ストーリー・あらすじ紹介　チャーリーとチョコレート工場

チョコレートの出荷

ウィリー・ウォンカのチョコレート工場から、大量の板チョコが出荷されていく。そのうち5つにはウォンカのチョコレート工場を見学できるゴールデンチケットが入っている。ウィリー・ウォンカは天才的なチョコレート職人で、世界最大のチョコレート工場を保有する人物。だが、競合社のスパイによってレシピを盗み出され、工場を閉鎖していた。

ゴールデンチケット騒動

ウォンカは、ゴールデンチケットが入った板チョコを手に入れた5人の子どもたちを、チョコレート工場に招待すると告知する。チケットを求めて、世界中の人々がチョコレートを買う。ドイツの食いしん坊のオーガスタス・グループ、イギリスのワガママ娘ベルーカ・ソルトがチケットを手に入れる。貧しいチャーリーは、両親から1枚のチョコレートを誕生日プレゼントにもらうが、ゴールデンチケットは入っていない。アトランタの勝利にこだわる少女バイオレット・ボーレガード、頭脳明晰なマイク・ティービーがチケットを手に入れ、残りは1枚となる。

工場へ

拾ったお金でチョコレートを買ったチャーリーは、ゴールデンチケットを当て、かつて工場で働いていたジョーおじいちゃんと一緒にチョコレート工場の見学に行くことに。見学の日。チャーリーとジョーおじいちゃんは、他の当選者と一緒にチョコレート工場にやって来る。入り口でウォンカが出迎え、一行は工場の中に入る。

シーン 1

子どもに冷たいウォンカ

世界に5枚だけのゴールデンチケットを手に入れた子供たちは、ウィリー・ウォンカのチ・・・ョコレート工場を見学する。ゴールデンチケットを手に入れたのは、常に勝利を目指している女の子バイオレット・ボーレガード、ワガママ娘のベルーカ・ソルト、食いしん坊の少年オーガスタス・グループ、賢いが凶暴な少年マイク・ティービー、貧しいが家族思い・・・

オーガスタスとチョコレートの川

最初に通されたのは、広い庭。チョコレートの滝や川、食べられる実などがある。一行は、作業をする小人のウンパ・ルンパを目撃する。ウンパ・ルンパはジャングルに住んでいたカカオ豆が好物の種族。給料をカカオ豆で払い、ウォンカがウンパ・ルンパたちを雇っていたのだった。川のチョコを飲んでいたオーガスタスが川に落ちて溺れてしまう。パイプによってチョコレートと一緒に吸い上げられるが、途中でつっかえてしまうと、たくさんのウンパ・ルンパたちが現れて、オーガスタスを揶揄する歌を歌い、踊る。オーガスタスはパイプに吸い込まれていく。

シーン 2

チョコレートの川に落ちるオーガスタス

ウォンカはゴールデンチケットの当たった子どもたちと付き添いの大人たちを、工場の中・・・へと案内する。最初に案内したのは庭のような場所。そこには、チョコレートの滝や川があった。木になっている実はキャンディだったりし、草ですら食べられるのだった。食いしん坊のオーガスタス・グループは、川のチョコレートを手ですくって口に運んでい・・・

バイオレットとガム

残りの一行は、ウンパ・ルンパたちがこぐゴンドラでチョコの川を進む。子どもの頃のことを聞かれたウォンカは、歯科医で甘いものを禁じた父のことを思い出す。実験室に到着。フルコースの味が楽しめるガムをバイオレットがかむと、体の色がバイオレット色に変わり、膨れ上がってブルーベリーのようになる。そこにたくさんのウンパ・ルンパたちが現れて、バイオレットを揶揄する歌を歌い、踊る。バイオレットはジュース室に転がされていく。

シーン 3

バイオレット色になるバイオレット

チョコレート工場を見学する一行は、実験室に到着。ここでは、食べると毛が生えるアメ・・・といった新しいお菓子を開発していた。ウォンカは、1枚でディナーのフルコースを味わえるガムを出してみせる。開発途中というウォンカの言葉に、「私はチューイングガムの世界記録保持者よ。怖くなんかないわ」と、負けん気の強い少女バイレットはガムをかみ・・・

ベルーカとリス

ナッツの選別室へやって来る。選別室では多くのリスがナッツを選別している。リスを気に入ったベルーカがペットにしようとリスに近づいていくと、リスたちに一斉に襲われ、ダストショートに落とされる。そこにたくさんのウンパ・ルンパたちが現れて、ベルーカを揶揄する歌を歌い、踊る。

シーン 4

リスに襲われるベルーカ

チョコレート工場を見学する一行は、ナッツ選別室へ到着。ナッツ選別室では、多くのリ・・・スたちが、ナッツをたたいて良いナッツと悪いナッツを選別していた。リスを見たワガママ娘のベルーカは父親にリスが欲しいとせがむが、ウォンカは「売り物じゃない」と断る。どうしてもリスが欲しいベルーカが自分のものにしようとリスに近づいていくと、リス・・・

ウォンカの過去

残ったのはチャーリーとジョーおじいちゃん、マイクとマイクの父だけになる。一行は透明なエレベーターで移動しながらその他の施設を見学する。その間に、ウォンカは父親のことを思い出す。ウォンカの父はチョコレート作りを許さず、ウォンカは家出したのだった。

マイクとテレビ

エレベーターはテレビ室へ。ここでは、テレビを使ってチョコレートを転送する実験が行われている。実験を見せるウォンカ。マイクは勝手に実験台になり、テレビの中に入って小さくなってしまう。テレビの中のウンパ・ルンパたちが、マイクを揶揄する歌を歌い、踊る。

チャーリーの選択

残ったチャーリーには、ウォンカから工場を贈られる。だが、家族と離れることが条件と知ったチャーリーは断る。その後、ウォンカは気分が落ち込み、チョコレートが作れなくなる。チャーリーの前に現れたウォンカは、一緒に父の元に向かう。

シーン 5

チャーリーの選択

ウォンカのチョコレート工場で最後まで残ったのは、貧しい家庭に育つ少年チャーリーだ・・・った。チャーリーは賞品として、ウォンカのチョコレート工場を相続する権利をもらう。ウォンカは、自分の髪に白髪を見つけ、後継者を探そうと考え、チョコレート工場見学を企画したのだった。チョコレート工場を相続するには1つだけ条件があった。それは・・・