登場人物・キャスト　ターミナル

フランク・ディクソン(スタンリー・トゥッチ)

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フランク・ディクソンは、ジョン・F・ケネディ空港の国境警備局の主任である、映画「ターミナル」の登場人物。引退する局長のサルチャックに代わって局長に就任する予定。自分の部屋には、多くの魚の剥製が飾られている。ランチは持参した弁当を食べる。多くの薬を服用している。

局長になるまでミスなく過ごそうとしているところに、ビクターが現れる。母国クラコウジアが内戦中のために入国ビザを発行できず、乗り換えロビーで暮らし始めたビクターが悩みのタネとなる。さりげなく空港から出させて自分の管轄外にしようとするが失敗。亡命移民にしようとするが、ビクターが「祖国は怖くない」と話すために失敗する。

やがて空港内の工事現場で仕事を見つけ、自分の時給よりも稼ぎ始めたビクターにいら立ちを感じはじめ、空港内に勾留する。他の組織に身柄を移そうとするものの、どこの収容所もいっぱいのために拒否される。

入院する父親のために禁止された薬物を持ち込もうとしたロシア人の通訳をビクターに頼んだ時には、ビクターがヤギの薬と機転をきかせたことで、ロシア人が薬を持ち込めるようにする。そのことに怒りをあらわにし、ビクターをコピー機に押し倒して脅すところを、空港の査察官に見られ、局長のサルラックからも苦言を呈される。

昇進がダメになる可能性が出てきた腹いせをから、「自分が昇進できなければ、おまえは今のままだ」とビクターに告げ、ビクターと対立する。クラコウジアの内戦が終わった後にもビクターの入国は認めない。さらにビクターを、空港職員でビクターの友人となっていたグプタたちの解雇をちらつかせて脅す。それでもビクターが空港から出ていこうとした時には、ビクターを止めるように警備員に命じるが、警備員がビクターを外に出してやってしまう。ビクターを諦めて他の仕事に戻る。

・カメラを下げていない中国人観光客を怪しんだり、結婚指輪をしていない男の義理の母親へのプレゼントのクルミを怪しんだりといった優秀な姿を見せる。

キャスト

フランク・ディクソンを演じているのは、アメリカの俳優であるスタンリー・トゥッチ。公開時44歳頃。同時期の出演作には、スタンリー・キューブリックを演じた「ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方」(2004)や、「ザ・コア」(2003)などがある。

「ターミナル」の関連項目

セリフ・名言 2 ターミナル

ディクソン「引退するのは期待してませんでしたよ」

0:19:20頃ジョン・F・ケネディ空港の警備局長であるサルチャックは引退を決・・・意し、後任にはディクソンを考えている。そのことをディクソンに告げるサルチャックとディクソンのやりとり。ジョークを言うディクソンだったが、このあとビクターの存在に頭を悩ませることになる。・・・

キーワード 3 ターミナル

ジョン・F・ケネディ空港、乗り換えロビー

「ターミナル」の主な舞台となるのはジョン・F・ケネディ空港である。国境警備局の主・・・任であるディクソンは、1日600便が着陸し、1便平均37分で対応し、乗客1人につき60秒がかかっていると説明している。ヴァージン諸島のバショウカジキの剥製からシェールのパンティまで、さまざまな種類の忘れ物があることが描かれている。パスポ・・・

キーワード 9 ターミナル

国境警備局

国境警備局は、不法入国や不正な持ち込みを防ぐのを目的とする組織。サルチャックが局・・・長を務め、ディクソンが主任を務めている。ディクソンがクルミの中に粉を隠していることを見破ったり、中国人観光客を装う不法入国者を見破ったりする様子が描かれている。また、警備局の部屋は空港を見渡せる位置にあるほか、監視カメラでも空港を見張ってい・・・

人物 1 ターミナル

ビクター・ナボルスキー

俳優：トム・ハンクスビクター・ナボルスキーは、空港の乗り換えロビーで生活することになる男性である、映・・・画「ターミナル」の登場人物。クラコウジア人で、英語はほとんど話せない。クラコウジアからニューヨークのジョン・F・ケネディ空港に降り立つものの、クラコウジアで内戦が勃発したためにパスポートが無効になり、入国することができない。そのため、空港の・・・

人物 9 ターミナル

サルチャック

俳優：エディ・ジョーンズサルチャックは、ジョン・F・ケネディ空港の国境警備局長である、映画「ターミナル」・・・の登場人物。ディクソンの上司。引退を決意してクルーザーを購入し、ディクソンを後任にしようと考えている。ディクソンにはミスを犯さないようにアドバイスする。外部からの査察の際に、ロシア人が薬を持ち込めるように機転をきかせたビクターに怒りを見せる・・・