登場人物・キャスト　あん

ワカナ(内田伽羅)

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樹木希林、孫娘と共演！映画『あん』特別動画

ワカナは、「どら春」の常連客である、映画「あん」の登場人物。中学3年生で、母が高校進学に消極的なこともあって進路に悩んでいる。「どら春」でできそこないの皮をもらって食べるなど、つつましい生活をしている。黄色いカナリアのマーヴィーを家で飼っているが、アパートはペット禁止のために母親から何とかするように言われている。部活動の先輩で今は高校生の陽平と親しい。また、小さい少年に絵本を読んでやる姿を見せる。

徳江と話をするようになり、もしもペットのマーヴィーをアパートで飼えなくなった時には、代わりに飼ってもらう約束をする。また、徳江の指について質問するがはぐらかされ、図書館で陽平とハンセン病について調べる。徳江が来なくなってしまったあと、ハンセン病について母親に話したことを千太郎に明かす。マーヴィーを連れて、千太郎と徳江の暮らす施設に向かい、徳江の暮らしや人生についての話を聞く。その後、再び千太郎と施設を訪ねた時に、徳江の死を知る。

キャスト

ワカナを演じているのは内田伽羅。公開時16歳頃。徳江を演じた樹木希林は祖母。樹木の勧めもあってオーディションを受けた。撮影時には、監督の意向でどら春の近くのアパートで寝泊まりし、祖母の樹木とも距離感を取って臨んだという。

「あん」の関連項目

セリフ・名言 12 あん

徳江「カナリア。どうやって鳴くの？カナリアは？」　ワカナ「ピョー、ピョッピョッピョッって」

0:55:30頃どら焼き屋「どら春」の常連客であるワカナと徳江が話をし、ワカナ・・・が飼っているカナリアの話になる。ワカナは何度もカナリアの鳴き声のまねをし、2人は笑顔を見せ合う。このカナリアは、あとで徳江によって飼われることになる。・・・

キーワード 3 あん

どら春

どら春は、千太郎が店長を務めるどら焼き店。オーナーは別におり、甘党ではない千太郎・・・は借金を返すために雇われ店長として働いている。1個120円でどら焼きを販売しており、カウンターやテラス席で食べることもできる。店の真ん前には桜並木があり、どら焼きに桜の花びらがまざってしまったりもする。女子中学生3人組やワカナが常連客として・・・

キーワード 7 あん

カナリアのマーヴィー

ワカナは黄色いカナリアのマーヴィーを自宅のアパート飼っている。だがアパートではペ・・・ットの飼育が禁じられているため、ワカナは母親からどうにかするように言われている。飼えなくなった時には、代わりに飼うことを徳江と約束している。実際に飼えなくなってしまい、徳江にマーヴィーを預ける。だが徳江は、マーヴィーが「自由になりたい」と鳴・・・

キーワード 9 あん

手紙、テープレコーダー

自分の病気のことがウワサになってどら春に客が来なくなったことを悟った徳江は、店に・・・出てこなくなってしまう。徳江を守れなかったことに落ち込む千太郎は、徳江から手紙を受け取る。手紙には、あんを炊いている時にはあずきの言葉に耳をすましていたこと、すべての物は言葉を持っていると思っていること、世間の無理解について話しておくべきだ・・・

キーワード 5 あん

多摩全生園

多磨全生園は、東村山市にあるハンセン病患者の収容施設。徳江が住んでいる場所である・・・。千太郎とワカナが徳江を訪ねてやって来る。徳江は全生園で50年に渡ってあんを作り続けてきたことを語る。徳江の部屋には、自分の小さい頃の写真とともに、千太郎やワカナの写真や、自分の作ったあんでできたどら焼きの写真が飾られている。・・・