絞首刑

東インド貿易会社のベケット卿は、強大な権力を背景に、反逆の恐れのある多くの人々を絞首刑に処す。絞首刑に処されそうになった少年が「Hoist the Colours」を歌い出し、歌は多くの人たちの合唱となる。

  

サオ・フェン

エリザベスとバルボッサは、シンガポール海賊長であるサオ・フェンの元を訪れる。フェンに船と乗組員の協力を頼むエリザベスとバルボッサ。だが、フェンは海図を盗み出そうとしていたウィルを捕らえていた。海図にはジャックのいるデイヴィ・ジョーンズの墓場の場所が記載されているのだった。エリザベスたちの目的がジャックの救出と知ったフェンは、エリザベスたちと一触即発の状態となる。だが、マーサーが率いる東インド貿易会社の軍隊が現れ、全員が逃げ出す。逃げ出す途中で、フライング・ダッチマン号から父を救い出すことが目的のウィルは、フェンと取引をして海図を手に入れる。

  

ジョーンズの墓場探し

エリザベスたちは、氷河の浮かぶ海を航海し、ジョーンズの墓場を探す。フェンの海図を頼りに探すものの、墓場はなかなか見つからない。一方、ベケットは、デイヴィ・ジョーンズが船長を務めるフライング・ダッチマン号を使って、海賊たちを襲わせる。ジョーンズは、心臓を人質に取られているために、ベケットに従わざるを得なかった。

  

幻想を見るジャック

迷ったエリザベスたちを乗せた船は、巨大な滝に飲み込まれる。一方、ジャックはデイヴィ・ジョーンズの墓場にいる。何もない陸地に置かれたブラックパール号に乗り、全員がジャックの姿をしている乗組員たちに命令をするといった幻想を見るジャック。船をロープで引っ張って海に運ぼうとするがビクともしない。だが、大量のカニが現れ、船を移動させてくれる。

  

再会

ジョーンズの墓場にたどり着いたエリザベスたちは、浜辺に打ち上げられる。そこに、カニに運ばれるブラックパール号のマストに立つジャックが現れる。自分をクラーケンに飲み込ませたエリザベスたちを置いて出航しようとするジャックだったが、バルボッサが海図を持っているために、全員で出航することになる。

  

元の世界に

ジョーンズの墓場の海には、亡くなった人たちがボートに乗っている。父の姿を見かけたエリザベスは、船に乗せようとするが、父はベケットによって殺されていたのだった。海図を見ていたジャックは、船の上下を逆さまにすることで、墓場から元の世界に戻れることに気づく。乗組員たちとともに船を揺らして転覆したブラックパール号は、元の世界に戻る。

  

島へ

目的がバラバラな乗組員たちだが、とりあえず水を補給するために島に向かう。島についたジャックたちの前にサオ・フェンが現れ、ジャックたちは捕まる。ウィルとフェンは取引をしており、ウィルがブラックパール号の船長となる代わりに、ジャックを売ったのだった。だが、ベケットと取引をしていたフェンは、ウィルの約束を守らずに自らが船長となり、ジャックをベケットに引き渡す。そのフェンも、ベケットに裏切られ、ブラックパール号はベケットに奪われそうになる。フェンは、ベケットたちに対抗するために9人の“伝説の海賊”による評議会を開いて海の女神カリプソを復活させるというバルボッサの計画に同調することにし、その代わりとしてエリザベスを自分の船に乗せて出航する。

  

エリザベスが新船長に

ブラックパール号はジャックとベケットの乗るエンデヴァー号を攻撃する。ベケットと話をしていたジャックは、エンデヴァー号が攻撃されたすきをついてブラックパール号に戻り、裏切ったウィルを牢屋に入れるように命じる。一方、フェンとエリザベスが乗る船は、ダッチマン号の攻撃を受け、フェンは死ぬ。死ぬ前に、フェンはエリザベスに船長の座を譲る。船長となったエリザベスは、ダッチマン号の牢屋に入れられ、そこでウィルの父のビルと会う。だが、ビルは正気を失いかけている。

  

ノリントンの最期

ジャックはウィルに、自分にジョーンズを殺させ、父を救い出すように話す。そうすることで、ジャックは希望する永遠の命を得ることができ、ウィルは父とエリザベスの両方を手に入れることができると説明する。そして、コンパスを持たせたウィルを海に落とす。一方、ダッチマン号に乗るノリントンは、エリザベスを牢から出し、フェンの船を自由にする。ノリントンは、その様子を見ていたビルによって殺される。

  

評議会の場所へ

ウィルはベケットの船に助けられ、ジャックのコンパスを使ってベケットの船を海賊の評議会が開かれる場所へと向かわせる。さらにウィルは、カリプソを人間の体に封印したのは、カリプソに裏切られたデイヴィ・ジョーンズであることを知る。ウィルはジョーンズに、カリプソがブラックパール号に乗っていることを教える。カリプソの人間の姿であるティア・ダルマは、そのことを知るバルボッサによってブラックパール号の牢屋に入れられているのだった。

  

エリザベスが海賊王に

9人の海賊たちによる評議会が開かれる。ベケットたちの影響力を排除するためにカリプソの復活を主張するバルボッサだが、海賊たちの意見は分かれる。海賊の掟の番人でジャックの父であるティーグが現れ、戦いを挑む場合には海賊王が宣戦布告する必要があることが分かる。そこで、海賊王を決める投票が行われる。ジャック以外の8人が自分に投票する中、ベケットたちと戦うべきと考えているエリザベスに投票する。エリザベスは海賊王になる。

  

