ダレス空港
クリスマス、ワシントンのダレス国際空港。飛行機で到着する妻のホリーを迎えに、ジョン・マクレーンが空港にやって来る。ダレス国際空港には、アメリカ当局に逮捕された南米の国バルベルデの将軍のエスペランザが、飛行機で護送されることになっている。アメリカ軍の特殊部隊の元大佐であるスチュアートが部下たちと出動する。スチュアートの部下が、空港近くの教会を占拠する。
荷物運搬室
マクレーンは、空港で怪しい男たちを見つける。荷物運搬室に入っていく男を追ったマクレーンは、2人の男と銃撃戦になる。1人の男を殺し、もう1人を追うものの、警官に止められる。一方、飛行機に乗るホリーは、以前に公衆の面前で顔を殴ったことから犬猿の仲である、テレビのリポーターのリチャード・ソーンバーグが同じ便に乗っていることを知る。
教会
空港警察の署長であるロレンゾに現場の封鎖を進言するマクレーンだったが、ロレンゾから邪険に扱われる。マクレーンは、死体の指紋をロス警察のパウエルに照合を頼み、記録では死んだことになっている兵士であることが分かる。管制室の責任者のトルドーは、雪による悪天候のために、着陸予定の飛行機を旋回して待たせることにする。スチュアートと部下は、教会を即席の基地とする。
奪われた管制機能
管制室にやって来たマクレーンはトルドーに、死んだ兵士の話をし、警備を強化するように話すが、反対するロレンゾと言い合いになる。すると、滑走路の誘導灯が消え、スチュアートから連絡が入る。スチュアートは、管制機能を奪ったことを宣言し、エスペランザ機の到着を指定の滑走路にさせることと、輸送機を準備することを要求する。
スカイウォーク
マクレーンは、管制室を追い出される。エンジニアのバーンズが「スカイウォーク」にある工事中の新ターミナルにあるアンテナを起動させて飛行機との通信を回復させようとする。その話を耳にしていたマクレーンは、通風管を通ってスカイウォークに向かう。SWATに護衛されてスカイウォークに到着したバーンズは、待ち伏せていたスチュアートの部下たちに襲われる。到着したマクレーンは、銃撃戦の末にスチュアートの部下を撃退するが、アンテナは爆破されてしまう。
シーン 1
ダレス空港の管制機能がテロリストによって奪われてしまう。当初から空港に異変が起こ・・・ っていることに気づいていたジョン・マクレーンだったが、空港関係者ではなかったことから、テロリストの対応から外されてしまう。だが、エンジニアのバーンズが「スカイウォーク」に向かうという話を耳にしていたマクレーンは、通風管を通ってスカイウォーク・・・
見せしめの墜落
スカイウォークの部下が殺されたことを知ったスチュアートは、ILS(計器着陸装置)に細工し、飛行機に誤ったデータを送り、見せしめのために1機の飛行機を墜落・炎上させる。たいまつを持って飛行機を誘導しようとしたマクレーンの努力は無駄に終わる。トルドーは政府に援助を要請し、対テロリストの特殊部隊が来ることになる。
エスペランザの輸送機
グラント少佐の特殊部隊が空港に到着する。会議が開かれるが、マクレーンは閉め出される。バーンズはビーコン信号を使って飛行機に連絡することを思いつき、実行に移す。コックピットのやり取りを無線で聞いていたソーンバーグは、空港がテロリストに乗っ取られたことを知る。エスペランザの乗る飛行機が空港に近づき、見張りの兵士と操縦士を殺したエスペランザは、自ら操縦桿を握る。
緊急脱出装置
テロリストが持っていたトランシーバーを手に入れたマクレーンは、エスペランザの飛行機の到着を知り、地下通路を取って滑走路に出る。着陸した飛行機から出てきたエスペランザを捕らえようとするマクレーンだったが、スチュアートたちが現れたために、飛行機のコックピットに逃げ込む。手榴弾を投げ込まれて絶体絶命となったマクレーンだったが、操縦席の緊急脱出装置を使用して空中に舞い上がり、難を逃れる。エスペランザやスチュアートたちは教会に戻る。
シーン 2
いち早く空港に異常が発生することに気づいて担当者に警告し、スカイウォークで襲撃さ・・・ れた空港のエンジニアも救出したマクレーン。だが、テロリスト対応は、到着した対テロ特殊部隊に任されることになる。テロリストの無線機を手に入れたマクレーンは、エスペランザ将軍の乗る飛行機が着陸することを知り、滑走路に向かう。
着陸した飛行機か・・・
アジトを発見
独断行動をグラント少佐にたしなめられるマクレーン。だが、飛行場の配線が民有地の地下にあることをバーンズから聞いたマクレーンは、バーンズと調べに向かい、教会にたどり着く。バーンズから連絡を受けたグラント少佐は、部下を連れて教会に向かう。特殊部隊に気づいたスチュアートは、エスペランザを連れて教会から脱出し、スノーモービルに乗って脱出用の輸送機に向かう。
