ストーリー・あらすじ紹介　ロード・オブ・ザ・リング／二つの塔

指輪を狙うゴラム

旅の仲間と別れて、サムと2人でモルドールに指輪を捨てに向かうフロド。フロドの持つ指輪を狙って、夜にゴラムが襲ってくる。予期していたフロドとサムはゴラムを捕らえる。サムはゴラムを置いていこうとするが、フロドはゴラムの縛る縄をといてやり、モルドールの黒門まで案内するように頼む。ゴラムは引き受け、フロドに恩を感じる。

シーン 1

指輪を奪うためにフロドを襲撃するゴラム

旅の仲間と別れて、サムと2人でモルドールに指輪を捨てに向かうフロド。2人は誰かに・・・後をつけられていることに気づく。かつての指輪の所有者だったゴラムが、指輪を奪おうと狙っていたのだった。ある夜、寝ているフロドとサムにゴラムが近づいていく。だが、予期していたフロドとサムは突如として起き上がり、ゴラムを捕まえようとする。だ・・・

ローハンの危機

ピピンとメリーをサルマンの元に連れて行こうとするウルク＝ハイの群れを、アラゴルン、レゴラス、ギムリの3人が追う。一方、冥王サウロンと手を組むサルマンは、人間の国ローハンをウルク＝ハイやオークに襲わせる。ローハンの国王セオデンは、サルマンと手を組む奸臣グリマの言いなりとなっている。サルマンの軍と戦うように進言した王の甥であるエオメルは、グリマから追放を言い渡される。

森に逃げるメリーとピピン

夜。休息を取るウルク＝ハイの群れを、エオメルの軍が襲う。戦闘の混乱の中で、ピピンとメリーは、ファンゴルンの森に逃げ込もうとする。翌朝、エオメルと出会ったアラゴルンたちは、エオメルの軍勢がウルク＝ハイを皆殺しにしたことを聞く。メリーとピピンも戦闘で死んだと思ったアラゴルンたちだったが、草を這った跡が森に入っていくのを見つけ、メリーとピピンは森に逃げたことを知る。

木の髭

ファンゴルンの森、メリーとピピンは生きた木であるエントの「木の髭」に見つかる。2人をオークと勘違いしたエントは、“白の魔法使い”の元に2人を連れて行く。2人はサルマンの元に連れて行かれると思う。一方、フロドとサムは、ゴラムの案内で近道の死者の沼地を通る。沈む死者に呼び寄せられるように沼に落ちたフロドを、ゴラムが助ける。その後、指輪を探すナズグルが黒いドラゴンに乗って現れ、フロドたちは身を隠してやり過ごす。

シーン 2

木の髭との出会い

オークたちに捕まり、サルマンの元へと連れて行かれるピピンとメリー。だが、オークた・・・ちが人間のエオメルの軍に襲撃された混乱のすきに、ピピンとメリーはファンゴルンの森に逃げ込む。森に逃げ込んだ2人を、1体のオークが追いかけてくる。オークから逃げるために、2人は木の上に登る。だが、オークはメリーの足を引っ張って引きずり下ろ・・・

復活したガンダルフ

メリーとピピンを探してファンゴルンの森に足を踏み入れたアラゴルンたちは、バルログとともに奈落に落ちたものの、バルログを倒して復活したガンダルフと再会する。ガンダルフはメリーとピピンの無事を伝える。ガンダルフたちは、ローハンを救うために首都のエドラスに向かう。一方、フロドたちはモルドールの黒門に到着する。警備が厳重な中を突入しようとするフロドをゴラムが止め、別の道を知っていると話す。

シーン 3

復活したガンダルフ

オークに捕まったピピンとメリーを探すアラゴルンたちは、2人がファンゴルンの森に逃・・・げ込んだことを知る。森を探すアラゴルンたちの前に、白い魔法使いが姿を現す。サルマンだと思ったアラゴルンたちは攻撃するものの、白い魔法使いはあっさりと攻撃をはねのける。サルマンだと思われた白い魔法使いは、バルログとともに地底に落ちて死んだ・・・

