登場人物・キャスト　戦艦ポチョムキン

船医スミルノフ(-)

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スミルノフは、戦艦ポチョムキン号の船医である、映画「戦艦ポチョムキン」の登場人物。腐ってウジのわいた肉を鼻眼鏡でじっくりと見たあと、「ハエの幼虫の死骸なので塩水で洗えば大丈夫」と言い、船員たちの怒りを買う。反乱の際に船員たちによって海に落とされ、鼻眼鏡だけがロープに引っかかる。

「戦艦ポチョムキン」の関連項目

セリフ・名言 3 戦艦ポチョムキン

船医スミルロフ「これはウジ虫ではない。ハエの幼虫の死骸だ。塩水で洗えば大丈夫だ」

0:06:05頃戦艦ポチョムキン号の船員たちは、自分たちに出されるスープに使わ・・・れる肉にウジ虫がわいていることに気づく。だが船医のスミルノフは、鼻眼鏡を使ってウジ虫をじっくりと見たあとに、「ウジ虫ではない」と話す。船員の不満は募る。・・・

キーワード 4 戦艦ポチョムキン

戦艦ポチョムキンの反乱、史実

「戦艦ポチョムキン」は、1905年に実際に起こった反乱を題材にしている。腐った肉・・・への不満が元で反乱が起こった点も描かれている。また反乱の指導者となるヴァクレンチュクも実在の人物である。オデッサの労働者たちがポチョムキン号を受け入れたのも事実である。史実と異なる点として、有名なオデッサの大階段での虐殺は存在しない。ま・・・

キーワード 6 戦艦ポチョムキン

肉、ウジ虫

「戦艦ポチョムキン」では、ウジ虫が湧いた肉が食事に使われることに対し、船員の不満・・・が募る様子が描かれている。大量の大きなウジ虫がわく肉の映像が映し出され、その肉を船医が鼻眼鏡を使ってじっくりと調べるものの、「ハエの幼虫の死骸のために塩水で洗えばよい」と語る。肉の入ったスープを食べることを拒否した船員が銃殺されそうになり、・・・

キーワード 1 戦艦ポチョムキン

評価

「戦艦ポチョムキン」は、映画史上の重要作品として評価されており、1958年にブリ・・・ュッセル万国博覧会で発表された「世界映画史上の傑作12選」では1位に選ばれた。1952年にイギリス映画協会の機関誌「Sight&Sound」が発表した「映画批評家が選ぶベストテン」では第4位に選ばれ、2012年の発表でも11位に選ばれている・・・

音楽 1 戦艦ポチョムキン

音楽（ショスタコーヴィチ、マイゼル、ペット・ショップ・ボーイズ）

「戦艦ポチョムキン」の音楽は、ドイツの作曲家であるエドムント・マイゼルに依頼され・・・たが、マイゼルの書いたスコアは失われてしまった。1950年にはニコライ・クリューコフが作曲した音楽がつけられたサウンド版が制作された。さらに1976年には、散逸したフィルムを復元した映像に、ソ連の作曲家であるショスタコーヴィチの交響曲がつけ・・・