登場人物・キャスト　A.I.

デイビッド(ハーレイ・ジョエル・オスメント)

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デイビッドは、インプットされた相手を永遠に愛するようにプログラムされたロボットである、映画「A.I.」の登場キャラクター。サイバートロニクス・マニュファクチャリング社のアレン・ホビー教授によって開発された。11歳の設定で、体重27キロ、身長137センチ、髪の色はブラウン。まばたきをしないという特徴がある。1度インプットした相手を愛し続けるように作られている。また、ホビー教授の亡き息子に似せて作られたことが明らかになる。

息子のマーティンが不治の病となったヘンリーとモニカの夫婦に預けられ、モニカを愛するようにインプットされる。だが、回復したマーティンによってそそのかされ、ハサミで寝ているモニカの髪を切ろうとし、ヘンリーの怒りを買う。さらに、自分の身の危険を守ろうとマーティンに抱きつき、そのままプールに落ちてマーティンを命の危機にさらしたことから、話し合ったヘンリーとモニカによって廃棄処分されることになる。

かわいそうに思ったモニカによって逃がされ、ロボットを憎む人々が破壊を楽しむジャンク・フェアで壊されそうになるが、あまりにもリアルなために観客が騒ぎ出したすきをついて逃げる。本物の人間になればモニカにまた愛されると考え、セックス・ロボットのジョーやクマのぬいぐるみであるテディと、「ピノキオ」で木の人形を本物の人間にしたブルー・フェアリーを探すため、ルージュ・シティに向かう。ルージュ・シティで「ドクター・ノウ」からブルー・フェアリーの場所を聞き、ヘリでマンハッタンに向かう。

マンハッタンのサイバートロニクス社でホビー教授と会い、自分と同じ形のロボットを見つけ、ショックを受ける。自ら海に落ちるものの、水没した遊園地「コニー・アイランド」のブルー・フェアリー像を見つける。水陸両用のヘリでブルー・フェアリー像の前にたどりつき、自分を本物の人間にしてくれるように頼む。やがて氷河期となり、動きを止める。

2,000年後、進化したロボットによって発見され、再起動される。ロボットから1日だけモニカを復活させてもらえることを聞く。復活したモニカとすばらしい1日を過ごし、モニカから愛の言葉をかけられ、満足感を得ながら目をつむる。

・食べ物を食べられない。マーティンと張り合ってホウレンソウを口にしてしまった時には、動きが止まってしまう。技術者に腹を開かれてホウレンソウを除去してもらいながら、モニカに「大丈夫だよ」と声をかける姿を見せる。

キャスト

デイビッドを演じているのは、アメリカの俳優であるハーレイ・ジョエル・オスメント。公開時13歳頃。アカデミー助演男優賞にノミネートされた「シックス・センス」(1999)のほか、「フォレスト・ガンプ／一期一会」(1994)などの出演作がある。同時期の出演作には、「ペイ・フォワード可能の王国」(2000)、「ぼくの神さま」(2001)などがある。

「A.I.」の関連項目

セリフ・名言 3 A.I.

デイビッド「僕は眠らないんだ。だけど、横になって物音を立てずにしていられるよ」

0:14:35頃人間の子どもとそっくりに作られたロボットのデイビッドが、モニカ・・・とヘンリーの家にやって来る。見た目は人間そのもののデイビッドだったが、人間のように眠ることはなかった。そんなデイビッドに最初は戸惑うモニカだったが、徐々にデイビッドをかわいがるようになる。・・・

セリフ・名言 4 A.I.

デイビッド「これはゲーム？」　モニカ「そうよ。かくれんぼ。見つけた」

0:17:40頃人間の子どもとそっくりに作られたデイビッドと試しに暮らすことに・・・したモニカ。だがモニカは、物音を立てずに移動するデイビッドのことを気味悪く感じ、クローゼットに閉じ込める。少しあとにモニカがクローゼットを開けた時のやりとり。・・・

セリフ・名言 7 A.I.

デイビッド「大きな羽根の鳥だ。下の方からも羽根が生えてるんだ」

0:33:00頃不治の病に冒されていたモニカの息子マーティが、奇跡の回復をする・・・。家に戻ってきたマーティンはデイビッドをロボット扱いし、いろいろと質問する。デイビッドが最初に見たという「鳥」がなんであったかは映画の後半で明らかになる。・・・

セリフ・名言 13 A.I.

デイビッド「ママは僕のものだ。ママの子どもは僕だけだ。僕は特別なんだ！ママは渡さない！」

1:39:40頃ブルー・フェアリーが自分を本物の人間にしてくれると信じて、マン・・・ハッタンまでやって来たデイビッド。だが、そこでデイビッドを待っていたのは、自分とまったく同じ姿をしたロボットだった。混乱するデイビッドは、叫びながら同じ姿のロボットを破壊する。・・・

セリフ・名言 15 A.I.

デイビッド「僕は特別だと思ってた」

1:42:35頃マンハッタンでデイビッドを待っていたのは、デイビッドを開発した・・・ホビー教授だった。ホビー教授がデイビッドのことを称賛するが、デイビッドは自分がプログラムされたロボットにすぎないことにショックを受けるのだった。・・・

セリフ・名言 17 A.I.

デイビッド「ブルー・フェアリー、お願い。お願いです。僕を本物の生きた男の子にしてください」

1:53:25頃ピノキオを本物の人間したというブルー・フェアリーを探し求めて、・・・マンハッタンまでやって来たデイビッド。デイビッドは水中に沈んだ遊園地「コニー・アイランド」で、ブルー・フェアリーの像を見つける。潜水ヘリで像の前までやって来たデイビッドは、ブルー・フェアリーに願い続けるのだった。・・・

セリフ・名言 18 A.I.

デイビッド「僕の幸せを願うなら、何をすればいいかわかるはずだ」

2:10:15頃ブルー・フェアリーの像に、自分を本物の人間にするように頼み続け・・・たデイビッド。デイビッドは氷河期の到来によって動きを止め、それから2,000年が経過する。進化したロボットがデイビッドを再起動させ、デイビッドと話をする。2,000年が経過しても、デイビッドの願いは変わっていない。・・・