ストーリー・あらすじ紹介　プリティ・ウーマン

エド

企業買収を専門にするビジネスマンのエドワード（エド）・ルイスは、仕事のためにニューヨークからロサンゼルスに来ている。交際していた女性と電話で別れを告げられたエドは、パーティを抜け出して車でビバリーヒルズのホテルに戻ろうとする。一方、売春婦になりたてのビビアン・ワードは、同居している売春婦の先輩であるキット・デ・ルカとハリウッド・ブルバードの路上に立つ。

エドとビビアンの出会い

ホテルへの道が分からなくなったエドは、路上に立つビビアンに道を聞く。10ドルで教えるというビビアンを乗せたエド。車に詳しいというビビアンに、エドは途中で運転を代わってやる。ホテルに到着したエドは、なぜかビビアンのことが気になり、1時間100ドルというビビアンを部屋に連れて行くことにする。

ペントハウス

ホテルの一番いい部屋である最上階のペントハウスに着いた2人。1時間しかないため急がせるビビアンを落ち着かせるために、エドはホテルに泊まった場合の金額を聞く。ビビアンは300ドルを提示し、エドは受け入れる。キス以外は何でもすると話すビビアン。ビビアンが眠ったあと、エドはビビアンの金髪はカツラで、実際は赤毛であると知る。

3,000ドルの契約

翌朝。豪華な朝食に驚き、広いバスタブで音楽を聞きながる歌うビビアン。買収先のモース社の社長とディナーをすることになったエドは、ビビアンを同伴させようと考え、1週間の契約を申し出る。3,000ドルで話がまとまり、ビビアンは大金が手に入ることに大喜びする。エドはビビアンにディナーのドレスを買っておくように命じる。

ドレスを買う

ロデオドライブにドレスを買いに行くが、ビビアンの格好を見た店員は服を売ってくれない。困ったビビアンは、ホテルの支配人のバーニーに相談する。バーニーはホテルの婦人服売り場の女性に連絡し、ドレスを選ばせる。服を買ったビビアンは、再びバーニーに頼み、テーブルマナーについて教えてもらう。

ディナー

夜。エドがビビアンを迎えにホテルに来る。ドレスを着て見違えたビビアンに驚くエド。エドとビビアンは、高級レストランでモース社の社長である高齢のモースと孫のデヴィッドと食事をする。モースはエドに買収から手を引くように頼むが、エドは断る。さらにエドがモース社の駆逐艦の受注を妨害したことを知り、モースとデヴィッドは怒る。ホテルに戻り、エドがモースのことが人間として好きであることをビビアンが指摘する。エドはホテルにあるピアノを弾き、ビビアンとピアノの上で体を重ねる。

買い物

翌日、買い物で意地悪をされたことを聞いたエドは、大金を使ってビビアンに服を買わせる。ビビアンは昨日の店に行き、逃した魚が大きかったことを店員に思い知らせる。モース社を追いつめるように弁護士のスタッキーに言われるエド。だが、自分が何も作っていないことに気づいたエドは気が進まない。ホテルに戻ったエドは、ビビアンと一緒に風呂に入り、父にうらみを抱いた過去について話をする。

ポロ

エドはビビアンをポロに連れて行く。ポロの選手であるデヴィッド・モースと話をするビビアンを見たスタッキーは、ビビアンをスパイと疑う。疑いを晴らすためにエドはビビアンを売春婦であることを説明する。するとスタッキーは、ビビアンに売春婦のことを話してしまう。怒ったビビアンはエドの元から去ろうとするが、謝るエドの姿を見てとどまることにする。

オペラ

次の日、仕事を早めに切り上げたエドは、ビビアンを連れて自家用機でサンフランシスコに飛び、一緒にオペラを見る。オペラに感動するビビアン。翌日、エドは仕事を休み、ビビアンと外で1日を過ごす。ホテルに戻ったビビアンは、客とはキスをしないという自分のルールを破り、ベッドで眠るエドの唇にキスをする。2人は愛し合う。

エドの申し出

翌朝、ニューヨークに戻ったあともビビアンと会いたいと考えたエドは、ビビアンにマンションを与えると話す。だが、エドときちんとした付き合いをしたいと考えるビビアンは嫌がる。話はまとまらないまま、エドは仕事に出かける。キットがホテルにやって来る。ビビアンと話をしたキットは、ビビアンがエドのことを本気で好きになったことに気づく。

考えを変えるエド

モースがエドの買収の申し出を受けることになる。だがエドは考えを変え、モースの会社と提携し、一緒に造船プロジェクトを始めることに決める。怒ったスタッキーはエドに会おうとホテルに現れるが、ビビアンしかいない。いら立ちからビビアンの体を求めるスタッキーだったが、帰ってきたエドに追い出される。ビビアンはエドに別れを告げ、ホテルを出ていく。支配人のバーニーが、ビビアンを送るために車を手配してくれる。

非常階段

サンフランシスコに行き、中退した高校を卒業することに決めたビビアン。キットに美容師の夢を追うようにエドからもらった金の一部を渡してやる。ホテルをチェックアウトするエドは、支配人のバーニーから、運転手が昨日ビビアンを家に送ったことを聞く。バスの時間まで部屋で待つビビアンは、車で近づいてくるエドに気づく。高所恐怖症のエドだったが、非常階段を登ってビビアンの元に向かい、2人はキスをする。