バケモノの子 セリフ・名言

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セリフ・名言 1 バケモノの子

蓮「1人だって生きてやる。強くなっておまえらを見返してやる」

0:05:50頃 9歳の蓮は、一緒に暮らしていた母を交通事故で失ってしまう。離婚・・・していた父は姿を見せず、蓮は悲しみと怒りを感じている。引っ越しの日、親戚に引き取られることになった蓮だが、反発して家を飛び出すのだった。 ・・・
セリフ・名言 2 バケモノの子

多々良「仮にあいつが転生しても、せいぜい九十九神がいいところさ。便所の神とか、タワシの神とかな」

0:15:05頃 バケモノの世界では宗師の引退が決まり、次の宗師は猪王山か熊徹の・・・どちらかになるとウワサされていた。多々良と百秋坊が、昔からの付き合いである熊徹について語る。「九十九神」とは、「付喪神」とも表記され、長い年月に渡って使われた道具などに宿る存在のこと。 ・・・
セリフ・名言 3 バケモノの子

九太「誰も・・・誰もあいつを応援してない。あいつ、ひとりぼっちなんだ」

0:26:15頃 人間を弟子にしようとした熊徹を、猪王山が止めようとする。そのこ・・・とがきっかけで、2人は道で戦いとなる。人望のある猪王山はヤジ馬からの応援を受けるものの、熊徹を応援する者はいない。1人でも戦う熊徹に、九太は強さを感じる。 ・・・
セリフ・名言 4 バケモノの子

九太「あんた、強いな」

0:29:40頃 猪王山と道で戦いになった熊徹は倒されてしまう。だが、ヤジ馬たち・・・がみんな猪王山の応援をする中、1人で猪王山と戦う熊徹の姿に、九太は強さを感じていた。熊徹に反発していた九太だったが、弟子になることに決める。 ・・・
セリフ・名言 5 バケモノの子

熊徹「まずはだな。剣をグーッと持つだろ。そんでビュッといってバーンだ」

0:32:05頃 熊徹の弟子となった九太。だが、師匠もおらず1人で強くなった熊徹・・・の教え方はあまりにも感覚的だった。そんな熊徹の教え方に九太は反発するが、熊徹の教え方がうまくなることはなく、九太は自ら考えて学んでいくことになる。 ・・・
セリフ・名言 6 バケモノの子

熊徹「胸ん中で剣を握るんだよ!あるだろ、胸ん中の剣が!」

0:33:10頃 熊徹の弟子となった九太だったが、師匠もおらず1人で強くなった熊・・・徹の教え方はあまりにも感覚的だった。もっと丁寧に教えるように言われた熊徹の説明。熊徹の説明の意味はよく分からない九太だが、やがて理解するようになる。 ・・・
セリフ・名言 7 バケモノの子

百秋坊「あいつには親も師匠もいない。あいつは自分1人で強くなった。強くなってしまったんだ。それがあいつの才能であり不幸だ」

0:43:10頃 師匠である熊徹がきちんと教えてくれないことに反発する九太。熊徹・・・と付き合いが長い百秋坊が、熊徹について九太に語る。九太は熊徹から丁寧に教えてもらうことは諦め、熊徹の動きをとことんマネすることで学ぼうと考える。 ・・・
セリフ・名言 8 バケモノの子

多々良「もしこのまま師匠を続ける気なら、ガキの頃の自分が本当はどうして欲しかったかを、ちゃんと頭っから思い出してみるんだな」

0:44:05頃 九太の師匠となった熊徹だが、誰からも教わらずに強くなった熊徹は・・・人に教える方法を知らなかった。そんな熊徹に、付き合いの長い多々良がアドバイスをする。熊徹は考え込むが、九太の方が先に学ぶ方法を見つけ出す。 ・・・
セリフ・名言 9 バケモノの子

百秋坊「熊徹め、まんざらでもない様子だ。マネされてうれしくない親はいないというが、はたして・・・」

0:48:10頃 師匠の熊徹がきちんと教えてくれないことに反発していた九太だった・・・が、身のこなしだけでも覚えようと、ひたすら熊徹の動きのマネをする。そのことに気づいた熊徹は、邪魔をする多々良を怒鳴り飛ばす。そんな様子を見た百秋坊の言葉。 ・・・
セリフ・名言 10 バケモノの子

