登場人物・キャスト 用心棒
棺桶屋(渡辺篤)
重要な部分に触れている場合があります。
棺桶屋は、映画「用心棒」の登場人物。宿場町の抗争によって死者が増え、商売が繁盛している。手打ちが決まると、仕事が減るために居酒屋でやけ酒を飲む。再び抗争が激しくなるものの、多くなりすぎた死体は道端に放っておかれるようになり、仕事にならない。
その後、丑寅一家から逃げ出した三十郎を連れ出すために棺桶を用意するように頼まれるが、運ぶ途中で逃げ出してしまう。念仏堂に匿われた三十郎に権爺が捕まったことを教え、過去に死体から取った刀を三十郎に渡す。三十郎が丑寅一家を相手している間に、縛られている権爺を助けてやる。
キャスト
棺桶屋を演じているのは渡辺篤。公開時63歳頃。同時期の出演作には、「怪談お岩の亡霊」(1961)、「旗本喧嘩鷹」(1961)、「柳生武芸帳」(1961)などがある。
「用心棒」の関連項目
キーワード 3
用心棒
「用心棒」の舞台となるのは宿場町である。場所は明言されていないが、強いからっ風と・・・絹市が立つことから上州と思われる。宿場町では、絹問屋の多左衛門を後ろ盾にした清兵衛一家と、造り酒屋を後ろ盾にした丑寅一家が対立している。抗争による死者によって棺桶屋が繁盛し、三十郎が宿場町を訪れた時には人間の手首をくわえた犬が走っている。
・・・
人物 3
用心棒
俳優:東野英治郎
権爺は、宿場町の居酒屋の主人である、映画「用心棒」の登場人物。抗争が続く状態に嫌・・・気が差しており、死体が増えて繁盛している棺桶屋のカナヅチの音にいら立っている。三十郎に飯を食わせ、宿場町の状況を教え、宿場町から出ていくように話す。
三十郎に対してはじめはいら立っているが、八州廻りのお付きの者が賄賂を受け取る様子を一緒に・・・
人物 1
用心棒
俳優:三船敏郎
桑畑三十郎は、風来坊の浪人である、映画「用心棒」の登場人物。「桑畑三十郎」は本名・・・ではなく、「桑畑」は名前を聞かれた時に桑畑が目に入ったことから、「三十郎」は年齢が三十代であることが取られている。またもうすぐ「四十郎」になると語る。剣が立ち、複数の相手を一気に斬り倒す姿を見せる。両腕を服の中に入れて歩く。
ふらりと訪れ・・・
キーワード 4
用心棒
宿場町を訪れた三十郎は、「めし屋」の看板が下がった居酒屋を訪れる。このあと三十郎・・・は、居酒屋を拠点として清兵衛一家と丑寅一家を翻弄していく。居酒屋の隣には棺桶屋があり、抗争によって死者が増えていることから繁盛している。居酒屋の主人である権爺は、三十郎を念仏堂に匿う。棺桶屋から権爺が丑寅一家に捕らえられたことを聞いた三十郎・・・
キーワード 6
用心棒
三十郎は剣の達人である。丑寅一家の3人を鮮やかに斬り倒すことで、自分の実力を丑寅・・・一家と清兵衛一家に印象づける。小平一家を助ける時にも、6人の護衛をあっという間に斬り倒してしまう。丑寅一家との最後の対決でも、包丁を投げて卯之助の腕に刺すことで銃を卯之助の手から落とし、卯之助を始めとする丑寅一家の面々を斬り殺す。
通常の・・・
その他の「用心棒」の登場人物・キャスト
人物 15
用心棒
俳優:藤田進
本間は、清兵衛一家に用心棒として雇われている、映画「用心棒」の登場人物。清兵衛た・・・ちからは“先生”と呼ばれている。1両2分で雇われており、50両で雇われた三十郎の前では少しいじけたような姿を見せる。いざ喧嘩が始まりそうになると、三十郎に手を振って逃げていく。
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人物 16
用心棒
俳優:西村晃
熊は、丑寅一家に雇われた無宿者である、映画「用心棒」の登場人物。背中にキツネの入・・・れ墨をしている。丑寅に命じられて、瘤八と近くの宿場で役人を殺す。手打ちとなったためにお払い箱にされ、めし屋で瘤八と酒を飲む。役人殺しの話を始めた瘤八をあわてて止めるが、三十郎に聞かれてしまう。三十郎に捕らえられ、清兵衛に引き渡される。丑寅が・・・
人物 17
用心棒
俳優:加藤武
瘤八は、丑寅一家に雇われた無宿者である、映画「用心棒」の登場人物。丑寅に命じられ・・・て、熊と一緒に近くの宿場で役人を殺す。手打ちとなったためにお払い箱にされ、めし屋で熊と酒を飲んで泥酔する。役人殺しの話を始め、報酬が銀2枚しかもらえなかったことをグチる。あわてた熊に止められるが、三十郎に聞かれてしまう。三十郎に捕らえられ、・・・
人物 18
用心棒
俳優:羅生門綱五郎
かんぬきは、丑寅の用心棒である。映画「用心棒」の登場人物。巨漢。捕らえた三十郎に・・・対し、羽交い締めにするなどの拷問をする。その後、他の丑寅一家の面々とともに宿場町に戻ってきた三十郎を返り討ちにしようとするが、三十郎に斬り殺される。
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人物 19
用心棒
俳優:夏木陽介
百姓の息子は、映画「用心棒」の登場人物。「博打打ち」になると言って家出するところ・・・を、三十郎に目撃される。その後、丑寅一家の1人となって三十郎に向かっていくが、気づいた三十郎によって家に帰るように言われて逃げる。
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