登場人物・キャスト ゴーン・ガール

ニコラス(ニック)・ダン(ベン・アフレック)

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Gone Girl TV SPOT - Wife Goes Missing (2014) - Ben Affleck, Rosamund Pike Movie HD

ニコラス(ニック)・ダンは、妻のエイミーの失踪に巻き込まれる、映画「ゴーン・ガール」の登場人物。双子の妹であるマーゴと仲が良く、一緒にバーの「ザ・バー」を経営している。また、大学でライティングを教えて生活している。誰にでも愛想がいいタイプ。

ニューヨークで男性雑誌のライターとして働いていた2005年にエイミーと出会い、恋に落ちる。2007年に結婚し、結婚記念日に宝探しゲームをしてプレゼントを贈り合う良好な夫婦生活を送っていた。だが、2010年の不景気によって2人とも仕事を失った頃から関係が悪化。母親が末期がんと診断されて故郷のミズーリに戻り、2011年にニックの母親が亡くなってからはさらに関係が悪化していた。またこの頃には、大学の教え子であるアンディと不倫関係となっていた。

2012年の5回目の結婚記念日の朝に離婚を切り出そうとするものの、エイミーの姿が消えてガラスのテーブルが割れているのを発見し、警察を呼ぶ。エイミーの両親とともに記者会見や集会を開いて捜索の協力を呼びかける。一方で、写真撮影で笑顔を見せた姿などから、テレビではネガティブに取り上げられる。自宅から大量の血痕のあとが見つかったこと、エイミーが妊娠していたこと、多額の負債を抱えていたことから、警察からも疑われ始める。だが、いずれも身に覚えがない。

エイミーが誕生日に用意していた宝探しゲームを解き、パンチとジュディの人形を見つける(人形にはパンチがジュディと子どもを殺したエピソードがある)。エイミーが自分を殺人犯に仕立て上げようとしていることを、マーゴとともに確信する。弁護士のタナー・ボルトを雇い、アンディが不倫を公表する前にテレビに出演しようとするが、先にアンディが会見を開いてしまう。だが、その後のテレビ出演で、愚かな行為をしたことやエイミーを愛していることを訴えかけ、世論の共感を得る。

夫に殺されるかもしれないという恐怖をエイミーが記した日記が警察によって発見され、さらにエイミー自身のタレコミのよってマーゴの薪小屋を警察に調べられる。薪小屋には、凶器に使われたと思われる棒とセットのパンチとジュディ人形があったことから、警察に逮捕される。保釈されて自宅にいると、血まみれになったエイミーが車で帰ってくる「。エイミーを抱きかかえたところをテレビカメラに撮影される。

家を出ていこうとするが、「世間から受け入れられなくなる」とエイミーに脅される。さらに、不妊治療で採取していたニックの精子を使ってエイミーが妊娠したことを聞かされる。どうしようもない状況に追いつめられ、テレビのインタビューの時に、エイミーに促されて妊娠を発表する。子どもへの責任から18年間はエイミーと別れられないと観念し、マーゴにこれからの精神的なサポートを頼む。

・失踪の会見でカメラマンの求めに応じて笑顔(エイミーは「ニック・スマイル」と呼ぶ)を見せ、女性から2人で自撮りを頼まれると自然と笑顔を見せる。また、妻が失踪中にもかかわらず、訪れてきたアンディとマーゴの部屋のソファでセックスをする軽率さを見せる。

・マーゴとは非常に仲がよく、サポートをしてくれる親しい人物はマーゴだけである。その点に目をつけたテレビ番組のキャスターであるエレン・アボットは、近親相姦をほのめかすコメントをする。

キャスト

ニコラス(ニック)・ダンを演じているのは、アメリカの俳優であるベン・アフレック。公開時42歳頃。「グッド・ウィル・ハンティング」(1997)、「アルマゲドン」(1998)や、監督も務めてアカデミー作品賞を受賞した「アルゴ」(2012)などでも知られる。同時期の出演作には、「ランナーランナー」(2013)などがある。本作の出演のために、監督作「夜に生きる」(2017)の製作を延期して臨んだという。

監督のデヴィッド・フィンチャーは、アフレックが多くの写真で同じ笑顔をしているのを発見し、ニック役に選んだという。

「ゴーン・ガール」の関連項目

セリフ・名言 1 ゴーン・ガール

ニック(ナレーション)「妻のことを考えるとき、いつも思い出すのは彼女の後頭部だ」

0:00:20頃 「ゴーン・ガール」の最初のセリフ。エイミーの後頭部が映し出され・・・、ニックの心の声が流れる。この時はまだニックの言葉の意味は、はっきりとはわからない。ニックとエイミーの関係が描かれたあと、映画の終わりでもこの言葉は繰り返される。 ・・・
セリフ・名言 2 ゴーン・ガール

ニック「人生か。人生の意義を思い出せない」

0:07:10頃 妹のマーゴと共同経営しているバーにやって来たニックが、マーゴと・・・ボードゲームの「人生ゲーム」をしながらつぶやく言葉。この時はまだ明かされていないが、エイミーとの結婚5年目の記念日を迎えたニックは、人生に悩んでいた。 ・・・
セリフ・名言 14 ゴーン・ガール