宗師「どちらが師匠か分からんのう」

0:53:05頃 とことんマネすることで、熊徹の動きを習得した九太。身のこなしだ・・・けなら熊徹を上回るようになる。やがて、九太は動きを熊徹に教え、熊徹は剣やパンチを九太に教えるようになる。互いに影響を与えつつ、2人は成長していた。 ・・・
セリフ・名言 11 バケモノの子

楓「私は私自身で私を見つけなきゃ、本当の私になれない」

1:01:25頃 17歳になった九太は、偶然から人間界に戻る方法を見つけ、図書館・・・で出会った高校生の楓から勉強を教えてもらうようになる。親しくなった九太に、楓は両親から抑えつけられて育ったと感じていることを話すのだった。 ・・・
セリフ・名言 12 バケモノの子

蓮の父「こんなに大きくなって、わかんねえよ」

1:05:55頃 大学受験を考えるようになった九太(蓮)は、自分の住民票を調べる・・・。そこで、母と離婚したあとは会っていない父の住所を知る。父に会いに向かった蓮は、靴屋の前で父と再会する。蓮に駆け寄った父が、抱きしめてつぶやく言葉。 ・・・
セリフ・名言 13 バケモノの子

百秋坊「あんな奴でも、今まで九太の親代わりのつもりだったんだよ」

1:09:30頃 楓と出会い父親と再会した九太は、人間界に戻ることを考えるように・・・なる。そのことを熊徹に相談しようとするが、熊徹は聞く耳を持たない。九太は熊徹の家を飛び出してしまう。九太がいなくなったことにショックを受ける熊徹について、百秋坊が語る言葉。 ・・・
セリフ・名言 14 バケモノの子

蓮「やり直すって何を?なんでつらいって決めつけるの?父さんは俺の何を知ってるんだよ!」

1:10:40頃 9歳の時にいなくなった蓮と再会を果たした蓮の父。蓮の父は蓮との・・・距離を縮めようとするが、きちんと話を聞く前から蓮の過去を「つらい」と決めつけられたことに、バケモノ界で必死に生きてきた蓮(九太)は反発を覚える。 ・・・
セリフ・名言 15 バケモノの子

蓮「教えてくれ。俺はいったい何なんだ?人間かな、それともバケモノかな。それとも・・・醜い怪物かな」

1:13:10頃 やっと父と再会し、話を聞いてくれない熊徹の元を飛び出した蓮(九・・・太)。だが、再会した父に反発を覚え、そんな自分にも嫌気が差した蓮は、自分の心に闇を感じる。図書館で蓮を待っていてくれていた楓に、蓮は混乱した様子を見せる。 ・・・
セリフ・名言 16 バケモノの子

楓「私もときどき、どうしようもなく苦しくなることがある。蓮くんだけじゃない。私だけじゃない。きっと、みんなそう。だから、大丈夫」

1:13:45頃 熊徹の元を飛び出した蓮(九太)は、再会を果たした父との暮らしを・・・始めようとする。だが、父の言動に反発を覚えてしまう蓮。混乱し、心の闇が大きくなった蓮を見た楓が、蓮をビンタしたあとに抱き締めて語る言葉。蓮は落ち着きを取り戻す。 ・・・
セリフ・名言 17 バケモノの子

百秋坊「九太と一緒に稽古してる時の顔だ」

1:21:55頃 猪王山との次の宗師を決める戦いに臨んだ熊徹。だが、九太が出てい・・・ってしまったショックもあり、熊徹の動きは精彩を欠く。追いつめられた熊徹を客席で見ていた九太は、熊徹に罵倒混じりの檄を飛ばす。檄に気づいた熊徹は、本来の動きを取り戻す。その様子を見た多々良と百秋坊のやりとり。 ・・・
セリフ・名言 18 バケモノの子

二郎丸「闇って何だい?オイラ、バカだからわかんねえよ。オイラにとっちゃ、兄ちゃんは兄ちゃんだ」

1:30:00頃 猪王山の息子である一郎彦は、実は人間だった。そのことを秘密にし・・・、心に闇を抱えるようになった一郎彦は、尊敬する父の猪王山が熊徹に負けたことが許せない。そんな一郎彦は、念動力を使って熊徹に剣を突き刺してしまう。一郎彦が人間であることが明らかになったあと、弟の二郎丸が涙ながらに語る言葉。二郎丸は兄の一郎彦を・・・
セリフ・名言 19 バケモノの子

