクはたじたじとなる。・・・

セリフ・名言 6 ゴッドファーザーPART II

マイケル「父はこう言った。“友人は近くに、敵はもっと近くに”」

1:08:45頃ニューヨークのフランクの屋敷を訪ねたマイケル。フランクは、かつ・・・てマイケルたちが住んでいた屋敷に住んでいた。かつての父ヴィトーの書斎で、マイケルがフランクに語る言葉。マイケルはフランクに、敵であるハイマン・ロスの懐に入り込むために、ロサト兄弟と和解するように頼む。「友人は近くに、敵はもっと近くに」の・・・

セリフ・名言 7 ゴッドファーザーPART II