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グリーグ - 山の魔王の宮殿にて (Grieg – In the Hall of the Mountain King)
「山の魔王の宮殿にて (In the Hall of the Mountain King)」は、ノルウェーの作曲家であるエドヴァルド・グリーグが、ヘンリック・イプセンの戯曲「ペール・ギュント」のために作られた曲を編曲した曲。「M」では、ベッケルトが口笛で口ずさむ以下のシーンで使われている。
0:05:40 ベッケルトがエルジーに風船を買う時
0:08:55 エルジー殺害後に、ベッケルトが警察に手紙を書く時
0:52:30 ベッケルトが新しい標的の少女を見つける
0:54:10 ベッケルトがカフェで頼んだコニャックを待つ時
0:56:40 ベッケルトが少女に風船を買ってやる時(盲目の風船売りが気づく)
特定の登場人物のキャラクターを表現するために音楽が使われた最初期の例と言われている。ちなみに、ベッケルトが演じたローレは口笛を吹けなかったため、口笛の音色は監督のフリッツ・ラングによるという。