火垂るの墓 セリフ・名言

重要な部分に触れている場合があります。

セリフ・名言 1 火垂るの墓

清太(ナレーション)「昭和20年9月21日夜。ぼくは死んだ」

0:00:20頃 「火垂るの墓」の最初のセリフ。亡霊となった清太が、三ノ宮駅の大・・・きな柱の脇に座り込んで動けなくなった自分の姿を見ながら語る。このあと、清太が死ぬ前の数カ月をどのようにして生きてきたかが描かれていく。 ・・・
セリフ・名言 2 火垂るの墓

節子「大きなお風呂や」

0:33:20頃 空襲で母を失ってしまった清太は、4歳の妹節子を連れて親戚の叔母・・・の家に身を寄せる。ある日、清太は節子を連れて海に行く。海に入った節子の言葉。清太と節子は、母とともに海に遊びに来た思い出があった。 ・・・
セリフ・名言 3 火垂るの墓

節子「チョッキン、チョッキン、チョッキンナ」

0:34:00頃 空襲で母を失ってしまった清太は、4歳の妹の節子を連れて親戚の叔・・・母の家に身を寄せる。ある日、清太は節子を連れて海に行く。清太と海ではしゃぐ節子。カニを見つけた節子が、手をチョキにしてまねをしながらカニについていく時の言葉。 ・・・
セリフ・名言 4 火垂るの墓

節子「どないしたん。寝てはるわ。」

0:34:10頃 清太と海に来てはしゃぐ節子。カニを見つけた節子が手をチョキにし・・・てまねをしながらカニについて行くと、その先にはゴザをかぶさられた人の遺体がある。だが節子は遺体とはわからず、誰かが寝ていると思うのだった。 ・・・
セリフ・名言 5 火垂るの墓

節子「泳いだらおなか減るやん」

0:34:25頃 清太と海に来た節子は大喜びではしゃぐ姿を見せる。だが、節子は腹・・・が減っていた。清太は、かつて母に連れられて節子と海に来たときのことを思い出す。その時はカルピスもソーメンもあり、何よりも母が生きていた。 ・・・
セリフ・名言 6 火垂るの墓

母「清太さーん!節っちゃーん!おいでー!おなかすいたやろ!カルピスも冷えてるよ!」

0:34:50頃 清太と海に来た節子は大喜びではしゃぐ。「泳ぎを教えたる」と話す・・・清太に対し、節子は「泳いだらおなか減るやん」と返す。節子の言葉をきっかけに、清太は以前に母に連れられて海に来たときのことを思い出すのだった。 ・・・
セリフ・名言 7 火垂るの墓

節子「お母ちゃんのおべべあかん!お母ちゃんのおべべあかん!」

0:36:50頃 空襲で母が亡くなり、親戚の叔母の家に身を寄せることになった清太・・・と節子。清太たちの母が亡くなったことから、叔母は清太たちの母の上等な服を米と交換するように清太に話す。だが母親が死んだことを聞かされていない節子は猛反対するのだった。 ・・・
セリフ・名言 8 火垂るの墓

清太「ブドウ、イチゴ、メロン、ハッカ。全部入ってるもんな。みんな飲んでええわ」

0:45:00頃 フルーツ味のドロップが大好きな節子だったが、缶に入ったドロップ・・・はなくなってしまう。清太は缶に水を入れて振ることで、ドロップ味の水を作ってやる。節子は大喜びだったが、節子がドロップの味を楽しむ最後の機会となった。 ・・・
セリフ・名言 9 火垂るの墓

叔母「空襲いうたって何の役にも立たんし。そんなに命惜しいねんやったら、横穴に住んどったらええのに」

0:48:15頃 空襲で母が亡くなったため、清太と節子は西宮の叔母のところに身を・・・寄せていた。だが、清太たちと叔母の関係は徐々に悪化していく。空襲が起こると節子を守るために一目散に防空壕に逃げ込む清太に対する叔母の不満。この言葉を思い出した清太は、本当に防空壕に住むことにする。 ・・・
セリフ・名言 10 火垂るの墓

節子「何でホタルすぐ死んでしまうん」

0:57:40頃 家に置かせてもらっていた叔母との仲が悪くなり、清太は思い切って・・・家を出て、節子と2人で防空壕に住み始める。真っ暗な防空壕の中に放ったホタルのきれいな光を楽しんだ2人だったが、翌朝になるとホタルはみんな死んでいた。さらに節子は、母の死を叔母から聞いて知っていることを清太に語る。 ・・・
セリフ・名言 11 火垂るの墓