スノーモービル
スノーモービルを奪ったマクレーンがテロリストを追う。奪ったマシンガンでテロリストを撃つが当たらず、逆にスノーモービルを撃たれて炎上する。助かったマクレーンは、マシンガンが空砲であり、グラントはテロリストの味方であることに気づく。一方、機上で事態を知ったソーンバーグが、テレビのニュース番組の生放送に電話で出演。空港で起こっていることを報道し、空港はパニックに陥る。そのことに気づいたホリーは、ソーンバーグをスタンガンで気絶させる。
シーン 3
ダレス空港の管制機能を奪い、外国から飛行機で護送されてきたエスペランザ将軍を解放・・・ させたテロリストたち。だが、空港のエンジニアとマクレーンが、テロリストたちが拠点としている教会を発見する。対テロ特殊部隊も教会に到着するが、テロリストたちはスノーモービルに乗って逃げ出す。
あきらめないマクレーンは、テロリストのスノーモー・・・
輸送機を爆破
エスペランザたちは、輸送機で離陸しようと滑走路を走り始める、テレビレポーターを見つけたマクレーンは、取材用のヘリに乗せてもらい、輸送機の翼に飛び降りる。マクレーンに気づいたグラントを殺すものの、スチュアートによって翼から落とされてしまうマクレーン。だが、落ちる前に燃料バルブのフタを開くことに成功する。マクレーンは、滑走路に線上に落ちた燃料にライターで火をつける。火が燃料タンクに到達し、輸送機は爆発する。
シーン 4
某国から護送されてきたエスペランザ将軍とともに、輸送機で逃亡しようとするテロリス・・・ トたち。グラント率いる対テロ特殊部隊とともに、教会を拠点にしているテロリストの確保に向かったマクレーンだったが、テロリストはスノーモービルで逃走する。さらに、味方だと思っていたグラントもテロリストと手を結んでいたことが明らかになる。
テロ・・・
シーン 5
スチュアートをリーダーとするテロリストたちが教会を拠点にしていることを突き止めた・・・ マクレーンだったが、スノーモービルで逃げられてしまっていた。さらに、仲間だと思っていた特殊部隊のグラント少佐は、テロリストの仲間だったことが分かる。テロリストたちが乗る輸送機を止めようと、輸送機の翼に飛び乗ったマクレーンは、襲ってきたグラン・・・
再会
滑走路にできた線上の炎に導かれ、ホリーの乗る飛行機をはじめ、空中で待機していた飛行機が次々に着陸してくる。再会したホリーを抱きしめ、マクレーンは無事に会えたことを喜ぶ。マクレーンと対立していた空港警察署長のロレンゾは、マクレーンが切られていた駐車違反の切符を破り捨ててくれる。マクレーンとホリーは、2人で空港を後にする。
シーン 1
ダイ・ハード2
ダレス空港の管制機能がテロリストによって奪われてしまう。当初から空港に異変が起こ・・・ っていることに気づいていたジョン・マクレーンだったが、空港関係者ではなかったことから、テロリストの対応から外されてしまう。だが、エンジニアのバーンズが「スカイウォーク」に向かうという話を耳にしていたマクレーンは、通風管を通ってスカイウォーク・・・
シーン 2
ダイ・ハード2
いち早く空港に異常が発生することに気づいて担当者に警告し、スカイウォークで襲撃さ・・・ れた空港のエンジニアも救出したマクレーン。だが、テロリスト対応は、到着した対テロ特殊部隊に任されることになる。テロリストの無線機を手に入れたマクレーンは、エスペランザ将軍の乗る飛行機が着陸することを知り、滑走路に向かう。
着陸した飛行機か・・・
シーン 3
ダイ・ハード2
ダレス空港の管制機能を奪い、外国から飛行機で護送されてきたエスペランザ将軍を解放・・・ させたテロリストたち。だが、空港のエンジニアとマクレーンが、テロリストたちが拠点としている教会を発見する。対テロ特殊部隊も教会に到着するが、テロリストたちはスノーモービルに乗って逃げ出す。
あきらめないマクレーンは、テロリストのスノーモー・・・
人物 1
ダイ・ハード2
俳優:ブルース・ウィリス
ジョン・マクレーンは、ロサンゼルス市警の刑事である、映画「ダイ・ハード2」の登場・・・ 人物。1年前のクリスマスにロサンゼルスで起きたナカトミビルのテロ事件によって、世間に知られている。以前はニューヨーク市警の刑事だったが、妻ホリーのいるロサンゼルスに移り住んでいた。クリスマスに、ワシントンのダレス空港に到着する妻のホリーを迎・・・
人物 2
ダイ・ハード2
俳優:ウィリアム・サドラー
