登場人物・キャスト　モテキ

藤本幸世(森山未來)

重要な部分に触れている場合があります。

藤本幸世は、松尾みゆきに恋をする男性である、映画「モテキ」の登場人物。2年前にモテ期が訪れたものの、誰とも付き合うことなく31歳を迎える。サブカル系の音楽、漫画が好きで、部屋には多くの漫画があり、壁には多くのポスターが貼られている。黒ぶちのメガネがトレードマーク。

正社員として働こうと決意し、ニュースサイト「ナタリー」の面接を受けて採用される（面接の際には、墨田の愛人によって刺されるも生還する）。ミスも多いものの、好きな音楽の仕事のため、やりがいを感じる。先輩の唐木には厳しくされ、同僚の三浦やボスの墨田からはからかわれる。

ツイッターのやりとりから松尾みゆきと会って飲むことになり、意気投合とするものの、みゆきには彼氏がいることを知る。その夜、みゆきとみゆきの友人彩海が自宅に泊まり、彩海が帰った後にみゆきからキスをされる。みゆきに恋をして、テンションが上がる。

彼氏と同居しているみゆきの自宅に行き、キスをして肉体関係を持つ直前までいくが、彩海がやって来たためにお預けとなる。落ち込む姿を見かけた墨田にガールズバーに連れて行かれ、店員の愛と話すうちに泥酔して眠ってしまう。目を覚ますと愛の自宅で愛と一緒に寝ているが、何もしていない。愛からは、「藤本さんみたいなタイプって、ちゃんと需要ありますよ」と励まされ、キスをされる。

みゆきの友人である桝本るみ子からは、好意を抱かれる。1人カラオケをしているるみ子に誘われて2人でカラオケを楽しみ、それまで興味がなかったB’zの曲を熱唱する。帰り道でるみ子から告白され、そのまま自宅でるみ子と関係を持つ。だが、朝になると気まずい雰囲気になる。

仕事で訪れたライブハウスで、ライブを見に来ていたみゆきとるみ子に会う。みゆきに「るみ子とヤッたよ」と話し、みゆきを怒らせる。その後、バックステージでみゆきの彼氏の山下ダイスケと会い、自分よりもかっこよくて仕事ができるダイスケの姿に落ち込む。みゆきのことが好きなため、付き合えないことをるみ子に告げる。

墨田から、ダイスケが仕切る音楽フェス「センス・オブ・ワンダー」の取材を命じられる。ダイスケにインタビューをしたところ、ダイスケには妻がいることを知り、ダイスケに怒りをあらわにする。その後、みゆきの元を訪れて、付き合ってくれるように言うが、みゆきに断られる。

取材で訪れた「センス・オブ・ワンダー」の会場で、みゆきの姿を見かける。走って逃げるみゆきを追いかけ、みゆきとともに泥の中に突っ込んでしまう。みゆきに強引にキスをして受け入れられる。

・映画の冒頭では、散らかった部屋に住んでいる。ゴミの中にはTENGAもある。ツイッターを多用しており、34,211回もツイートしている。

キャスト

藤本幸世を演じているのは、テレビドラマ版に引き続き森山未來。当時27歳頃。「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004)では、松尾みゆきを演じた長澤まさみと共演した。同時期の出演作には、「苦役列車」(2012)、「北のカナリアたち」(2012)などがある。

幸世（ナレーション）「あの頃のオレは素人以下だった。つーか、プロ4人同時に相手をして勝てるわけねーよ！」

0:00:50頃「モテキ」の最初のセリフ。テレビドラマ版で、突然モテ期が訪れた・・・幸世は、4人の女性の間で振り回されていた。だが、結局恋は実らずに、一時は実家に引っ込んでいた。その後、再び東京に出てきていたが、パッとしない生活を送っていた。・・・

セリフ・名言 2 モテキ

幸世（ナレーション）「“愛というのは、どんどん自分を磨いてゆくんだ”。By尾崎豊。ってなんだテメエ！」

0:01:35頃ボブ・ディランや尾崎豊の言葉を引用しながら、自分のコンプレック・・・スを心の中で叫ぶ幸世。パッとしない生活を送る幸世の部屋は散らかっており、心の中で叫んでいる時に足を取られて転ぶ。幸世は就職活動をしようと決意する。・・・

セリフ・名言 4 モテキ

幸世（ナレーション）「一番好きな人ができた。これが本当のモテ期だよ、これ！」

0:27:00頃ツイッターで知り合った松尾みゆきと会った幸世。好きな漫画などの・・・趣味も合い、容姿も好みのみゆきに、すぐに恋に落ちてしまう。さらには、みゆきからキスをされて舞い上がる幸世。だが、みゆきには彼氏がおり、幸世の恋は前途多難だった。・・・

セリフ・名言 5 モテキ

幸世（ナレーション）「サンキュー、Perfume！これでオレもう、みゆきちゃんに向かっていける！二人の航海の始まりだ！」

0:30:10頃みゆきと出会い、恋に落ちた幸世。みゆきとキスをし、一緒にコーヒ・・・ーを飲み、それぞれの職場に出勤していく。幸世の舞い上がった気持ちは、ダンスで表現され、Perfumeの「Baby crusing Love」をBGMに、町の人々とともに踊る。さらには、Perfume本人も出演して、幸世と一緒に踊り、応援して・・・

セリフ・名言 11 モテキ