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時間: 1:37:05頃
見どころ
・マーベリックの天才的な操縦
・機銃をかわすためにローリングする戦闘機
・空母にいる裏方の男たちの歓声
トップガンを卒業したばかりのマーベリックやアイスマンに、インド洋上での実戦の命令が届く。敵機に囲まれたアイスマンの援護にマーベリックが向かう。一時は、おびえて戦闘区域から離脱しそうになったマーベリックだったが、吹っ切ってアイスマンとともに敵機との空中戦に。機銃で撃たれながらも反撃するアイスマンを援護しつつ、ミグを撃墜。背後につかれてピンチに陥るが、急減速して相手をやり過ごし、逆に背後をついてミサイルで撃墜する。
「トップガン」のハイライト。それまでの空中戦は訓練だったが、生死を賭けた戦いとなる。最後はマーベリックの天才的な操縦が披露される。あえてスピードを落として相手をひきつけた上で急減速し、相手をやり過ごすのだ。ひきつけることでロックオンされる危険性が高まるリスクを負った作戦。実際にロックオンされた瞬間に急減速をかけており、ギリギリの攻防といえる。
マーベリックの天才的な操縦は、映像的には両機とも高速で飛行していることもあり、すごさが今ひとつ伝わりにくい。だが、雲の上を舞台にした空中戦全体の映像は、さすが軍の協力を得たものだけあり、迫力がある。戦闘機の動きでいえば、機銃をかわすためにローリングする姿が印象的だ。
マーベリックとアイスマンの活躍によって、空中戦は勝利に終わる。そのことを聞いた空母の司令室にわき起こる歓声が印象的だ。「トップガン」の魅力の1つは、空母で働く係員たちのテキパキと姿や、独特の合図やポーズのカッコよさにもある。実際に空で戦う男たちは、彼らのような裏方によって支えられているのだ。