セリフ・名言 市民ケーン
ケーン「君は散文詩を作れ。俺は戦争を作る」
重要な部分に触れている場合があります。
ケーン「電報を読んでくれ」
バーンスティン「”キューバの女性はすばらしい。風景を散文詩にして送りたいが、君の金をそんなことに使わせたくはない。キューバで戦争は起こらない。ホイーラー”。返事はどうします?」
ケーン「”ホイーラー。君は散文詩を作れ。俺は戦争を作る”」
Charles Foster Kane: Read the cable.
Mr. Bernstein: "Girls delightful in Cuba. Stop. Could send you prose poems about scenery, but don't feel right spending your money. Stop. There is no war in Cuba, signed Wheeler." Any answer?
Charles Foster Kane: Yes. "Dear Wheeler: you provide the prose poems. I'll provide the war."
0:25:00頃
新聞社経営に乗り出したケーンは、扇情的な記事を積極的に掲載するなど、手段を問わずに発行部数を伸ばしていく。時には事実のでっちあげも辞さないことが、このセリフから伝わってくる。ちなみに、このセリフは、ケーンのモデルとなった新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストが、でっちあげの記事でアメリカの世論を米西戦争(キューバも舞台となった)に導いた出来事から取られている。
登場人物・キャスト
IMDb
人物 1
市民ケーン
俳優:オーソン・ウェルズ
チャールズ・フォスター・ケーンは世界有数の大富豪であり、新聞王。母親が権利を持っ・・・ていた金鉱から金が出た際に、後見人サッチャーに預けられる(1871年)。25歳になると莫大な資産を手に入れ世界で6番目の資産家となる。だが、金鉱などには興味を持たず、バーンスティンや友人で劇評家のリーランドとともに、ニューヨークの新聞インク・・・
IMDb
人物 4
市民ケーン
俳優:エヴェレット・スローン
若き日のケーンと知り合い、ともにインクワイア紙の運営に乗り込む。リーランドととも・・・に、ケーンの古くからの友人。老いた後も巨額の富を保有しており、執務室の壁には巨大なケーンの肖像画が飾られている。ケーンの理解者で忠実な部下。ケーンが金以外のものを求めていたことを理解している。そのことを分からないサッチャーを馬鹿にする。記者・・・
登場シーン
シーン 3
市民ケーン
見どころ
・ケーンの複雑さと矛盾を感じさせる編集方針
・余裕たっぷりのケーンの・・・姿
25歳になったケーンは、全財産を受け取る。母親が持っていた金鉱以外にも、後見人のサッチャーの会社は、さまざまな事業に進出し、多角経営を行っていた。だが、ケーンが興味を持った事業は1つだけ。新聞社だった。地味な新聞社だったインクワイア紙・・・
その他のセリフ・名言