ストーリー・あらすじ紹介　マッドマックス

ナイトライダー

数年後の未来。警官を殺して警察の特殊パトカーを盗んだ通称「ナイトライダー」が、恋人を助手席に乗せてハイウェイを逃走する。暴走族専門の特殊警察「MFP」のメンバーがナイトライダーを追うものの、全員が振り切られてしまう。MFPの最高の警官であるマックスがインターセプターに乗って追跡を開始する。マックスはナイトライダーの車を後ろからあおり、スピンしたナイトライダーの車は路上の事故車と激突。ナイトライダーと恋人は死亡する。

家族

自宅に戻り、妻のジェシーやまだよちよち歩きの息子スプローグと過ごすマックス。だがすぐにMFPから呼び出しを受け、妻のジェシーは心配する。マックスはMFPで、部品を集めて作られたV8エンジンの最高のパトカーを見せてもらう。マックスの上司でMFPの隊長であるフィフィは、ナイトライダーの仲間だったトーカッターがマックスを狙っていると警告する。

暴走族

トーカッターが率いる暴走族の一団が駅に集まる。トーカッターは駅に到着したナイトライダーの棺桶を受け取り、駅員にナイトライダーに敬意を払うように命じる。その後暴走族たちは、車に乗る若い男女を追いかけ、車を止めて2人をレイプする。現場に到着したマックスと相棒のグースは、ラリった状態で残された暴走族の1人であるジョニーを逮捕する。

怒るグース

逮捕されたジョニーは、目撃者がいないことから釈放される。グースは怒り狂い、ジョニーに襲いかかるが止められる。グースとジョニーは互いにののしり合う。トーカッターの一番の手下であるザネッティはジョニーをよく思っていないが、トーカッターはジョニーに名誉回復の機会を与える。ジョニーはグースのバイクに細工をする。

グースの死

バイクでスピードを上げるグースは、後輪がロックしてしまったために転倒して投げ出される。だがケガなく無事にすみ、通りがかかった小型トラックを貸してもらう。グースが運転する小型トラックにジョニーがブレーキドラムを投げ込み、小型トラックは横転。グースは小型トラックから出られなくなり、ガソリンがもれる。トーカッターはジョニーに火をつけるように命じる。いやがるジョニーだったが、手に持っていたマッチが落ちて小型トラックに火がつく。病院に運ばれたグースの変わり果てた姿を見たマックスはショックを受ける。

辞職願い

フィフィに辞職願いを出すマックス。フィフィは説得するがマックスの意志は固い。フィフィは休暇扱いにしておくとマックスに語る。マックスは妻ジェシーと息子スプローグを連れて車で旅に出る。穏やかな時間を過ごすマックスとジェシーは互いの愛を確認し合う。だがジェシーがスプローグと2人でアイスクリームを買いに行った時に、トーカッターの一味にからまれる。ジェシーはトーカッターの急所を蹴って逃げる。トーカッターたちはジェシーを追う。

おびえるジェシー

マックスたちは、車で知り合いのメイの農場に逃げ込む。マックスは車の整備をし、ジェシーは森を通って近くの湖に泳ぎに行く。帰り道の森で、ジェシーは何者かに追われていることに気づく。無事に戻ってきたジェシーのおびえる様子を見たマックスは、ライフルを持って森に向かう。一方ジェシーは、スプローグがいないことに気づく。

怒り

スプローグを捕まえたトーカッターたちを見つけたジェシーは、スプローグを返すように頼む。そこにライフルを持ったメイが現れ、威嚇射撃をしてトーカッターたちを納屋に閉じ込める。射撃音を聞いたマックスは、森から急いで戻る。車で逃げるジェシーたちだったが、途中でエンジンが止まってしまう。スプローグを抱えて走って逃げるジェシーだが、バイクで近づいてきたトーカッターたちにひかれてしまう。ジェシーは大ケガを負い、スプローグは亡くなる。マックスは怒りに突き動かされ、再びMFPの服を身につけ、インターセプターでトーカッターたちを探す。

決着

待ち受けたトーカッターたちに、左足を撃たれて右腕をバイクでひかれるマックス。だがマックスは執念深く追い続け、ザネッティを撃ち殺し、トーカッターをトラックに正面衝突させる。その後、グースを焼死させたジョニーに同じ目をあわせるため、ガソリンが漏れる車とジョニーを手錠でつなぎ、ライターをしかけて数分後に爆発が起こるようにして立ち去る。