九太「そうならずに済んだのは、俺を育ててくれた、たくさんの人たちのおかげだよ。多々さん百さんやみんなの・・・」

1:31:15頃 一郎彦によって腹に剣を突き刺された熊徹は昏睡状態に陥る。人間界・・・に向かった一郎彦を追いかけようとする九太。九太が復讐に向かうと考えた百秋坊は、復讐を否定し、九太を叱る。だが九太は、復讐を考えていたのではなかった。 ・・・
セリフ・名言 20 バケモノの子

百秋坊「誇らしいのお」 多々良「誇らしいぜ」

1:32:25頃 熊徹を剣で突き刺した一郎彦は、心に闇を抱えたまま人間界の渋谷に・・・向かう。一郎彦を止めるために九太も渋谷に向かう。向かう前に、バケモノ界に来た時からお世話になった百秋坊と多々良に、自分が一郎彦のように闇に飲み込まれてなかったのは、百秋坊や多々良を含む人たちのおかげであることを語る。そんな九太の姿を見た百秋・・・
セリフ・名言 21 バケモノの子

楓「蓮くんが戦っているなら、私も一緒にいる。忘れないで。私たち、いつだってたった1人で戦ってるわけじゃないんだよ」

1:39:05頃 闇に飲み込まれた一郎彦を助けるために渋谷にやって来た九太。九太・・・は楓を呼び出し、本(メルヴィルの「白鯨」)を楓に渡す。そこに一郎彦が現れる。九太は楓に逃げるように言うが、楓は九太の近くを離れなかった。地下鉄で移動中に、逃げなかったことについて楓が九太(蓮)に語る言葉。 ・・・
セリフ・名言 22 バケモノの子

熊徹「あいつの胸ん中の足りねえもんを、俺が埋めてやるんだ。それが、半端モンの俺にできる、たった1つのことなんだよ!」

1:41:05頃 一郎彦に腹を刺され、昏睡状態となっていた熊徹が目を覚ます。九太・・・が一郎彦を止めるために人間界に向かったことを聞いた熊徹は、自分が九太を助けるための方法を考えついていた。その方法については、このあと明らかになる。 ・・・
セリフ・名言 23 バケモノの子

楓「簡単に闇にのみ込まれたあなたになんか、蓮くんが負けるわけがない。私たちが負けるわけないんだから!」

1:43:05頃 闇に飲み込まれてしまった一郎彦は、クジラの姿になって九太(蓮)・・・を襲おうとする。そんな一郎彦に向かって、九太と一緒に行動することを心に決めた楓が叫びつける言葉。楓と九太は互いに闇を抱えながら、支え合う関係となっていた。 ・・・
セリフ・名言 24 バケモノの子

多々良「あの野郎、おまえの胸の中の剣になるんだとよ!」

1:45:10頃 一郎彦を止めるためには、一郎彦の闇を取り込んだ上で自分ごと葬る・・・しかないと考える九太。そんな九太の前に、熊徹が化身した剣が地面に突き刺さる。熊徹は剣となって、九太を助けようとしていた。以前に熊徹は、「胸の中の剣」を握って戦うように九太にアドバイスをしていた。 ・・・
セリフ・名言 25 バケモノの子

九太「一郎彦、君は俺と同じだよ。バケモノに育てられた、バケモノの子だ」

1:48:35頃 剣に化身した熊徹の力を借りて、一郎彦から闇を追い出した九太。気・・・を失っている一郎彦に九太が掛ける言葉。九太は、自分も一郎彦のようになってしまっていたかもしれないと感じていた。楓からもらっていたお守りのしおりを手首から取った九太は、一郎彦に渡してやる。 ・・・
セリフ・名言 26 バケモノの子

多々良「あいつなら、これからどれだけしんどいことがあったって、必ず成し遂げるだろうよ」

1:53:00頃 一郎彦の闇を追い払った九太は、人間界に戻り、父と一緒に暮らしな・・・がら大学受験を目指すようになる。九太の胸の中には、剣に化身した熊徹が宿っていた。熊徹と九太が会うことはなかったが、九太の心の中に存在しているのだった。 ・・・
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