アニメ映画「アイの歌声を聴かせて」参加 興津和幸、小松未可子、日野聡コメント公開

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アニメ映画「アイの歌声を聴かせて」参加 興津和幸、小松未可子、日野聡コメント公開

 土屋太鳳、福原遥、工藤阿須加が声優を務める長編アニメーション映画「アイの歌声を聴かせて」に参加している、声優の興津和幸、小松未可子、日野聡のコメントが公開された。

 「劇場版SHIROBAKO」「ジョゼと虎と魚たち」などの興津和幸は、勉強も運動もそつなくこなすイケメンでクラスの男女から人気があるものの、付き合っているアヤとある理由で少し距離を置いている高校生のゴっちゃん役を務める。興津は、「全オリジナル作品ということで、どんな物語が繰り広げられるのだろうとワクワクしながら台本を手にしました」と感想を述べている。

 「劇場版Fate/Grand Order-神聖円卓領域キャメロット-」などの小松未可子は、ゴっちゃんと付き合っているが最近は少しうまくいっておらず、彼が他の子と話していると嫉妬してしまう、気の強いアヤを演じる。小松は、「アフレコが進むにつれて、どんどん可愛らしいな、いじらしいな、となんだか愛おしく感じられる子でした。どのキャラクターもそうですが、物語の中で、どんどん表情が生き生きと変化していくので演じていて、心が晴れやかになっていくようでした」とアフレコを振り返っている。

 「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の煉獄杏寿郎などで知られる日野聡は、人一倍熱心に練習に打ち込んでいるが試合には勝ったことがない柔道部の高校生で、ひそかにシオンのことが気になっているサンダーを担当。日野は、「愛情と温かさに満ち溢れた物語で、台本を読み終えると自然と目からも心からも涙が流れ落ちている自分がいました。本当に素敵な作品です」と作品についてコメントしている。

 「アイの歌声を聴かせて」は、不思議な転校生シオンとひとりぼっちの少女・サトミたちによる、歌でつながる絆と友情を描いたハートフルストーリー。「サカサマのパテマ」などの吉浦康裕が原作・監督・脚本を務め、「コードギアス 復活のルルーシュ」などの大河内一楼が共同脚本を手掛け、「海辺のエトランゼ」の原作者で漫画家の紀伊カンナがキャラクター原案を担当している。主人公の学力優秀でスポーツ万能な転校生・シオンを土屋太鳳が、シオンが転校してきた学校のクラスメイトであるサトミを福原遥が、サトミの幼なじみで機械マニアのトウマを工藤阿須加が、声を担当する。

【コメント】

■ゴっちゃん役=興津和幸

―本作はオリジナル劇場アニメーションとなりますが、台本・Vコンテを見てのご感想をお聞かせください。

完全オリジナル作品ということで、どんな物語が繰り広げられるのだろうとワクワクしながら台本を手にしました。台本をめくり、いざリハーサルビデオを再生すると、人の声で表現された効果音が所狭しと聞こえてきました。
そう、作品をイメージしやすいようにと監督自らSE音を発してくれていたのです!!
そして、さらにっ!歌声が聞こえてきて、もっともっとワクワクが増したのでした☆

―演じられたキャラクターの役柄と、アフレコのご感想をお聞かせください。

私が声を演じる『ゴッちゃん』は【イケメン】です!(笑)
小松未可子さん演じる『アヤ』とお付き合いしてるのですが、どうやら上手くいってないらしいのです。元から仲が悪いのではなく、付き合っている2人がギクシャクしてるという雰囲気を演じるのが、難しくもあり楽しかったです☆

―公開を楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージをお願いいたします。
とても素敵で楽しい青春映画!!になっている!はずっ!!(笑)
「はず」というのは、アフレコは早い段階で行われていたので完成版をみていないからです☆監督がこだわり抜いた、音と映像が一体となった完成版を早く見たい!
私も皆さんと同じように上映を心待ちにしてます!!
みなさんも是非お楽しみに!!!

■アヤ役=小松未可子

―本作はオリジナル劇場アニメーションとなりますが、台本・Vコンテを見てのご感想をお聞かせください。
「幸せ」って何だろう?
今目の前に求めている幸せ、足りないものを埋めるための幸せ、誰かのことを思う幸せ、未来のための幸せ、振り返った時に初めて分かる幸せ。
考え出すと難しいけど、もしかしてそれは、すぐそばにあるささやかなものかもしれない。
そしてそれに気づくきっかけをくれる大切な出会い。
自分の人生にもそんな存在がきっと。
そんなことを、アフレコの中でひしひしと感じました。

―演じられたキャラクターの役柄と、アフレコのご感想をお聞かせください。
アヤちゃんは、ノリがよく、場の空気を察せる子です。
恋愛に関してはとにかく一途。
アフレコが進むにつれて、どんどん可愛らしいな、いじらしいな、となんだか愛おしく感じられる子でした。
どのキャラクターもそうですが、物語の中で、どんどん表情が生き生きと変化していくので演じていて、心が晴れやかになっていくようでした。

―公開を楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージをお願いいたします。
笑顔にしたい人。
笑顔をみたい人。
自分にとっての、誰かにとっての幸せを願うこと。
私たちの、日々の原動力。
心が、この作品に詰まっています。
まだまだ謎が多く秘められていると思いますが、観終わった後、きっと皆さんの心を虹色に染めてくれる作品です。
劇場で、ぜひこの胸一杯に溢れる想いを受け止めてください。
お待ちしております。

■サンダー役=日野聡

―本作はオリジナル劇場アニメーションとなりますが、台本・Vコンテを見てのご感想をお聞かせください。
夢物語のようで、実はこれからの時代に本気で考えて行かなければいけないテーマであるなと強く感じましたね。人と人との直接的な繋がりや関係が希薄になって来ている現代において、シオンが歌に乗せて届ける想いの大切さがとても心に響きました。
愛情と温かさに満ち溢れた物語で、台本を読み終えると自然と目からも心からも涙が流れ落ちている自分がいました。本当に素敵な作品です。

―演じられたキャラクターの役柄と、アフレコのご感想をお聞かせください。
わたくしが演じさせて頂いたサンダーは、天然な部分を持ちあわせつつ非常に純粋で頑張り屋な柔道青年です。けれど本番にはめちゃくちゃ弱く結果が出せない。そんな彼が、明るく魅力的なシオンに惹かれて大きく変わっていく。非常に愛らしく応援したくなる役どころですね。彼の性格上、シリアスにならない様に常にみんなとちょっと違うベクトルのお芝居を維持するのが難しかったですが、たいへん充実したアフレコとなりました。

―公開を楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージをお願いいたします。
『アイの歌声を聴かせて』は、シオンを中心に高校生達が絆や心の大切さ、自分の在り方と向き合い人として大きく成長していく物語です。今こういうご時世だからこそ、そういう心の在り方や人の在り方の大切さが映画を通して届けられるのではないかと思っています。
多くの方に届いて欲しい作品です。どうぞご期待ください!

【作品情報】 
アイの歌声を聴かせて
2021年秋全国公開
©吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会

  • 作品

アイの歌声を聴かせて

公開年 2021年
製作国 日本
監督  吉浦康裕
出演  (声)土屋太鳳、福原遥、工藤阿須加
作品一覧