登場人物・キャスト 戦艦ポチョムキン
グリゴリー・ヴァクレンチュク(アレクサンドル・アントノフ)
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グリゴリー・ヴァクレンチュクは、戦艦ポチョムキン号の船員である、映画「戦艦ポチョムキン」の登場人物。ポチョムキン号の反乱の主導者。
ロシア全土で革命の炎が燃え上がっていることから、自分たちも立ち上がる必要があることを他の船員に呼びかける。腐った肉のボイコットによって船員が銃殺されそうになった時に、銃を持つ兵士に「誰を撃つ気だ!」と呼びかけて銃を降ろさせる。その後に起こった反乱で、上官のギリアロフスキーに頭部を撃たれる。海に落ちたところを他の船員に引き上げられるが死亡。遺体はオデッサの港に立てられたテントに安置され、多くの市民が追悼のために姿を見せる。
キャスト
グリゴリー・ヴァクレンチュクは、ソ連の俳優であるアレクサンドル・アントノフ。公開時27歳頃。エイゼンシュテイン監督作「ストライキ」(1925)にも出演した。
「戦艦ポチョムキン」の関連項目
セリフ・名言 2
戦艦ポチョムキン
0:03:40頃
ロシア全土に革命の機運が湧き上がっている中、戦艦ポチョムキン号・・・の船員であるヴァクレンチュクが仲間の船員に呼びかける言葉。このあとポチョムキン号では、ウジのわいた腐った肉を巡ってストライキが起こり、やがて大きな反乱につながっていく。
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セリフ・名言 4
戦艦ポチョムキン
0:22:40頃
ウジ虫のわいた腐った肉が発端となって起こったストライキを鎮める・・・ため、艦長が船員を銃殺しようとする。だが、ヴァクレンチュクから仲間を撃とうとしていることを指摘された兵士は銃を下げる。さらにヴァクレンチュクの呼びかけによって、ポチョムキン号で反乱が起こる。
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セリフ・名言 5
戦艦ポチョムキン
0:35:05頃
ポチョムキン号の反乱を主導したヴァクレンチュクは、ポチョムキン・・・号の士官に撃たれて死亡する。ヴァクレンチュクの遺体は、オデッサの港に立てられたテントに安置される。オデッサ市民は、遺体に置かれたプレートに書かれた言葉を読み、帝政打倒の気持ちを強める。
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キーワード 4
戦艦ポチョムキン
「戦艦ポチョムキン」は、1905年に実際に起こった反乱を題材にしている。腐った肉・・・への不満が元で反乱が起こった点も描かれている。また反乱の指導者となるヴァクレンチュクも実在の人物である。オデッサの労働者たちがポチョムキン号を受け入れたのも事実である。
史実と異なる点として、有名なオデッサの大階段での虐殺は存在しない。ま・・・
キーワード 6
戦艦ポチョムキン
「戦艦ポチョムキン」では、ウジ虫が湧いた肉が食事に使われることに対し、船員の不満・・・が募る様子が描かれている。大量の大きなウジ虫がわく肉の映像が映し出され、その肉を船医が鼻眼鏡を使ってじっくりと調べるものの、「ハエの幼虫の死骸のために塩水で洗えばよい」と語る。肉の入ったスープを食べることを拒否した船員が銃殺されそうになり、・・・
その他の「戦艦ポチョムキン」の登場人物・キャスト
人物 2
戦艦ポチョムキン
俳優:ウラジミール・バルスキー
ゴリコフは、戦艦ポチョムキン号の艦長である、映画「戦艦ポチョムキン」の登場人物。・・・ポチョムキン号のストライキを暴力によって終わらせようとするが失敗する。
腐った肉の入ったスープを船員が拒否していることを知り、甲板に船員を集合させ、スープに不満を持つ船員への銃殺を命じる。だが兵士が命令を拒否して反乱が起こり、自分専用のタ・・・
人物 3
戦艦ポチョムキン
俳優:グリゴリー・アレクサンドロフ
ギリアロフスキーは、戦艦ポチョムキン号の士官である、映画「戦艦ポチョムキン」の登・・・場人物。船員に対して冷たい態度を取り、反乱の最中にヴァクレンチュクを銃で撃つ。
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人物 4
戦艦ポチョムキン
俳優:-
スミルノフは、戦艦ポチョムキン号の船医である、映画「戦艦ポチョムキン」の登場人物・・・。腐ってウジのわいた肉を鼻眼鏡でじっくりと見たあと、「ハエの幼虫の死骸なので塩水で洗えば大丈夫」と言い、船員たちの怒りを買う。反乱の際に船員たちによって海に落とされ、鼻眼鏡だけがロープに引っかかる。
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人物 5
戦艦ポチョムキン
俳優:-
聖職者は、「戦艦ポチョムキン」に乗っている人物。反乱を起こす船員に対し、十字架を・・・見せて「神を恐れよ」と訴える。聞き入れられず、反乱に巻き込まれて階段から落ち、気絶したフリをする。
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人物 6
戦艦ポチョムキン
俳優:-
鼻眼鏡の女性は、オデッサの市民である、映画「戦艦ポチョムキン」の登場人物。市民を・・・銃殺するコサック兵を説得に向かおうとするが、銃で殴られて目から血を流す。
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