登場人物・キャスト　探偵はＢＡＲにいる

霧島敏夫(西田敏行)

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霧島敏夫は、北海道の大物経済人である、映画「探偵はBARにいる」の登場人物。北海道に進出して20周年を祝うパーティの後、男に襲われる女性を助けようとして、若い男たちから頭をレンチで殴られるなどの暴行を受け、死亡する。

妻は沙織で、クラブ「コンチェルト」を沙織に残した。かつて交際していた近藤百合子との間には、娘の近藤京子がいる。京子のために店の資金を出したが、店が放火にあい、京子は亡くなってしまっていた。若い頃は学生運動の活動家で、大阪銀漢興産の会長である岩淵恭輔との間にトラブルがあり、百合子たちを捨てなければならないところまで追い込まれた。

・探偵が生前の霧島敏夫について聞き込みをすると、「理想化肌でそれでいて少年みたい」「シャレがわかる最高の親分」といった答えが返ってくる。霧島が周囲の人々から慕われていた人物であることを知り、探偵も霧島に魅力を感じていく。

キャスト

霧島敏夫を演じているのは、西田敏行。当時64歳頃。「釣りバカ日誌」シリーズ（1988-）、「学校」シリーズ（1993-）などで知られる。同時期の出演作には、「ステキな金縛り」(2011)、「はやぶさ/HAYABUSA」(2011)、「アウトレイジビヨンド」(2012)などがある。

探偵「このままじゃあまりにもかわいそうだろ」

1:40:25頃沙織がすべての黒幕であり、自分に依頼をしてきたコンドウキョウコ・・・は沙織を追いつめようとしていると考える探偵。うそぶく沙織に銃を向けて、「依頼人に触れたらぶっ殺す」とおどし、霧島敏夫に対する自分の気持ちを吐露する。・・・

セリフ・名言 21 探偵はＢＡＲにいる

沙織の手紙「追伸。あなたが霧島を好きだと言ってくれたこと、本当に嬉しかった」

1:53:55頃事件にこだわる理由を沙織に問われた探偵は、「霧島に惚れたから」・・・と話していた。その時は沙織がすべての黒幕だと考えていた探偵だったが、完全に間違っていたことを沙織の手紙で知る。沙織は、探偵とは比べ物にならないくらい、霧島にほれ込んでいたのだった。・・・

セリフ・名言 23 探偵はＢＡＲにいる

沙織「ううん。素敵な人だから」

1:58:30頃 3年前のクリスマス、探偵は沙織と会っていた。しつこい客に絡まれ・・・ていた沙織を、探偵は追い払ってやり、名刺を渡していたのだった。この時から沙織は霧島敏夫にほれ込んでいた。そして、霧島ではない悪い男について調べてもらうために、沙織は探偵のいるバーに電話をかけたのだった。・・・

セリフ・名言 24 探偵はＢＡＲにいる

沙織のメッセージカード「あなたに使ってもらえたら、霧島もきっと喜ぶでしょう」

2:00:00頃沙織の死を止められなかった探偵は、なじみのバー「ケラー・オーハ・・・タ」にやって来る。いつもの席に座った探偵の前に、マスターは無言で箱を差し出す。箱の中には、霧島敏夫が使っていたオメガの腕時計と沙織のメッセージカードが入っていた。・・・

キーワード 7 探偵はＢＡＲにいる

オメガの腕時計

探偵は、父親の形見であるオメガの腕時計をしているが、カトウによって雪に生き埋めに・・・された時に壊れてしまう。探偵からそのことで文句を言われたコンドウキョウコは、「経費として支払う」と答える。映画の終わりで、探偵は沙織と以前に会っていたことを思い出す。その時、沙織は霧島敏夫へのプレゼントとして購入したオメガの時計の入った・・・