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時間: 1:22:30頃
見どころ
・自信を失ったマーベリック
・マーベリックに適切なアドバイスをするバイパーの理想の上司ぶり
グースの死の責任を感じ、それまでの無謀ともいえる操縦は影を潜め、臆病になってしまったマーベリック。自信を失ったマーベリックは、トップガンをやめるかを悩み、日曜日に教官のバイパーの家を訪れる。バイパーは、マーベリックが引っかかっていた父の死の真相を教え、マーベリックに自分でどうすべきかを決めるようにアドバイスを送る。
父の死の真相が分からないことが、マーベリックの心に常に影を差していた。そのことを察知したバイパーは、機密で「バレたらクビが飛ぶ」にもかかわらず、マーベリックの父が仲間の機を助けるために犠牲になったが、境界線の外だったために国務省によって機密にされたことを教える。さらに、自信を失い、どうすべきかが分からず、バイパーに答えを求めるかのようなマーベリックに、選択肢(翌日の卒業式に出るか、やめるか)を示すものの、自分で考えることの重要性を説く。
「良いパイロットは、起こったことを評価し、学んだことを次に当てはめる。空の上では、全力を尽くす。それがわれわれの仕事だ(A good pilot is compelled to evaluate what's happened, so he can apply what he's learned. Up there, we gotta push it.)」と、パイロットとはどういうものかを、端的に伝える。しかも、パイロットとしての経験が豊富で、優秀なバイパーが言うのだから、説得力が違う。
教官としてのバイパーの最大の見せ場だ。パイロットとしての腕も優秀な上に、適切なアドバイスをするという、これ以上無いほどの理想の上司ぶりを見せる。