スチュアートは、アメリカ陸軍特殊部隊の元大佐である、映画「ダイ・ハード2」の登場・・・ 人物。エスペランザ将軍を支持しており、将軍を逃亡させる作戦を実行するテロリストのリーダー。冷静沈着に行動し、多くの乗客が乗った飛行機を墜落させる無慈悲な面を持つ。格闘術に長けており、オープニングでは真っ裸でトレーニングをする姿を見せる。グラ・・・
人物 3
ダイ・ハード2
俳優:フランコ・ネロ
ラモン・エスペランザは、バルベルデ(架空の国)の失脚した将軍である、映画「ダイ・・・・ ハード2」の登場人物。2年前までは反共の闘士としてアメリカの援助も受けていたが、援助資金を流用してコカインの密輸などを行っていたことや、中立の隣国へ侵攻したことから援助を停止され、失脚していた。アメリカに身柄が引き渡されることになり、クリス・・・
セリフ・名言 1
ダイ・ハード2
0:04:30頃
飛行機で到着する妻のホリーを迎えにダレス空港にやって来たマクレ・・・ ーン。ポケベルで通知された番号に電話し、飛行機に乗るホリーと話をする。マクレーンは機械音痴を自認しており、このあとFAXの送り方もわからないことが判明する。
・・・
セリフ・名言 2
ダイ・ハード2
0:17:35頃
テレビリポーターのソーンバーグが、ファーストクラスではないこと・・・ に文句を言い、客室乗務員を困らせている。ソーンバーグはホリーの姿を見つける。前作で、子どもたちを取材のネタにしたソーンバーグを、ホリーはカメラの前で殴っていた。
・・・
セリフ・名言 3
ダイ・ハード2
0:21:20頃
空港の荷物運搬室で、怪しい2人の男と格闘になったマクレーン。空・・・ 港警察のロレンゾに相手がただ者ではないことを説明するが、ロレンゾは理解してくれない。いら立つマクレーンはロレンゾを怒らせてしまい、このあとロレンゾに目の敵にされるのだった。
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音楽 1
ダイ・ハード2
「CAROL OF THE BELLS」は、ウクライナの司祭であるミコラ・レオン・・・ トヴィッチが1914年に作曲した曲。元はウクライナ民謡で、クリスマス・キャロルとして広く知られている。「ダイ・ハード2」では、マクレーンが妻のホリーを迎えにやって来たダレス空港で流れている(0:02:00頃)。
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音楽 2
ダイ・ハード2
「Old Cape Cod」は、アメリカの歌手であるパティ・ペイジが、1957年・・・ にリリースした曲。「ダイ・ハード2」では、管制室から追い出されたマクレーンが管理人室を訪れた時に、レコードでかけられている(0:40:00頃)。
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音楽 3
ダイ・ハード2
「フィンランディア(FINLANDIA)」は、フィンランドの作曲家であるジャン・・・・ シベリウスによって作曲され、1900年に初演された交響詩。「ダイ・ハード2」では、クライマックスで次々と飛行機が滑走路に着陸するシーン(1:51:00頃)やエンドロールで使われている。ちなみに、監督を務めたレニー・ハーリンはフィンランドの出・・・
キーワード 1
ダイ・ハード2
「ダイ・ハード2」は、好意的な評価を受けた。興行的にもヒットとなり、北米で1億1・・・ 千万ドル以上の興行収入を上げ、1990年の8位となった。日本でも32億円の配給収入を上げて、1990年の4位となった。
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キーワード 2
ダイ・ハード2
「ダイ・ハード2」の主な舞台となるのは、ワシントンにあるダレス国際空港である。ク・・・ リスマスのために空港は混雑しており、1万5千人もの人々がいる。また、バルベルデ(架空の国)の失脚した将軍であるエスペランザが到着するため、多くのマスコミがつめかけている。さらに悪天候のために滑走路の整備が必要となるなど、混乱した状態になる。・・・
キーワード 3
ダイ・ハード2
「ダイ・ハード2」の事件が起こるのはクリスマスである。クリスマス休暇を過ごすため・・・ に、ホリーはロサンゼルスから飛行機でダレス空港に向かっている。空港ではクリスマス・キャロル(キャロル・オブ・ザ・ベル)が流れている。1年前のナカトミビルの事件が発生したのもクリスマスだった。エンディングでは、前作でも使われたクリスマス・ソン・・・