登場人物・キャスト　テルマエ・ロマエ

山越真実(上戸彩)

重要な部分に触れている場合があります。

山越真実は、漫画家志望の女性である、映画「テルマエ・ロマエ」の登場人物。派遣社員としてバスルームのショールームで働きながら、漫画家のアシスタントをして自身も漫画家を目指している。だが、漫画家としての才能を否定され、インパクトのあるキャラクターを探している最中に、銭湯や風呂場に現れたルシウスと出会う。睡眠時間を削って漫画を書く頑張り屋で、ルシウスとの再会に備えて、ローマの歴史やラテン語も猛勉強する。

派遣先のショールームでルシウスと再会。だが、男を連れ込んだと上司に思われ、仕事をクビになってしまう。漫画家の才能も否定され、実家の温泉宿へと戻る。漫画家を諦める決意をし、母親が話を持ってきたお見合い相手とバナナワニ園でデートをする。デートの最中にルシウスと再会し、裸同然のルシウスにお姫様抱っこをされて、うっとりとした姿を見せる。その後、バナナの栽培などをルシウスに教えてやるが、ルシウスは姿を消す。

ルシウスが古代ローマ人であると考え、寝ないでラテン語を勉強。ローマ人と会話ができるまでになる。再び温泉宿に姿を現したルシウスとともに、古代ローマにたどり着く。古代ローマでは、処刑される危険があるにもかかわらず、ハドリアヌスの元にケイオニウスのテルマエ作りを断りに向かうルシウスを止めようとするが、振り切られる。その後、戻ってきたルシウスに、アントニヌスが属州の総督に命じられ、このままでは歴史が変わってしまうことを話す。

戦場近くに湯治場を作ろうとするルシウスの計画に、古代ローマにやって来た父や温泉宿の常連客たちとともに協力をし、入浴の心得を説明した絵を描いて漫画家としての腕前を発揮する。もう少し漫画家を目指す決意をし、きっかけをくれたルシウスに感謝を述べる。だが、逆にルシウスから感謝を述べられて涙を流し、元の世界へと戻る。戻る前に、ルシウスと再会を約束する。

ルシウスを主人公にした漫画を描き、出版社に持ち込む。晴ればれとした表情で歩いていると、川から橋に上がってきたルシウスと再会したところで映画は終わる。

・漫画家志望らしく、初めて裸のルシウスを見た時には「ケンシロウ？」と声をかける。また、実家の部屋には「キン肉マン」などのポスターが貼られている。

キャスト

山越真実を演じているのは、上戸彩。公開時27歳頃。同時期の映画出演作には、「おしん」(2013)などがある。

真実「ケンシロウ・・・？」

0:10:45頃アシスタントを務める漫画家先生からダメ出しを食らっていた漫画家・・・志望の真実は、銭湯の脱衣場で眠ってしまっていた。そこに、突如として現れた筋骨隆々とした謎の男ルシウスを目撃した真実の言葉。「ケンシロウ」とは、漫画「北斗の拳」の主人公のこと。・・・

セリフ・名言 6 テルマエ・ロマエ

真実「あ・・・裸の付き合いといいますか・・・」

0:29:25頃派遣先のバスルームのショールームで働いている真実の前に、再びル・・・シウスが裸同然の姿で現れる。ルシウスのことを知っている真実に、真実の上司である宇治野は関係を聞く。確かに、真実がルシウスを目撃する時は裸の場合が多かった。・・・

セリフ・名言 13 テルマエ・ロマエ

真実「あなたは無能なんかじゃない。何も恥じることなんてない！」

1:18:50頃斬新なテルマエを求めて苦悩していたルシウスは、現代日本にたどり・・・着いて日本の風呂文化を知る。日本の風呂文化を取り入れたテルマエは称賛を受けたものの、ルシウスの心の中では模倣であることがずっと重くのしかかっていた。そんなルシウスに、真実は自信を持つように話す。・・・

セリフ・名言 15 テルマエ・ロマエ

真実「私もまだまだもがいてみるよ。ありがとう。出会えて、本当に・・・って聞いてねえのがよ！」

1:30:25頃夢である漫画家への道をあきらめかけていた真実。だが、テルマエへ・・・の情熱を燃やすルシウスと出会った真実は、もう少しがんばってみることにする。古代ローマでの湯治場作りがうまくいったある夜に、真実はルシウスに感謝を述べるが、ルシウスは聞いていない。だが、聞いていないように見えたルシウスだったが、実は聞いていた・・・

セリフ・名言 16 テルマエ・ロマエ