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評価、興行収入
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"Green Book" wins Best Picture
「グリーンブック」は、アカデミー賞の5部門でノミネートされ、「作品賞」「助演男優賞=マハーシャラ・アリ」「脚本賞」を受賞した(ノミネートのみは「主演男優賞=ヴィゴ・モーテンセン」「編集賞」)。一方で、「黒人を白人が差別から救う救済者の物語」とする批判や、ドン・シャーリーの遺族から「雇用主と運転手以上の関係はなかった」との抗議もあった。キネマ旬報ベストテンでは、外国映画の5位に選出された。
興行的には、北米で8,500万ドルを超える興行収入となり、2018年公開作の36位となった。日本では21億円を超える興行収入を上げ、2019年の洋画の15位となった。
「グリーンブック」の関連項目
人物 1
グリーンブック
俳優:ヴィゴ・モーテンセン
トニー・“リップ”・ヴァレロンガは、ドナルド(ドン)・シャーリーの運転手としてア・・・メリカ南部ツアーに同行する、映画「グリーンブック」の登場人物。本名はトニー・ヴァレロンガ。実在の人物。「グリーンブック」では、以下のように描かれている。
イタリア系アメリカ人としてニューヨークで育ち、妻のドロレスとの間にフランキーとニッキ・・・
人物 2
グリーンブック
俳優:マハーシャラ・アリ
ドクター・ドナルド(ドン)・シャーリーは、天才的なピアニストである、映画「グリー・・・ンブック」の登場人物。実在の人物。「グリーンブック」では、以下のように描かれている。
幼少期から母親にピアノを教わり、9歳でロシアのレニングラード音楽院の生徒となる。18歳の時にボストン・ポップス・オーケストラでコンサートデビューを飾る。・・・
シーン 1
グリーンブック
1962年。ニューヨークのブロンクスに家族と住むイタリア系のトニー・“リップ”・・・・ヴァレロンガは、ナイトクラブ「コパカバーナ」の用心棒として働いている。暴れる客を追い出して殴りつけるトニー。またトニーは、金持ちの客の帽子を隠し、探す客に盗んだ男から取り戻したフリをして、金と信頼を得る。コパカバーナが改装で休業するため、ト・・・
シーン 2
グリーンブック
ニューヨークのブロンクスに家族と住むイタリア系のトニー・“リップ”・ヴァレロンガ・・・は、用心棒として働いていたナイトクラブ「コパカバーナ」の改装のため休業するため、新しい仕事を探す。トニーは、黒人のミュージシャンであるドン・シャーリーの南部ツアーの運転手として雇われることになる。人種差別意識の強い地域をめぐるツアーのため、・・・
シーン 3
グリーンブック
トニーは、黒人のミュージシャンであるドン・シャーリーの南部ツアーの運転手として雇・・・われることになる。人種差別意識の強い地域をめぐるツアーのため、トニーの腕っぷしと度胸が買われたのだった。ツアーの途中でドンは、バーに飲みに行ったドンが白人男性に殴られ、演奏先では黒人専用の汚いトイレの使用を命じられるなどの差別的な目にあう。・・・
その他の「グリーンブック」のキーワード
キーワード 2
グリーンブック
「グリーンブック」は、黒人ピアニストであるドン・シャーリーが、トニー・リップを運・・・転手として、深南部へのコンサート・ツアーを実行した実際の出来事を元に作られている。トニーの息子であるニック・ヴァレロンガが脚本と製作に名を連ねている。また、ドン・シャーリーの遺族から「雇用主と運転手以上の関係はなかった」との抗議もあった。
・・・
キーワード 3
グリーンブック
ドン・シャーリーは、超絶的な技巧を持つピアニストである。幼少期からピアノを弾き始・・・め、9歳でロシアのレニングラード音楽院の生徒となったことが語られる。ドンが「ブルー・スカイ」「ハッピー・トーク」「バードランドの子守唄」を演奏会で披露するシーンがある。また、黒人向けのバーでは、演奏が難解なことで知られるショパンの「木枯らし・・・
キーワード 4
グリーンブック
トニー・リップは、ドン・シャーリーの深南部へのコンサート・ツアーの運転手として雇・・・われる。期間は8週間、週給100ドル(飲食費・宿泊費は別)で身の回りの世話もするという条件に、トニーは週給125ドルと身の回りの世話をしないという条件を出す。いったんは決裂するものの、トニーの用心棒としての働きに期待するドンは、トニーの条件・・・
キーワード 5
グリーンブック
トニー・リップはイタリア系である。トニーの家には親戚が多く集まり、トニーの手紙の・・・良さについて「芸術家の血筋だから」とみんなで語るシーンもある(実際はドンが文面を考えていた)。ちなみに、トニーの親戚ルディを演じているのは、実際のトニーとドロレスの息子のフランク・ヴァレロンガである。
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キーワード 6
グリーンブック
1962年のアメリカには、人種差別を認めるジム・クロウ法(公共施設の利用を制限し・・・た法律)を適用する州が多くあった。そのためドンは、バーで白人男性に殴られる、屋敷内のトイレの使用を断られる、スーツの試着室の利用を断られる、楽屋に物置を割り当てられる、レストランの利用を断られるといった差別にあう。また、黒人の夜間の外出を禁・・・