農家のおじさん「それやったら、やっぱりあの家におかしてもろた方がええ。よう謝って、あすこへおいてもらえ」

0:59:40頃 叔母の家から出て、節子と2人で防空壕に住むようになった清太。だ・・・が、すぐに生活に行き詰まってしまう。食べ物を分けてくれていた農家のおじさんは叔母の家に戻るようにアドバイスするが、清太にそのつもりはなかった。 ・・・
セリフ・名言 12 火垂るの墓

節子「うちな、おなかおかしいねん。もうずっとビチビチやねん」

1:02:40頃 叔母の家から出て、節子と2人で防空壕に住むようになった清太。だ・・・が、生活はすぐに行き詰まってしまう。満足に食べ物が食べられない状態となり、節子の背中には多くの湿疹ができる。さらに節子は、おなかの調子が良くないことを清太に話すのだった。 ・・・
セリフ・名言 13 火垂るの墓

節子「どこ痛いのん?いかんねえ。お医者さん呼んで注射してもらわな」

1:05:30頃 節子と2人で生きていくために、清太は農家の畑から野菜を盗むよう・・・になる。ある時、農家の男性に捕まった清太は、ボコボコに殴られて警察に突き出される。迎えに来た節子の姿を見て思わず涙を流す清太は、節子に励まされる。清太は節子を抱きしめる。 ・・・
セリフ・名言 14 火垂るの墓

清太「滋養いうても・・・滋養なんかどこにあるんですか!」

1:11:20頃 防空壕での清太と節子の生活は苦しくなる一方だった。ある日、節子・・・は川のほとりに倒れてしまう。そんな節子を発見した清太は、節子を連れて病院に行く。だが、医療物資も少ない状況で、医者からは「滋養をつけるしかない」と言われるのだった。 ・・・
セリフ・名言 15 火垂るの墓

節子「天ぷらにな、おつくりにな、ところ天。アイスクリーム。それから、またドロップなめたい」

1:12:15頃 防空壕での2人だけの苦しい生活に、節子はどんどん弱っていく。病・・・院に節子を連れていくものの、医者からは「滋養をつけるしかない」と言われてしまう。節子を抱きかかえて帰りながら、清太は節子に食べたいものを聞く。節子はドロップが大好きだった。 ・・・
セリフ・名言 16 火垂るの墓

節子「うちなんもいらん。うちにおって兄ちゃん。行かんといて。行かんといて。行かんといて」

1:12:40頃 弱っていく節子を病院に連れて行った清太だったが、「滋養をつける・・・しかない」と言われてしまう。節子から食べたいものを聞いた清太は、母の貯金をすべておろして食べ物を買う決意をする。だが節子は清太にそばにいて欲しがるのだった。 ・・・
セリフ・名言 17 火垂るの墓

節子「兄ちゃん・・・どうぞ。ご飯や。おから炊いたんもあげましょうね。どうぞ、おあがり」

1:16:40頃 弱っていく節子を助けようと、母の貯金をすべておろして栄養のある・・・食べ物を買って防空壕に帰ってきた清太。だが節子はさらに弱っていた。土で作った団子を清太にあげようとする節子の姿を見て、清太は涙を流す。 ・・・
セリフ・名言 18 火垂るの墓

節子「兄ちゃん、おおきに・・・」

1:18:00頃 弱っていく節子を助けようと、母の貯金をすべておろして栄養のある・・・食べ物を買って戻ってきた清太。だが節子はさらに弱っていた。買ってきたスイカを一口だけ食べた節子は、清太にお礼を言う。この言葉が生前の節子にとって最後の言葉となった。 ・・・
セリフ・名言 19 火垂るの墓

清太「もう遅いからおやすみ」 節子「うん」

1:25:15頃 節子が亡くなって約1カ月後、清太も栄養失調で亡くなる。亡霊とな・・・った清太と節子は、節子が火葬された丘の上できれいなホタルを眺める。その後の、ベンチに座る2人の会話。亡霊の節子は清太のヒザの上に頭を乗せて眠る。丘からはビルが立ち並ぶ現在の神戸の光景が見えるのだった。 ・・・
作品一覧