登場人物・キャスト　新聞記者

杉原拓海(松坂桃李)

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杉原拓海は、内閣情報調査室（内調）の職員である、映画「新聞記者」の登場人物。妊娠中の妻とマンションで二人暮らし。外務省から出向し、政権に都合の悪い人物のスキャンダルを作り、マスコミやネットに流す仕事をしている。北京にある日本大使館で外交官をしていた。

北京時代の上司、神崎と久しぶりに飲みに行くが、後日、神崎は自殺する。その通夜で知り合った吉岡に、新聞社に届いた大学新設に関する資料は神崎が送ってきたと考えていると言われる。神崎の死で頓挫したはずの大学新設の計画は、まだ生きている可能性が高いと吉岡に伝える。

神崎の家で、ダグウェイ事件の本を見つけた吉岡に協力を求められ、病院で妻の奈津美の言葉に動かされ吉岡に協力することを決める。都築の部屋で大学新設は軍事目的である証拠をおさえ、吉岡の上司である陣野を説得。躊躇する陣野に、いざというときは告発者として自分の名前を公表するように言う。

奈津美の退院の日、自宅のポストで神崎の手紙を見つける。しかし、その手紙には、大学を運営するのは首相の旧友の民間企業で大量の税金が流れること、神崎がそれを決裁してしまったことを悔いていることが書かれている。そして吉岡の記事を見た多田から電話を受ける。

多田の部屋で、今持っている情報をすべて忘れれば外務省に戻れるよう口利きしてやると言われる。憔悴にした姿で、会いにきた吉岡と道路を挟んで見つめ合い、何かをつぶやく。

キャスト

杉原拓海を演じるのは松坂桃李。公開時31歳頃。同時期の映画出演作には、「孤狼の血」(2018)、「居眠り磐音」(2019)などがある。

「新聞記者」の関連項目

セリフ・名言 14 新聞記者

杉原「ううん・・・そうじゃなく・・・そうじゃなくて。いや、ごめん・・・」

1:22:25頃吉岡に大学新設の目的が軍事であるという証拠を入手するため協力を・・・求められるが断る杉原。病院で、妻の奈津美が娘に「パパは一生懸命日本を守ってくれてるんだよ」と話しかけているのを見て、杉原は泣き出す。・・・

セリフ・名言 15 新聞記者

杉原「君なら、自分の父親にどっちを選択して欲しい？」

1:30:20頃新設大学の研究が軍事転用可能という記載のある書類を手に入れた吉・・・岡は、デスクの陣野を杉原に引き合わせて報道するように説得する。その最中、内調からの脅しの電話を受けた陣野は、記事を出すことを躊躇する。・・・

キーワード 3 新聞記者

週刊誌、スキャンダル、レイプ事件

内閣情報調査室は、さまざまなスキャンダルによって都合の悪い人物を失脚させるため、・・・週刊誌を利用する。吉岡と杉原が新大学設立の目的が化学兵器であることを新聞記事にしようとしていることがわかると、杉原が機密文書を捏造したとする情報や、吉岡の父親が誤報を出して自殺した情報を週刊誌に流して記事化させる。だが、政府御用達ライタ・・・

キーワード 5 新聞記者

内閣情報調査室、内閣府

内閣情報調査室は、内閣府にある実在の組織である。情報収集・分析・調査を担当してい・・・る。「新聞記者」では、多田智也を中心に、ツイッターの利用やスキャンダル情報のリークによる情報操作を実行している。プロパーの職員は少なく、各省庁からの出向者によってプロジェクトを組んで仕事にあたっている。多くの職員の働くオフィスは薄暗い。・・・

人物 6 新聞記者

杉原奈津美

俳優：本田翼杉原奈津美は、杉原拓海の妻である、映画「新聞記者」の登場人物。夫と2人暮らしで、・・・拓海のことを「拓ちゃん」と呼ぶ。妊娠していて臨月に入っている。ある夜、夫が久しぶりに神崎から飲みに誘われたと聞き喜ぶ。テレビで流れていた、政府御用達のライターが起こしたレイプ事件のニュースに嫌悪感を示し、拓海に真相を尋ねる。拓海が神崎の・・・