登場人物・キャスト　スポットライト　世紀のスクープ

バーナード・ロウ枢機卿(レン・キャリオー)

重要な部分に触れている場合があります。

バーナード・ロウは、ボストン教区の枢機卿である、映画「スポットライト　世紀のスクープ」の登場人物。実在の人物。15年前から神父による性的虐待が起こっていることを知りながら、組織的に隠蔽をしてきたことを、「スポットライト」のチームによって追及される。記事が掲載される前にコメントを求められるが、コメントは出さない。編集局長のバロンに直接電話をして、礼儀として直接「ノーコメント」を伝える。バロンからは続報を出すことを告げられる。

記事が掲載されて隠蔽が世間に明らかになったあと、ボストンの枢機卿を辞任するものの、ローマにある最高位の教会に転属となったことが字幕で示される

・バロンが着任のあいさつに訪れた時には、ハーバード大学で新聞学を受講し、30歳の頃には「ミシシッピ報」という新聞の編集長だったことを語る。公民権運動のさなかで、白人と黒人の双方の側から嫌われたことを明かす。また、帰りにはバロンにカトリックの考えをまとめた「公教要理（カテキズム）」を渡す。

キャスト

バーナード・ロウ枢機卿を演じているのは、カナダの俳優であるレン・キャリオー。公開時76歳頃。

「スポットライト　世紀のスクープ」の関連項目

キーワード 8 スポットライト　世紀のスクープ

教会、枢機卿、大司教区

聖職者による性的虐待を調査する「スポットライト」チームは、加害者である聖職者個人・・・ではなく、事実を認識した上で長年に渡って隠蔽工作を行ってきた教会や枢機卿を追うように、編集局長のバロンから指示される。チームは、かつて問題を起こした神父の療養施設で働いていたサイプから、教会は危機を認識していることや、小児性愛の被害者へ・・・

キーワード 4 スポットライト　世紀のスクープ

実話、カトリック司祭による性的虐待

「スポットライト　世紀のスクープ」は実話を元にしている。ボストン・グローブの記事・・・によってカトリック司祭による性的虐待が明るみになったあと、世界中が大騒ぎとなった。ボストンだけではなく、世界的に同様の事件が起こっていることが判明し、2010年には教皇ベネディクト16世が過去に隠蔽工作をしていた報道があり、2013年に辞任・・・

キーワード 2 スポットライト　世紀のスクープ

ボストン・グローブ、スポットライト

カトリック司祭の性的虐待事件を調査し、教会の隠蔽までを記事としたのは、「ボストン・・・・グローブ」の「スポットライト」欄である。ボストン・グローブはマサチューセッツ州ボストンで最大の発行部数の新聞で、「スポットライト」は調査報道を掲載する欄である。ボストン・グローブは、2002年の調査報道でピューリッツァー賞の公益部門賞を受・・・

キーワード 3 スポットライト　世紀のスクープ

ボストン

「スポットライト　世紀のスクープ」の舞台となるのはボストンである。ロビーはボスト・・・ン生まれで、ボストン・グローブの社屋の向かいにあるボストンカレッジ高校を卒業した。住民の半数がカトリックという土地柄で、教会が強い影響力を持っている。教会を本気で相手にしようと考えるのは、外部から来た人間であるバロンやガラベディアンであるこ・・・

人物 4 スポットライト　世紀のスクープ

マーティ・バロン

俳優：リーヴ・シュレイバーマーティ・バロンは、ボストン・グローブ紙の新任の編集局長である、映画「スポットラ・・・イト　世紀のスクープ」の登場人物。実在の人物。物静かで穏やかな。ボストン・グローブ初のユダヤ系編集局長。マイアミから転属してきた。インターネットの影響を受けている新聞業界の状況下で、より読みたくなる新聞を目指す。新聞に掲載されたコラムに・・・