「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」 G・マッケイ&N・ホルト インタビュー映像公開

映画スクエア

 6月18日より劇場公開される、オーストラリアに実在した伝説の反逆者ネッド・ケリーの素顔に迫る映画「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」から、ネッド・ケリーを演じるジョージ・マッケイと、ネッドを追う警官のフィッツパトリックを演じるニコラス・ホルトのインタビュー映像が公開された。また、ネッド・ケリーとフィッツパトリックが登場する本編映像も公開された。

 公開されたインタビュー動画は、映画撮影の合間に収録されたもの。ジョージ・マッケイは、自身のルーツとネッド・ケリーという人物について語り、ネッドとつかの間の友情を築く警官フィッツパトリックとの関係については「理解できないからこそ、ネッドはフィッツパトリックに魅了される」と分析している。フィッツパトリック役のニコラス・ホルトは、「状況が違っていれば二人は生涯の友人になれていた」と語り、「以前からジョージのファンで演技を見るのは最高だった」と笑顔を見せている。

 ネッド・ケリーと一糸まとわぬフィッツパトリックが娼館で語り合う本編映像は、「俺が嫌いか?」と聞くフィッツパトリックに、「俺や家族から何も奪わない人は初めてだ」と答えるネッドの姿が捉えられている。最後は、フィッツパトリックが「1つだけ奪いたい」と意味深な言葉を口にし、ネッドが「それは何のことだ?」と質問する姿が切り取られている。

 「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」は、ピーター・ケアリーによるブッカー賞を受賞した同名原作の映画化作。これまで英雄としてのみ語られていたネッド・ケリーを、悲惨な境遇から抜け出そうと苦悩しながら闘う若者として描き出す。ネッド・ケリーを演じるのは、「1917 命をかけた伝令」のジョージ・マッケイ。母親から幼いネッドを買い取る盗賊をラッセル・クロウ、ネッドを執拗に追い詰める警官をニコラス・ホルト、ネッドの家族に横暴を尽くす巡査部長をチャーリー・ハナムが演じる。監督は、「アサシン クリード」のジャスティン・カーゼルが務める。

「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」 G・マッケイ&N・ホルト インタビュー映像公開

【作品情報】 
トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング
2021年6月18日(金)、渋谷ホワイトシネクイント、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
配給:アット エンタテインメント
© PUNK SPIRIT HOLDINGS PTY LTD, CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, ASIA FILM INVESTMENT GROUP LTD AND SCREEN AUSTRALIA 2019

  • 作品

トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング

公開年 2019年
製作国 オーストラリア、イギリス、フランス
監督  ジャスティン・カーゼル
出演  ジョージ・マッケイ、ニコラス・ホルト、ラッセル・クロウ、チャーリー・ハナム、エシー・デイヴィス
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