登場人物・キャスト　告白

渡辺修哉(西井幸人)

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渡辺修哉は、成績優秀で電子工学に詳しい中学生である、映画「告白」の登場人物。優秀な電子工学の研究者だった母と電気屋の父の間に生まれる。研究者の道を捨てたことを後悔する母によって、電子工学の本を与えられ、母の鬱憤をぶつけられて育った。両親が離婚し、母は研究者の道に戻る。それ以来、母の影を追っている。

電子工学に詳しく、アダルトビデオのモザイクを薄くしたりする一方で、犬や猫を殺す機械を自身のホームページで公開するなどしていた。ファスナーに触れると感電する財布を作り、「盗難防止びっくり財布」としてコンクールの優秀賞を受賞する。コンクールへの出品は母に注目されるためだったが、同じ日に13歳の女子中学生による家族の毒殺事件（ルナシー事件）が起こり、注目されることはなかった。注目されるには犯罪を起こす必要があると考え、下村直樹を誘って森口悠子の娘である愛美の殺害に乗り出す。

森口悠子によって生徒たちに犯行を知られ、いじめにあう。一方で、委員長である北村美月と親しくなる。森口によって飲まされたHIVウィルスに感染した牛乳によって、自身もHIVに感染して母に心配してもらうことを期待する。だが、検査の結果は陰性だったためにに失望し、美月との関係も「暇つぶし」と語る。

自身をマザコンと呼んだ美月を殺害。さらには、始業式で爆弾を爆発させ、多くの生徒を巻き込んで死のうとするものの、失敗に終わる。戸惑っているところに森口から携帯電話に連絡があり、衝撃の事実を伝えられる。

キャスト

渡辺修哉を演じているのは、西井幸人。当時15歳頃。同時期の映画出演作には、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(2011)、「ポールダンシングボーイ☆ず」(2011)がある。

修哉（ナレーション）「殺人が悪だなんて、僕には誰も教えてくれなかった」

1:00:25頃修哉が自らの生い立ちを語る。優秀な電子工学の研究者だった修哉の・・・母は、修哉の妊娠によって研究者の道を諦めたのだった。だが、そのことを後悔し、息子である修哉が幼いうちから、電子工学についての知識を教え込んだのだった。・・・

セリフ・名言 15 告白

修哉（ナレーション）「その時、僕には聞こえた。大切なものが消えてしまう音」

1:03:15頃修也の母は、修哉の元を去り、研究者の道へと戻っていった。まだ幼・・・かった修哉がその時のことを回想する。修哉は消えてしまった大切なものを取り戻すためにあらゆる手を使う。だが、思い通りにはならないのだった。・・・

セリフ・名言 17 告白

修哉（ナレーション）「最高だよ、森口。死に至る病？それだよ、それ！」

1:12:30頃愛する娘の愛美を殺された教師の森口悠子は、犯人であるクラスの生・・・徒2人に、HIVウィルスに感染した血液の入った牛乳を飲ませる。牛乳を飲まされた修哉は、吐きそうな様子で教室から駆け出ていく。だが、吐きそうだったのではなく、笑いをこらえるのに必死なのだった。・・・

セリフ・名言 18 告白

修哉（ナレーション）「それからはもう、ただの暇つぶし」

1:13:00頃愛する娘の愛美を殺された教師の森口悠子から、復讐としてHIVに・・・感染した血液の入った牛乳を飲まされた修哉。だが、HIVに感染すれば母が会いに来てくれると考えた修哉は、むしろ喜んでいた。だが、HIVには感染しなかった。その後、美月と親しくなった修哉だったが、ただの暇つぶしにすぎなかったと語る。・・・

セリフ・名言 14 告白

修哉の母「あなたにはママと同じ血が流れているの。ママと同じ才能を受け継いでいるのよ」

1:02:25頃優秀な電子工学の研究者だった修哉の母は、修哉の妊娠によって研究・・・者の道を諦めたのだった。だが、そのことを後悔し、息子である修哉が幼いうちから電子工学についての知識を教え込むものの、きちんとできない修哉に暴力を振るうようになる。やがて修哉の両親は離婚し、母は修哉の元を去り、研究者の道に戻っていく。母が家を・・・