登場人物・キャスト M
カール・ローマン警部(オットー・ベルニッケ)
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カール・ローマンは、殺人課の警部である、映画「M」の登場人物。少女誘拐殺人事件を担当しており、自ら暗黒街の捜査にも出向く。犯人がなかなか見つからない状況の中、病院・施設・刑務所から社会に戻った、同じような性向を持つ人物のリストを作成して部下に調べさせる。また、新聞社への犯行声明文を書く時に使われた机や赤鉛筆に注意するように命令する。
ベッケルトの住む部屋を調べた刑事から、吸っているタバコの銘柄(アリストン)を聞き、過去の少女殺人事件の現場にも落ちていたことを思い出す。ベッケルトの部屋を調べ、犯行声明文を書いた机や赤鉛筆のカスを見つけ、ベッケルトが犯人と確信する。ベッケルトの部屋を部下に見張らせて待機する。
同僚の警部から頼まれ、何かを隠しているビルへの泥棒で逮捕されたフランツに、殺人容疑がかけられているとウソをつく。するとフランツが、仲間がベッケルトを連れ去ったことを白状したために驚く。フランツから居場所を聞き、部下とともに駆けつけ、犯罪者集団に襲われかけたベッケルトを逮捕する。
キャスト
カール・ローマン警部を演じているのは、ドイツの俳優であるオットー・ベルニッケ。公開時38歳頃。
その他の「M」の登場人物・キャスト
人物 3
M
俳優:グスタフ・グリュントゲンス
シュレンカーは、暗黒街の顔役である、映画「M」の登場人物。連続少女誘拐殺人による・・・警察捜査によって暗黒街に厳しい捜査の手が入り、仕事ができない状態にある。このままでは犯罪者たちが生活できなくなることから、浮浪者を組織して犯人を探すことを思いつく。
犯人のベッケルトがビルに逃げ込んだことを聞き、自ら警官になりすまして守衛・・・
人物 4
M
俳優:テオドル・ロース
グルーバー警部は、カール・ローマンの同僚の警部である、映画「M」の登場人物。ビル・・・で逮捕されたフランツを尋問する。仲間をかばって口を割らないため、殺人課の警部であるローマンに頼み、守衛が死んだために殺人の容疑がかけられていることにして、口を割らせることにする。
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人物 5
M
俳優:Friedrich Gnaß
フランツは、犯罪者集団の一員である、映画「M」の登場人物。ベッケルトの逃げ込んだ・・・ビルで、床に穴を開けて下の階の部屋を調べる。警察に通報されたために犯罪者集団が逃げたことに気づかず、ビルにやってきた警官隊に逮捕される。取り調べでは仲間をかばって口を割らないが、守衛の殺人容疑もかけられていることがわかり、ベッケルトを捜して・・・
人物 6
M
俳優:ゲオルク・ヨーン
ハインリヒは、盲目の風船売りである、映画「M」の登場人物。人の形をした風船を売っ・・・ている。エルジーに風船を売った時に、一緒にいた男が吹いていた口笛の音色を覚えている。ベッケルトが別の少女と再び風船を買いに来た時、同じ音色の口笛を聞いたことから、少女殺しの犯人がベッケルトと気づき、青年に追わせる。捕らえられたベッケルトの人・・・
人物 7
M
俳優:ルドルフ・ブルムナー
弁護人は、人民裁判でベッケルトの弁護を務める、映画「M」の登場人物。弁護を務める・・・のは不本意であることをベッケルトに語る。死刑を求めるシュレンカーたちに対し、「責任を取れない行動は処罰できない」と主張し、法の手に委ねるように訴える。
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