若返るセオデン王

ローハンの国王セオデンのいるエドラスに、ガンダルフたちが到着する。ガンダルフはセオデンを操っているのはサルマンであることを見破り、セオデンからサルマンを追い出す。セオデンはみるみる若返っていき、活力を取り戻す。サルマンと手を組んでセオデンを操っていたグリマは、セオデン王によって国を追われる。

シーン 4

みるみる若返るセオデン王

中つ国に戻ってきたガンダルフは、人間の国ローハンに危機が迫っていることを感じ取り・・・、再会したアラゴルンたちとローハンに向かう。ローハンでは、衰弱したセオデン王が奸臣グリマに操られていた。セオデン王の元に向かうガンダルフをグリマが止めようとする。だが、ガンダルフはグリマを一喝してしりぞかせる。ガンダルフを止めようとする・・・

ガンダルフの約束

サルマンの軍隊に襲われた村から、子どもたちがエドラスに逃げてくる。ガンダルフはサルマンの軍との戦いをセオデンに求めるが、セオデンは人々を連れてヘルム峡谷の要塞に立てこもることを決断する。5日目の朝に戻ってくるとアラゴルンに告げ、ガンダルフはグリマによって追放されたエオメルに救援を求めに向かう。

ゴラムの人格を追い出すスメアゴル

ゴラムを信用していないサムは、ゴラムを助けたいと考えるフロドと意見が対立する。ゴラムの中では、悪のゴラムの性格とかつてスメアゴルと呼ばれていた善良な人格が葛藤している。ある夜、スメアゴルの人格はゴラムの人格を追い出す。フロドたちは、人間の国ゴンドールの兵のリーダーであるファラミアに捕らえられる。

シーン 5

ゴラムの人格を追い出して大喜びするスメアゴル

指輪を狙うゴラムを捕らえたフロドとサム。サムはゴラムのことを嫌っていたが、フロド・・・はゴラムにモルドールの黒門までの案内を頼む。指輪の魔力のおそろしさを知るフロドは、かつて指輪を持っていたゴラムが指輪に執着する気持ちがよく分かるのだった。またフロドは、ゴラムがかつてホビットの一支族でスメアゴルという名前だったことを知ってい・・・

魔狼の襲撃

ローハンの民とともにヘルム峡谷に向かうアラゴルンは、愛するアルウェンのことを思い出す。エルフであるアルウェンに不死に国に旅立つように告げ、アラゴルンは旅立っていた。グリマから情報を得たサルマンは、ヘルム峡谷に向かうローハンの民を、魔狼に乗ったオークたちに襲撃させる。アラゴルンたちは協力してオークの集団を倒すが、アラゴルンはオークの乗る1体の魔狼とともにガケから川へと落ちてしまう。

シーン 6

魔狼（ワーグ）に乗るオークの襲撃

正気を取り戻したローハンの王セオデンは、サルマンの軍隊が襲撃してくることを知る。・・・ガンダルフは戦うことを進言するが、セオデン王は堅牢な砦のあるヘルム峡谷に立てこもることを決意する。ローハンの民は、ガンダルフたちもともにヘルム峡谷に向かう。移動中を狙って、サルマンの軍勢が襲いかかってくる。サルマンの軍勢は魔狼（ワーグ）・・・

不死の国に旅立つアルウェン

サルマンは、1万に及ぶ兵士をヘルム峡谷に向かわせる。エントに乗って森を移動していたピピンとメリーは、サルマンの軍勢を遠くから見かける。川に落ちたアラゴルンは生きており、馬に乗ってヘルム峡谷に向かう。一方、エルフの国ではアラゴルンを待つことに決めたアルウェンを、父エルロンドが説得する。たとえ今の戦いをアラゴルンが生き延びたとしても、人間であるアラゴルンは死を迎えると説得されたアルウェンは、不死の国に向かうことに同意する。

ファラミア

フロドとサムを捕らえたファラミアは、自分がボロミアの弟であることを告げる。そして、スメアゴルを捕らえるために、フロドに協力を求める。協力しなければスメアゴルを殺すと脅されたフロドは、池にいるスメアゴルを呼び出し、ファラミアはスメアゴルを捕らえる。フロドにだまされたと考えたスメアゴルに、ゴラムの悪の性格が戻ってくる。

