登場人物・キャスト　スポットライト　世紀のスクープ

マーティ・バロン(リーヴ・シュレイバー)

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マーティ・バロンは、ボストン・グローブ紙の新任の編集局長である、映画「スポットライト　世紀のスクープ」の登場人物。実在の人物。物静かで穏やかな。ボストン・グローブ初のユダヤ系編集局長。マイアミから転属してきた。

インターネットの影響を受けている新聞業界の状況下で、より読みたくなる新聞を目指す。新聞に掲載されたコラムによって聖職者による性的虐待事件を知り、事件を掘り下げるように命じる。また、聖職者個人ではなく、事件を隠蔽している教会のシステム自体に狙いを定めるように命じる。

記事を書ける段階まで来た時には、これまで事件の大きさを見過ごしてきたことに後悔をにじませるロビーや記者たちに、「過去については何とも言えないが、君たちは素晴らしい仕事をしてくれた」と記者たちを賞賛する。

・慣例である枢機卿へのあいさつの際には、「ともに協力しよう」と語る枢機卿に対して「新聞は独立しているべき」と持論を語る。記事掲載の前日に枢機卿から電話があった時にも、「続報を出す」と枢機卿に告げる。

キャスト

マーティ・バロンを演じているのは、アメリカの俳優であるリーヴ・シュレイバー。公開時48歳頃。注目を集めた「スクリーム」シリーズ(1996-)などでも知られる。同時期の出演作には、「完全なるチェックメイト」(2014)、「フィフス・ウェイブ」(2016)、「チャンプ」(2016)などがある。

「スポットライト　世紀のスクープ」の関連項目

シーン 1 スポットライト　世紀のスクープ

追うのは教会組織のシステム

聖職者による性的虐待について調べることになったボストン・グローブの「スポットライ・・・ト」チーム。被害者や関係者への取材を続けるうちに、当初から分かっていた13人の神父だけではなく、87人もの神父が加害者である可能性が判明する。被害者と教会の示談を行ってきた弁護士のマクリーシュは、ロビーから示談を行った神父の名前を教えるよう・・・

セリフ・名言 4 スポットライト　世紀のスクープ

バロン「私の個人的な意見ですが、新聞が最大限の役割を果たすためには、独立している必要があると考えています」

0:29:55頃新任の編集局長であるバロンは、編集部に聖職者による性的虐待を掘・・・り下げるように命じていた。そのバロンが、慣例である着任のあいさつのために枢機卿を訪れる。協力的な態度の枢機卿だったが、バロンは公平であるために新聞は独立しているべきという持論を語る。・・・

セリフ・名言 10 スポットライト　世紀のスクープ

バロン「教会組織を追うんだ」

1:11:35頃「スポットライト」チームの活躍によって、聖職者による性的虐待の・・・調査が進む。そして、教会側が性的虐待の事実を認識した上で、隠蔽工作を行っていたこともわかってくる。バロンは聖職者個人ではなく、教会組織全体のシステムを明らかにするように命じる。・・・

セリフ・名言 16 スポットライト　世紀のスクープ

バロン「君たちは素晴らしい仕事をしてくれた。こういう記事を書くことが、私たちのすべきことだ」

1:53:50頃聖職者の性的虐待について、いよいよ「スポットライト」欄で記事が・・・掲載されることになる。教会側を非難する記者たちに対し、ロビーは自分たちの責任も問う。かつてロビーは、事件についての情報提供を受けながら小さな記事にしかしていなかった。そんなロビーたちにバロンが語る言葉。・・・

キーワード 2 スポットライト　世紀のスクープ

ボストン・グローブ、スポットライト

カトリック司祭の性的虐待事件を調査し、教会の隠蔽までを記事としたのは、「ボストン・・・・グローブ」の「スポットライト」欄である。ボストン・グローブはマサチューセッツ州ボストンで最大の発行部数の新聞で、「スポットライト」は調査報道を掲載する欄である。ボストン・グローブは、2002年の調査報道でピューリッツァー賞の公益部門賞を受・・・