登場人物・キャスト セッション
テレンス・フレッチャー(J・K・シモンズ)
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Whiplash TRAILER 1 (2014) - J.K. Simmons, Miles Teller Movie HD
テレンス・フレッチャーは、シェイファー音楽院の教師である、映画「セッション」の登場人物。スキンヘッドに黒ずくめの服装がトレードマーク。シェイファー音楽院の生徒たちの憧れの存在である。一方で、「第二のチャーリー・パーカーを生み出したい」という情熱のあまり、厳しい指導法で生徒たちを精神的に追いつめている。
ニーマンの演奏を聞いて、自らが指揮をするスタジオ・バンドのメンバーに選ぶ。ニーマンの初演奏の前には優しく声をかける姿を見せるが、演奏が始まるとテンポがずれていると叱責し、イスを投げ飛ばし、激しく罵倒する姿を見せる。その後、練習を重ねたニーマンの演奏を聞いて、メインのドラマーに昇格させる。だが、大会で交通事故にあったニーマンが演奏できなくなると、「おまえは終わりだ」と言い放ち、半狂乱となったニーマンにステージ上で飛びかかられる。
退学となったニーマンの証言によって、行き過ぎた指導の責任を問われて学校を追われる。その後、ジャズ・クラブで演奏をしているところを訪れたニーマンと話をする。「第二のチャーリー・パーカーを育てるためには厳しさが必要である」と主張し、自分がしてきたことは間違っていないと話す。そして、ジャズ・フェスティバルに出演する自らが指揮をするバンドのドラマーにニーマンを誘う。
実はニーマンが証言をしたことに気づいており、フェスティバルでニーマンの知らない曲を演奏してニーマンに恥をかかせることで、復讐を果たす。だが、ニーマンが勝手にドラムをたたき出す。最初は怒りを見せるものの、ニーマンが見事な演奏を見せることから、ニーマンに合わせて指揮をする。ニーマンのドラム・ソロの終わりには、ニーマンと笑顔で見交わす姿を見せる。
・かつて生徒だったショーン・ケイシーという学生を精神的に追いつめ、うつ病となったショーンが自殺したことが明らかになる。だが、バンドのメンバーには、交通事故だったと話し、ショーンがすばらしいトランペッターだったことを語り、涙を流す。
キャスト
テレンス・フレッチャーを演じているのは、アメリカの俳優であるJ・K・シモンズ。公開時59歳頃。本作でアカデミー助演男優賞など多くの賞を獲得した。J・ジョナ・ジェイムソンを演じた「スパイダーマン」シリーズ(2002-)でも知られる。同時期の出演作には、「Re:LIFE〜リライフ〜」(2014)、「ステイ・コネクテッド〜つながりたい僕らの世界」(2014)、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」(2015)などがある。
シモンズは過去にピアノを弾いた経験があったが、本作のためにレッスンを受け直した。
「セッション」の関連項目
シーン 1
セッション
偉大なジャズ・ドラマーを目指すアンドリュー・ニーマンは、シェイファー音楽院の1年・・・生。1人でドラムの練習をしているところに、シェイファー音楽院の有名な指導者であるテレンス・フレッチャーが姿を現す。自分のバンドのためにドラマーを探しているというフレッチャーは、ニーマンに演奏してみせるように話す。フレッチャーに気に入られるた・・・
シーン 3
セッション
シェイファー音楽院の著名な指導者であるテレンス・フレッチャーが率いるバンドの練習・・・に参加することになったニーマン。フレッチャーは生徒たちに厳しい態度で望み、練習は極度の緊張感に包まれていた。休憩の後、ニーマンが初めて演奏することになる。
休憩ではニーマンに優しい言葉をかけたフレッチャーだったが、ニーマンの演奏を聞いて「・・・
シーン 4
セッション
テレンス・フレッチャーが率いるバンドに所属することになったニーマン。「テンポが違・・・う!」と罵倒され、テンポを覚えるために頬をたたかれ、悔しさから涙を流したニーマンだったが、くじけずに手の皮が破れるほどの厳しい練習を重ねてきた。だが、メインのドラマーの座はつかめずにいた。
フレッチャーのバンドは大会に出場する。出番を前に・・・
セリフ・名言 8
セッション
0:25:50頃
フレッチャーのバンドの練習で、初めて演奏するニーマン。フレッチ・・・ャーは演奏を止め、ニーマンのテンポがずれていることを指摘する。フレッチャーのテンポにこだわる姿は、このあとも繰り返し見られることになる。
・・・
セリフ・名言 9
セッション
0:27:40頃
ニーマンの演奏を聞いたフレッチャーは、テンポが違うことを指摘す・・・る。何度もやり直すが、ニーマンは正しいテンポで演奏することができない。しびれを切らしたフレッチャーは、ニーマンをビンタしてリズムを覚えさせようとする。
・・・
その他の「セッション」の登場人物・キャスト
人物 3
セッション
俳優:ポール・ライザー
ジム・ニーマンは、アンドリューの父である、映画「セッション」の登場人物。小説家を・・・目指しながらも、教師として歳を重ねてきた。妻は家を出てしまっている。アンドリューとは、ポップコーンを食べながら一緒に映画やTV番組を見るなど仲が良い。
アンドリューがシェイファー音楽院を退学となった時には、弁護士に連絡をしてアンドリューに・・・
人物 4
セッション
俳優:メリッサ・ブノワ
ニコルは、アンドリュー・ニーマンの恋人となる女性である、映画「セッション」の登場・・・人物。フォーダム大学の学生。映画館の売店でバイトをしているところを、ニーマンにデートに誘われる。ピザ屋でデートをし、アリゾナ出身であること、アゴが大きいと家族から言われていること、母は若い頃女優志望だったこと、周りの人たちからあまり好かれて・・・
人物 5
セッション
俳優:オースティン・ストウェル
ライアン・コノリーは、シェイファー音楽院に通うドラマーである、映画「セッション」・・・の登場人物。ニーマンと同じクラスに所属し、ニーマンを抑えてメインのドラマーを務めている。だが、フレッチャーが自身のバンドのドラマーを探しに現れた時には、ニーマンが選ばれる。その後、フレッチャーに呼ばれてスタジオ・バンドに参加。ニーマンのライ・・・
人物 6
セッション
俳優:ネイト・ラング
カール・タナーは、シェイファー音楽院に通うドラマーである、映画「セッション」の登・・・場人物。フレッチャーが率いるスタジオ・バンドのメイン・ドラマー。だが、大会の際に預けた楽譜をニーマンがなくしてしまい、暗譜できないためにニーマンが演奏することになる。この時にニーマンが見事な演奏を見せたために、メイン・ドラマーの座をニーマン・・・
人物 7
セッション
俳優:クリス・マルケイ
フランクは、アンドリュー・ニーマンのおじである、映画「セッション」の登場人物。親・・・戚で食事をする時に、偉大なドラマーを目指すと語るニーマンのことを否定する。
・・・