登場人物・キャスト ドラゴン・タトゥーの女
ヘンリック・ヴァンゲル(クリストファー・プラマー)
重要な部分に触れている場合があります。
ヘンリック・ヴァンゲルは、スウェーデンの大実業家である、映画「ドラゴン・タトゥーの女」の登場人物。かつては国内企業のトップだったヴァンゲル・グループの中心的人物。高齢のため現在はマルティンに実権を譲っているものの、一族の中心的人物である。毎年誕生日には、かつてのハリエットが贈ってくれたのと同じ額に入れた押し花が、何者かから送られて来る。
数十年前の1966年に失踪した孫娘ハリエットが、一族の誰かに殺されたと考えている。後継者と考えていたハリエットの失踪にショックを受け、人生の半分をハリエットの調査に費やしてきた。また、ハリエットの失踪からは事業への意欲が薄れ、グループの衰退につながった。
ミカエルにハリエットの調査を依頼する。ためらうミカエルに、ミカエルが追うヴェンネルストレムを破滅させる証拠を渡すと話して、受け入れさせる。評伝を執筆するという表向きで、屋敷近くの小屋を提供する。また、ミカエルが共同経営者を務める雑誌「ミレニアム」の経営危機を知り、提携を申し出る。
倒れるが、命に別条はない。再び姿を現した時には、車イスに呼吸器をつけている。ミカエルが見つけたハリエットと再会する。ミカエルにヴェンネルストレムの資料を渡すが、35年前にヴァンゲル社にいた時にヴェンネルストレムが横領をしていたというあまりにも昔の話のため内容で、役に立たない。
キャスト
ヘンリック・ヴァンゲルを演じるのは、カナダの俳優であるクリストファー・プラマー。当時82歳頃。「サウンド・オブ・ミュージック」(1965)のトラップ大佐役などで知られる。「人生はビギナーズ」(2011)では82歳でアカデミー助演男優賞を受賞している。
舞台となっているスウェーデンの俳優である、マックス・フォン・シドーが出演する話もあったという。
・若き日のヘンリックは、イギリスの俳優であるジュリアン・サンズが演じている。
関連項目
シーン 2
ドラゴン・タトゥーの女
スウェーデンの大実業家であるヘンリック・ヴァンゲルから呼び出されたミカエル。ミカ・・・エルの調査能力を評価するヘンリックは、ミカエルにある調査をして欲しいと話す。調査の内容は数十年前の1966年に失踪した、孫娘であるハリエットを殺した犯人を見つけて欲しいというものだった。ヘンリックは、一族の中にハリエットを殺した者がいると考・・・
セリフ・名言 2
ドラゴン・タトゥーの女
0:16:05頃
大物実業家のヘンリック・ヴァンケルは、雑誌「ミレニアム」の記者・・・兼共同経営者のミカエルを呼び出し、ある調査を依頼する。その調査とは、数十年前の1966年に失踪し、死んだと思われている孫娘ハリエットについての調査だった。ヘンリックは、ハリエットを殺した犯人が、一族の中にいると考えている。・・・
セリフ・名言 3
ドラゴン・タトゥーの女
0:21:50頃
失踪した孫娘ハリエットの調査をミカエルに頼むヘンリック。ヘンリ・・・ックは、ミカエルをある部屋に連れていく。そこには、多くの額に入れられた押し花が壁に飾られている。毎年、誕生日にどこかから送られてくるもので、失踪前のハリエットがヘンリックに押し花をプレゼントしていたことを知っている犯人が送り主であるとヘンリ・・・
セリフ・名言 4
ドラゴン・タトゥーの女
0:30:35頃
ハリエットについての調査を開始したミカエル。死んでいる者も含め・・・て、多くの一族がいることを説明するヘンリックの言葉。ヘンリックは、ミカエルに調査を依頼する時にも、「泥棒に、守銭奴、ゴロツキ」と一族のことを悪く言っていた。・・・
キーワード 5
ドラゴン・タトゥーの女
ミカエルに孫娘ハリエットについての調査を依頼するヘンリック・ヴァンゲルは、ヴァン・・・ゲル一族の中心的人物である。ヴァンゲル一族は、スウェーデンでも有数の企業グループを組織している。ヘンリックの祖父は鉄道事業に携わり、その後は鉄鋼業・製材業と近代スウェーデンを築いたと、ヘンリックは自負している。だが、その後衰退し、現在の主力・・・
その他の「ドラゴン・タトゥーの女」の登場人物・キャスト
人物 4
ドラゴン・タトゥーの女
俳優:ステラン・スカルスガルド
マルティン・ヴァンゲルは、ヴァンゲル・グループの会長である、映画「ドラゴン・タト・・・ゥーの女」の登場人物。ヘンリックの孫にあたる。父はゴットフリードで、ハリエットは妹。丘の上の豪邸に住んでおり、リヴという愛人がいる。
ヘンリックが倒れた時には、一族の反対を押し切ってミカエルの調査を継続させる。だが、かつてはハリエットをレ・・・
人物 5
ドラゴン・タトゥーの女
俳優:ロビン・ライト
エリカ・ベルジュは、雑誌「ミレニアム」の共同経営者である、映画「ドラゴン・タトゥ・・・ーの女」の登場人物。既婚者だが、共同経営者のミカエルとは愛人関係にある。そのことによりミカエルの結婚生活は破綻したが、自身は離婚していない。ミカエルが書いたヴェンネルストレムの不正を告発する記事が名誉毀損で訴えられたことから、経営危機に陥る・・・
人物 6
ドラゴン・タトゥーの女
俳優:ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン
ニルス・ビュルマンは、リスベットの後見人となる男性である、映画「ドラゴン・タトゥ・・・ーの女」の登場人物。前任の後見人ホルゲル・パルムグレンが脳出血で倒れたことから、リスベットの新しい後見人となる。パルムグレンとは異なり、リスベットに金銭管理の自由を与えず、必要な時に金を渡す。
パソコンの修理に金が必要なリスベットがオフィ・・・
人物 7
ドラゴン・タトゥーの女
俳優:ジョエリー・リチャードソン
アニタ・ヴァンゲルは、ヘンリックの長兄ハラルドの娘である、映画「ドラゴン・タトゥ・・・ーの女」の登場人物。セシリアは姉。失踪当時のハリエットと親しかった。
ヴァンゲル一族から離れてロンドンで資産運用アドバイザーをしている女性がアニタと思われていたが、本物のアニタは20年前に死去しており、実際はハリエットであることが明らかに・・・
人物 8
ドラゴン・タトゥーの女
俳優:モア・ガーペンダル
ハリエット・ヴァンゲルは、1966年に失踪して死亡したと思われている、映画「ドラ・・・ゴン・タトゥーの女」の登場人物。ヘンリックの孫で、父はゴットフリード、マルティンは兄である。聡明で活発な少女で、ヘンリックは後継者にしようと考えていた。
1966年9月24日に失踪。当時16歳だった。ヴァンゲル・グループの年に1度の役員会・・・