セリフ・名言 市民ケーン
リーランド「劇評を仕上げることで、自分は正直な男だと私に示せると思ったんだよ」
重要な部分に触れている場合があります。
トンプソン「誰もが知っている話ですが、いったいケーンはなぜそうしたのでしょう?そんな批評を書けるものでしょうか?」
リーランド「君がチャーリーを知らないだけさ。劇評を仕上げることで、自分は正直な男だと私に示せると思ったんだよ」
Mr. Bernstein: Everybody knows that story, Mr. Leland. But why did he do it? How could a man write a notice like that?
Jedediah Leland: You just don't know Charlie. He thought that by finishing that notice he could show me he was an honest man.
1:22:45頃
ケーンは、2番目の妻スーザンのオペラ公演を酷評したリーランドの原稿を自ら仕上げた。「誰もが知っている話」とはそのことだ。リーランドをクビにしたものの、一方ではリーランドのことを愛していた。リーランドに原稿の続きを書かせることは感情的に許さなかったが、リーランドに対してはいいところも見せたかった。そんなケーンの複雑な感情が感じられる。
登場人物・キャスト
IMDb
人物 2
市民ケーン
俳優:ジョゼフ・コットン
ケーンの友人で、同僚。若き日のケーンと友人になり、インクワイア紙の経営に乗り出し・・・たケーンによって、劇評家として契約する。発行部数を伸ばすケーンを近くで見守り、戦友のような関係となる。だが、知事選に落選したケーンに対し、傲慢さを批判。自ら志望して、シカゴへと転属する。その後数年間にわたり、ケーンとは口をきかない。
ケー・・・
人物 10
市民ケーン
俳優:ウィリアム・アランド
ニュース映画の記者。ケーンが死の直前につぶやいた「バラのつぼみ」の謎を求めて、リ・・・ーランド、スーザン、バーンスティンに話を聞きに行き、サッチャーのメモを閲覧する。だが、真相は結局わからない。話を聞いてケーンがかわいそうな人物に感じるようになる。
・映画内では顔はあまり映らない。背中から映されたショットが多い。
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その他のセリフ・名言