キーワード タラ
タラ
重要な部分に触れている場合があります。
アトランタ近郊の場所で、オハラ家の農場がある。赤い土が特徴。スカーレットの心のより処ともいえる場所で、南北戦争ですべてを失った後、タラの大地から再出発する。スカーレットがレットに去られて途方に暮れた際にも、タラに戻って再出発を図ろうとする。
タラは架空の地名だが、モデルとなっているのは、原作の作者マーガレット・ミッチェルの祖父母が住んでいた、アトランタの南にあるジョーンズボロという町。ジョーンズボロには、「タラ通り」「スカーレット通り」「レット・バトラー通り」といった「風と共に去りぬ」にちなんだ名前が通りにつけられている。
関連項目
IMDb
人物 1
風と共に去りぬ
俳優:ヴィヴィアン・リー
スカーレット・オハラは、ジョージア州タラの農園で育った女性。南北戦争によって荒廃・・・した南部において、多くの苦難に見舞われながら、美貌と商才を生かし、たくましく生きていく。気が強く、うぬぼれ屋の一方、強い意志の持ち主である。
隣家のアシュリー・ウィルクスに恋をしており、アシュリーも自分を愛していると思い込んでいる。だが、・・・
IMDb
人物 5
風と共に去りぬ
俳優:トーマス・ミッチェル
ジェラルド・オハラは、タラで農園を運営するスカーレットの父親。タラの大地の重要さ・・・をスカーレットに教え、その言葉はレットに去られて途方に暮れるスカーレットの脳裏によみがえる。
南北戦争によってタラの大地や屋敷が荒廃したことや、妻エレンが死んでしまったショックで狂気に陥ってしまう。落馬によって死去する。
・・・
IMDb
セリフ・名言 1
風と共に去りぬ
0:12:15頃
ジェラルドが、娘のスカーレットに土地の大切さ説く。この時はま・・・だ、スカーレットは言葉の意味を理解していないが、南北戦争をへて、さまざまな経験をしていくスカーレットにとって、タラの土地は常にこころのより処となるのだった。
・・・
IMDb
セリフ・名言 9
風と共に去りぬ
1:43:15
火の海となったアトランタから、困難を乗り越えてタラへと戻ってきた・・・スカーレット。だが、母は亡くなり、父はショックから狂気に陥り、妹たちも弱っていた。加えて、食料はすべて北軍に持っていかれていた。絶望の淵に立たされたスカーレットだったが、庭のニンジンをナマのままかじりつき、神に対して「二度と飢えない」と誓う・・・
音楽 1
風と共に去りぬ
オープニングタイトルで流れるテーマ曲。その後も繰り返し流れる。後世に残る曲となっ・・・た。作曲したマックス・スタイナーは、アカデミー賞作曲賞にノミネートされたが、受賞は逃した。・・・
その他の「風と共に去りぬ」のキーワード
キーワード 2
風と共に去りぬ
ジョージア州の州都で、南北戦争では周辺で激戦が繰り広げられた。多くの負傷兵が駅に・・・横たわる様子や、北軍の攻撃によって発生した大火事が、「風と共に去りぬ」で描かれている。スカーレットは、アトランタに住むメラニーの叔母であるピティパットの元に身を寄せ、アトランタで負傷兵の治療の手伝いをしていたが、出産したメラニーを連れてタラ・・・
キーワード 3
風と共に去りぬ
南北戦争の勃発によって、アシュリーやチャールズは従軍。北軍の進軍によって、アトラ・・・ンタは火の海となり、スカーレットが育ったタラの屋敷や農場も荒廃してしまう。
南北戦争は、1861年から1865年にかけて、奴隷制の存続を主張する南部と、廃止を主張する北部の対立から、北軍と南軍に分かれて行われた内戦。両軍合わせて50万人に・・・
キーワード 4
風と共に去りぬ
黒人奴隷が多く登場する。スカーレットの乳母で召使いの女性マミー、同じく召使いの女・・・性プリシー、男性の執事などが、オハラ家に仕えている。マミーはスカーレットの行動にガミガミと口を出したりはするものの、基本的には忠実にオハラ家に仕えている。また、アトランタで労働に駆り出される黒人奴隷の姿も見られる。南部の白人の目線から見た黒・・・
キーワード 5
風と共に去りぬ
ヒロインであるスカーレット役の選考は難航した。製作のデイヴィッド・O・セルズニッ・・・クは、2年以上に渡りスカーレット役を探し求めた。1,400人に面接し、90人がスクリーンテストを受けたと言われる。ポーレット・ゴダード、ベティ・デイヴィス、キャサリン・ヘプバーン、マーガレット・サラヴァン、ノーマ・シアラー、ラナ・ターナー、・・・
キーワード 6
風と共に去りぬ
北軍が進軍してきた時にアトランタの町で起こる大火災が描かれている。スカーレットと・・・レットが馬車で通り抜ける際に、後ろで燃えて崩れ落ちる建物は、古いセットを燃やしたものだったという。火災は、撮影の最初に行われ、見学に来ていたヴィヴィアン・リーを見たセルズニックが、未決定だったスカーレット役に起用を決めたと言われている。・・・