新婚夫婦の幸せな朝 突然やって来た警察が夫を連行 「ホロコーストの罪人」本編映像

映画スクエア

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 8月27日より劇場公開される、ホロコーストに加担したノルウェー最大の罪を、実話を元に描いた映画「ホロコーストの罪人」から、チャールズが警察に連行されるシーンの本編映像が公開された。

 公開された本編映像では、新婚のチャールズ・ブラウデと妻ラグンヒルが、1942年10月の朝を迎える場面から始まる。ベッドの中で新しい新居についてラグンヒルが相談するなど、新婚の2人はとても幸せな時間を過ごしている。しかし、突然ドアをたたく音と「警察だ!」の声が聞こえ、チャールズはナチスの車に傷をつけたことを思い出して動揺する。問答無用で警察に連行されそうになるチャールズだが、「2分だけ時間をくれ」と頼み、ラグンヒルに「必ずすぐ帰る。愛しているよ」と言い残す。信じられない出来事に、ラグンヒルは涙を浮かべて立ちすくむのだった。

 チャールズを演じたヤーコブ・オフテブロは、愛らしく献身的で強い女性を演じた妻役のクリスティン・クヤトゥ・ソープについて、「良い共演シーンがたくさんありましたし、おっしゃる通りラグナヒルというキャラクターの性質をバランスよく完璧に演じていたと思います。とても才能のある俳優です」と称賛の言葉を送っている。また、ラブシーンについても「もちろんたくさん話し合いました。実際の2人がどんな人物だったかとか、どんなカップルだったのかとか。彼女とはとてもやり易かったです。直感的に演じることができる人で、アドリブも得意です」と振り返っている。

 「ホロコーストの罪人」は、第二次大戦中のノルウェーを舞台にユダヤ人家族を描いた作品。ユダヤ人家族の悲劇を描くとともに、ホロコーストにノルウェー秘密国家警察が加担していた事実も描く。出演は、「獣は月夜に夢を見る」のヤーコブ・オフテブロ、「ソフィーの世界」のシルエ・ストルスティン、「ミレニアム」シリーズのミカリス・コウトソグイアナキスら。監督は、「HARAJUKU」のエイリーク・スヴェンソンが務める。

新婚夫婦の幸せな朝 突然やって来た警察が夫を連行 「ホロコーストの罪人」本編映像

【作品情報】
ホロコーストの罪人
2021年8月27日(金)、新宿武蔵野館 ほか全国順次公開
配給:STAR CHANNEL MOVIES
©2020 FANTEFILM FIKSJON AS. ALL RIGHTS RESERVED.

  • 作品

ホロコーストの罪人

公開年 2020年
製作国 ノルウェー
監督  エイリーク・スヴェンソン
出演  ヤーコブ・オフテブロ、クリスティン・クヤトゥ・ソープ、シルエ・ストルスティン
作品一覧