登場人物・キャスト 64-ロクヨン-前編
銘川亮次(大久保鷹)
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銘川亮次は、交通事故の被害者である、映画「64-ロクヨン-前編」の登場人物。立ち飲み屋で焼酎を飲んだ帰りに交通事故にあい、内臓破裂による失血死で亡くなる。広報室の蔵前が被害者について調べ、三上に報告書を渡す。三上は、資料を元に記者たちに素性を詳しく話す。
蔵前の調べによると、北海道の苫小牧市出身。家は貧しく小学校にもまともに通えず、20歳前に引っ越してきていた。40年に渡って練り物工場に勤め、8年前に妻と死別。土地は借地で建物だけが本人名義だった。ギャンブルはやらず、月に1度の立ち飲みで飲む焼酎2杯だけが楽しみだった。故郷の苫小牧には50年帰っておらず、両親は早くに亡くなり、姉も死亡。遠縁の親族は遺骨の受け取りを拒否した。
目に色弱があり、そのことを隠して仕事をしていたこともあり、同僚とはなじめなかった。赤系統が弱いが青系統は敏感で、空や海を撮る写真家になるのが夢だった。一番の幸運は妻とめぐり逢えたことで、大病を2度患い、安月給であっても文句を言われることはなかった。妻を温泉巡りに連れて行ってやることはできたが、海外旅行には連れて行けなかった。
キャスト
銘川亮次を演じているのは大久保鷹。公開時73歳頃。同時期の出演作には、「ピン中!」(2016)などがある。
その他の「64-ロクヨン-前編」の登場人物・キャスト
人物 1
64-ロクヨン-前編
俳優:佐藤浩市
三上義信は、県警警務部の広報官である、映画「64-ロクヨン-前編」の登場人物。昭・・・和64年に発生した誘拐事件(通称ロクヨン)の捜査を担当したものの、犯人を捕らえられず誘拐された少女が殺害されてしまっていた。また、家出したまま行方不明となっているあゆみのことを探している。数カ月前まで刑事部にいた。警務部への異動によって、刑・・・
人物 2
64-ロクヨン-前編
俳優:綾野剛
諏訪は、警務部広報室の係長である、映画「64-ロクヨン-前編」の登場人物。「ちゃ・・・ん」づけで呼ぶなど、記者たちとの関係を良好にしようと努力を重ねている。長官取材のボイコットを決めた記者たちを懐柔しようと、スナックで飲み会も開く。その際には、「秋山にいいようにやられてるんじゃないの?」と話し、記者たちの分断を図る。
三上・・・
人物 3
64-ロクヨン-前編
俳優:榮倉奈々
美雲は、警務部広報室の警官である、映画「64-ロクヨン-前編」の登場人物。励まし・・・の言葉をかけるなど、娘が行方不明の三上を心配している。音楽隊の写真撮影など軽めの仕事を任されることが多く、もっと広報室の役に立ちたいと考えている。記者からの情報収集を目的とした飲み会に参加した時には、三上に帰るように命じられるものの、「自分・・・
人物 4
64-ロクヨン-前編
俳優:夏川結衣
三上美那子は、三上義信の妻である、映画「64-ロクヨン-前編」の登場人物。元警察・・・官。ロクヨン事件の時には、犯人が雨宮に向かわせた喫茶店で、客を装って周囲を警戒していた。同じく警察官だった村串みずきとは今も連絡を取り合っている。
三上との間にできた娘・あゆみが家出をしたまま行方不明になっており、時折かかってくる無言電話・・・
人物 5
64-ロクヨン-前編
俳優:瑛太
秋川は、東洋新聞の記者である、映画「64-ロクヨン-前編」の登場人物。全国紙の地・・・方支局の記者で、記者クラブのリーダー格。交通事故の加害者を発表しない三上に食いつき、記者をまとめて県警本部長への抗議文を提出すると三上に宣言。三上が上司の梓に特ダネを提供しても引かず、抗議文を持って記者たちと本部長の元に向かう。体を張って止・・・