登場人物・キャスト　ラストサムライ

明治天皇(中村七之助)

重要な部分に触れている場合があります。

明治天皇は、勝元が忠誠を誓っている、映画「ラストサムライ」の登場人物。東京に来た勝元を「先生」と呼ぶなどして頼りにしているものの、力の強い政治家である大村らの意見に押され、勝元を反乱軍として鎮圧する流れを止められない。勝元の死後、オールグレンから勝元の刀を献上され、勝元の思いを感じ取る。自分たちの伝統を大切にする必要性を感じ、自分の利益のために性急にアメリカからの武器の購入を進めようとする大村を止める。

・めったに顔を見せないと言われているが、来日したオールグレンの謁見の際には姿を見せ、インディアンが鷲の羽を身につけたり顔に色を塗ったりすることについて質問するなどの興味を示す。

キャスト

明治天皇を演じているのは、中村七之助。公開時20歳頃。歌舞伎役者であり、3歳から舞台に立っている。同時期の出演作には「インストール」(2004)などがある。

「ラストサムライ」の関連項目

セリフ・名言 32 ラストサムライ

天皇「われわれが何者であるかを、われわれの歴史と伝統を忘れてはならない」

2:20:15頃政府軍との戦いに敗れ反乱者として死んでいった勝元の刀を、オール・・・グレンから受け取った天皇。勝元が天皇に伝えたかったメッセージを感じ取った天皇の言葉。天皇は、大村がアメリカと進めている武器の独占購入について、見直すように命じるのだった。・・・

セリフ・名言 33 ラストサムライ

天皇「勝元がどのように死んだかを教えてくれ」　オールグレン「どのように生きたかをお伝えいたしましょう」

2:22:25頃政府軍との戦いに敗れ反乱者として死んでいった勝元。その勝元の刀・・・をオールグレンから受け取った天皇とオールグレンのやり取り。勝元が何のために死んでいったかは、勝元がどのように生きたかと同じだった。・・・

キーワード 2 ラストサムライ

時代背景（明治初頭、南北戦争）

「ラストサムライ」は1876年から1877年にかけての物語である。和暦では明治・・・9年から10年であり、映画の出来事と共通点がある西南戦争が起こったのは明治10年である。一方、アメリカでは南北戦争が終結したのが1865年であり、アメリカ政府がインディアンに対する征服を進めて「フロンティアの消滅」を宣言したのが1890年で・・・

人物 2 ラストサムライ

勝元盛次

俳優：渡辺謙勝元盛次は、日本で反乱軍を指揮する侍である、映画「ラストサムライ」の登場人物。・・・明治維新の立役者の1人だが、性急に外国と交易を行うなどの新政府の方針に反対しており、反乱軍と位置づけられている。天皇に反乱を起こしているのではなく、大村が中心となっている政府に反乱を起こしており、反乱は天皇に対しての忠義であると信じている。・・・

人物 1 ラストサムライ

ネイサン・オールグレン

俳優：トム・クルーズネイサン・オールグレンは、日本にやって来る元アメリカ陸軍大尉である、映画「ラスト・・・サムライ」の登場人物。南北戦争に従軍し、ゲティスバーグの戦いでは名誉勲章を与えられる活躍を見せた。だが、女性と子どもしかいないインディアンの村の虐殺に参加したことが心の傷となっており、オールグレンの反対を聞き入れずに虐殺を指揮した、ベンジ・・・