ニック「この、クソビッチ」

2:06:15頃 エイミーの殺人犯として逮捕されたニックとマーゴ。弁護士のタナー・・・の尽力で保釈となったニックの前に、死んだかと思われていたエイミーが血まみれの姿で戻ってくる。エイミーはニックの腕に倒れ込み、その様子を多くのテレビカメラが捉える。だがニックには、すべてエイミーの芝居であることが分かっていた。 ・・・
セリフ・名言 20 ゴーン・ガール

ニック「何を考えてる?何を感じてる?互いに何をしてきた?これから何をしていく?」

2:24:10頃 「ゴーン・ガール」の最後のセリフ。エイミーの策略によって、エイ・・・ミーから逃げられない人生を送ることになってしまったニックが、エイミーの後頭部を見ながらつぶやく。このセリフは、映画の最初でも使われていたが、印象が大きく異なる。 ・・・
人物 2 ゴーン・ガール

エイミー・エリオット・ダン

俳優:ロザムンド・パイク エイミー・エリオット・ダンは、ニックの妻で失踪してしまう女性である、映画「ゴーン・・・・ガール」の登場人物。児童小説「アメイジング・エイミー」を刊行する人気作家であるメアリーベス・エリオットを母に持つ。自身と同じ名前の「エイミー」を主人公にし、自分とは異なり何でもできる「エイミー」が有名になった状況に嫌気が差している。 2・・・

その他の「ゴーン・ガール」の登場人物・キャスト

人物 2 ゴーン・ガール

エイミー・エリオット・ダン

俳優:ロザムンド・パイク エイミー・エリオット・ダンは、ニックの妻で失踪してしまう女性である、映画「ゴーン・・・・ガール」の登場人物。児童小説「アメイジング・エイミー」を刊行する人気作家であるメアリーベス・エリオットを母に持つ。自身と同じ名前の「エイミー」を主人公にし、自分とは異なり何でもできる「エイミー」が有名になった状況に嫌気が差している。 2・・・
人物 3 ゴーン・ガール

デジー・コリングス

俳優:ニール・パトリック・ハリス デジー・コリングスは、エイミーのことを思い続けている富豪である、映画「ゴーン・ガ・・・ール」の登場人物。学生時代にエイミーと2年付き合っていたが、別れた後にエイミーのベッドで自殺を図り、精神病院に入院した過去がある。その後も、エイミーと手紙のやり取りをしていた。 エイミーの失踪を聞いて、助けになろうと捜索本部を訪れる。その・・・
人物 4 ゴーン・ガール

タナー・ボルト

俳優:タイラー・ペリー タナー・ボルトは、ニックの弁護を担当する弁護士である、映画「ゴーン・ガール」の登・・・場人物。ニックを糾弾するテレビ番組で、ニックを擁護する発言をする。それを見ていたニックから弁護を頼まれて引き受ける。 2人の捜査員にエイミーを探させる一方で、先手を打ってアンディの不倫をニックにテレビで公表させる作戦を取る。シャロン・シー・・・
人物 5 ゴーン・ガール

マーゴ・ダン

俳優:キャリー・クーン マーゴ・ダンは、ニックの双子の妹である、映画「ゴーン・ガール」の登場人物。ニック・・・とともに「ザ・バー」という名前のバーを経営しているが、オーナーはエイミーである。エイミーのことは好きじゃない。ニックと仲がよく、隠し事があると怒る。 エイミーが失踪したあとに、ニックを自宅に泊めるなどの面倒をみるが、ニックがアンディと不倫・・・
人物 6 ゴーン・ガール

ロンダ・ボニー刑事

俳優:キム・ディケンズ ロンダ・ボニーは、エイミーの失踪を捜査する地元の刑事である、映画「ゴーン・ガール・・・」の登場人物。ニックの通報を聞いて駆けつけ、事件の最初から捜査を行う。キッチンの大量の血痕、エイミーの日記などを発見する。ニックが犯人であるという状況証拠が積み上がっていく状況に違和感を抱いているが、マーゴの薪小屋から凶器とセットの人形が見・・・
ストーリー ゴーン・ガール

ストーリー・あらすじ紹介

ゴーン・ガールのストーリー・あらすじ紹介。
セリフ・名言 ゴーン・ガール

セリフ紹介

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音楽 ゴーン・ガール

音楽紹介

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キーワード ゴーン・ガール

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  • 作品

スパイダーマン

公開年 2002年
製作国 アメリカ
監督  サム・ライミ
出演  トビー・マグワイア、ウィレム・デフォー、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ
  • 作品

ドラゴン・タトゥーの女

公開年 2011年
製作国 アメリカ、スウェーデン、ノルウェー
監督  デヴィッド・フィンチャー
出演  ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラ、クリストファー・プラマー、ステラン・スカルスガルド
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探偵はBARにいる

公開年 2011年
製作国 日本
監督  橋本一
出演  大泉洋、松田龍平、小雪、西田敏行、高嶋政伸、田口トモロヲ、石橋蓮司、松重豊
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  • 8.55

ターミネーター2

公開年 1991年
製作国 アメリカ
監督  ジェームズ・キャメロン
出演  アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロング
  • 作品

ヒューゴの不思議な発明

公開年 2011年
製作国 アメリカ、イギリス
監督  マーティン・スコセッシ
出演  エイサ・バターフィールド、ベン・キングズレー、クロエ・グレース・モレッツ
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

公開年 2011年
製作国 アメリカ
監督  スティーブン・ダルドリー
出演  トーマス・ホーン、トム・ハンクス、サンドラ・ブロック、マックス・フォン・シドー
作品一覧