ヘルム峡谷

フロドが指輪を持っていることを知ったファラミアは、フロドをゴンドールに連れていくことにする。ヘルム峡谷にたどり着いたアラゴルンは、サルマンの軍勢が襲ってくることをセオデン王に告げる。門を閉じて迎え撃つ準備をするものの、戦える兵士の数は少ない。アラゴルンはゴンドールに援軍を求めるようにセオデン王に進言するものの、セオデン王はこれまでもゴンドールは協力的ではなかったことを語る。

援軍

メリーとピピンを乗せて移動していたエントの木の髭は、他のエントたちと今起こっている戦いに参加するべきかについて話し合う。一方、ヘルム峡谷では300人で1万のサルマンの軍を迎え撃つという絶望的な戦いに士気は上がらない。それでもアラゴルンは希望を捨てない。そこにエルフのハルディアが援軍を引き連れて現れる。

ヘルム峡谷の戦い

夜。土砂ぶりの中を、サルマンの軍勢がヘルム峡谷に近づいてくる。戦いが始まり、近づいてくるサルマンの軍勢に、ローハンの軍が弓矢の雨を降らせる。それでも近づいてくるウルク＝ハイたちは、城壁にハシゴをかけて中に入ろうとし、アラゴルンたちが剣で応戦する。一方、エントたちは長い話し合いを続けた結果、戦いには参加しないことに決める。

シーン 7

ヘルム峡谷の戦いの火蓋が切られる

サルマンの軍勢の襲来から民を守るために、ローハンの王セオデンはローハンの民ととも・・・にヘルム峡谷に立てこもる作戦を取る。そのヘルム峡谷に、1万を超えるサルマンの軍勢が押し寄せる。エルフの援軍が駆けつけてくれたとはいえ、圧倒的にサルマンの軍勢の方が数的には優勢だった。迫りくるサルマンの軍勢に城壁の中から矢が放たれ、戦いの・・・

退却

ウルク＝ハイの軍勢は、城壁の下にある小さな水路で爆弾を爆発させ、破壊された城壁から中に押し寄せる。さらに、正門に押し寄せたウルク＝ハイをアラゴルンとギムリが止めようとするものの、突破されてしまう。セオデン王は全軍に砦の中への退却を命じる。一方、メリーとピピンは、木の髭をサルマンのいるアイゼンガルドの近くに向かわせる。アイゼンガルドがサルマンによって焼き払われているのを知った木の髭は怒り、仲間のエントを呼んでサルマンのいるアイゼンガルドの攻撃に向かう。

駆けつけるガンダルフとエオメル

フロドを父の元に連れて行こうとするファラミアだったが、指輪を狙ったナズグルの襲撃を受ける。一方、朝を迎えたヘルム峡谷では、アラゴルンやセオデン王が最後の反撃を決意し、城からサルマンの軍勢に突っ込んでいく。そこに、約束通りにガンダルフがエオメルと軍勢を引き連れて戻ってくる。ガンダルフやエオメル軍の活躍で、サルマンの軍勢を撃退する。

シーン 8

ガンダルフとエオメルが援軍として駆けつける

ヘルム峡谷の戦いは、セオデン王をはじめとするローハン軍、アラゴルン、レゴラス、ギ・・・ムリ、エルフの援軍の奮闘にもかかわらず、数で優位に立つサルマン軍が優勢となる。明け方を迎え、セオデン王たちは最後の突撃を敢行することになる。最後の突撃をしたローハン軍の前に、白馬「飛蔭」に乗ったガンダルフが姿を現す。ガンダルフは、セオデ・・・

解放

アイゼンガルドは、エントの群れによって破壊される。一方、指輪の意思に負けそうになったフロドは、ナズグルに指輪を渡しそうになるが、サムに止められる。弱気になったフロドをサムが励ます。その姿を見たファラミアは、2人は解放する。ゴラムの悪の人格がよみがえったスメアグルは、フロドとサムをある女性の元に連れていき、指輪を取り戻そうと考えている。解放された2人は、スメアグルの道案内によって旅立つ。