カリプソが復活

ベケットの軍隊と戦うことになったジャックたちだったが、ベケットたちの大軍を見て、「パーレイ(交渉)」を申し出る。パーレイで、ジャックとウィルが交換され、ジャックはフライング・ダッチマン号の牢屋に入れられ、ウィルはブラックパール号でエリザベスとともに戦う。バルボッサは、ティア・ダルマを連れてきて、カリプソとして解放する。だが、カリプソは大量のカニとなり、いなくなってしまう。希望を失いかけるものの、エリザベスが船員たちを鼓舞し、ベケットたちの大軍との戦いに挑む。

  

パール号vsダッチマン号

海面に発生した巨大渦巻きに飲み込まれながら、ブラックパール号とフライング・ダッチマン号は、大砲を撃ち合い、互いの船に乗り込んでの乱戦となる。一方、ダッチマン号の牢屋から脱出したジャックは、ジョーンズの心臓の入る箱を奪って逃げ出そうとする。だが、ジョーンズに見つかり、ジョーンズの心臓を巡っての剣での戦いになる。

  

結婚

剣で敵と戦うウィルは、同じように剣で戦っているエリザベスに求婚し、バルボッサが戦いながら2人を結婚させる。ウィルは父のビルと再会するが、正気を失っているビルはウィルを襲う。ウィルにはビルを殺せない。ジョーンズの前にエリザベスが現れ、1対1の戦いになる。ジョーンズの心臓を手に入れたジャックがエリザベスを助けようとするが、エリザベスとウィルの関係に気づいたジョーンズは、ウィルの胸を剣で刺す。ウィルを助けるために、ジャックはウィルに剣でジョーンズの心臓を刺させる。ジョーンズは海に落ちて死ぬ。

  

海賊たちの勝利

沈みゆくダッチマン号から、ウィルを置いて脱出するジャックとエリザベス。渦巻きから脱出したブラックパール号を攻撃するために、ベケットのエンデヴァー号が近づいてくる。そこに、よみがえったウィルが新しい船長となったダッチマン号が、海の中から姿を現す。ブラックパール号とダッチマン号は、エンデヴァー号を挟み撃ちにする。砲撃を受けたエンデヴァー号は破壊される。海賊たちは勝利を収め、歓声がとどろく。

  

新しい人生

ジョーンズの心臓にナイフを突き刺したことで永遠の命を授かったウィルだが、死者にあの世に送る役割を果たさなければならず、10年に1日しか陸に上がれない体になってしまう。ウィルとエリザベスとは島で愛し合う。エリザベスに自らの心臓を預けたウィルは、ダッチマン号に乗って出航する。一方、ブラックパール号を奪ったバルボッサは、ジャックを置いて出航する。海図に場所が描かれた「生命の泉」を探しに向かおうとするバルボッサだったが、海図の肝心な部分はジャックによって破られている。ジャックは、小舟に旗を立て、生命の泉を探しに海に出る。

  

10年後

10年後、ウィルの子どもを連れたエリザベスは、水平線が緑に光り輝き、フライング・ダッチマン号が姿を現すのを見る。ウィルが乗るダッチマン号は、エリザベスたちの元に向かう。

  

人物 1 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

ジャック・スパロウ

俳優:ジョニー・デップ ジャック・スパロウは、伝説の海賊の1人である、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン・・・/ワールド・エンド」の登場人物。口が達者で、数々の困難にもしぶとく生き残ってきたものの、前作「デッドマンズ・チェスト」でクラーケンに飲み込まれ、「ジョーンズの墓場」へと送られていた。デイヴィ・ジョーンズとの間で結ばれた100年の労役の契約の・・・
人物 2 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

ウィル・ターナー

俳優:オーランド・ブルーム ウィル・ターナーは、父を助け出すために奔走する男性である、映画「パイレーツ・オブ・・・・カリビアン/ワールド・エンド」の登場人物。フライング・ダッチマン号に捕らえられている父を救出することが最大の目的で、目的を達成するために行動することで愛するエリザベスとの距離が開いていくと感じている。一方、前作でジャックをクラーケンに飲み・・・
人物 3 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

エリザベス・スワン

俳優:キーラ・ナイトレイ エリザベス・スワンは、ジャックを助けるためにデイヴィ・ジョーンズの墓場に向かう女・・・性である、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」の登場人物。前作「デッドマンズ・チェスト」で、ジャックをおとりとするためにクラーケンに食べさせたことから罪悪感を抱いており、ジャックをデイヴィ・ジョーンズの墓場から救おうとして・・・
セリフ・名言 1 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

フェン「海賊がもうける方法1つだけしかなくなったようだ。他の海賊を裏切ることだ」

0:13:35頃 デイヴィ・ジョーンズの心臓を手にし、フライング・ダッチマン号を・・・使って海賊たちの壊滅に突き進むベケット。海賊たちには懸賞金がかけられる。そんな状況について、シンガポールの海賊長のフェンが、もう1人の海賊長であるバルボッサに語る言葉。・・・
セリフ・名言 2 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

フェン「俺がスパロウを死の国から戻したい理由はただ1つ。この手でスパロウを死の国に送り返すためだ!」

0:15:10頃 前作でクラーケンに食べられたジャックは、デイヴィ・ジョーンズの・・・墓場にいた。バルボッサたちはジャックを救い出そうとしていた。そのことを知ったフェンの言葉。フェンはかつてジャックにコケにされたことがあったのだった。・・・
セリフ・名言 3 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

ベケット「海賊たちは絶滅を目前ということに気づいている。あとは、最後の時をどこで迎えるかだ」

0:22:45頃 海賊たちの壊滅を狙うベケットは、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手・・・にし、フライング・ダッチマン号を使って海賊たちを追いつめていた。情勢は圧倒的にベケットに有利だった。そんな状況についてベケットが語る言葉。・・・
音楽 1 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

Hoist the Colours

「Hoist the Colours」は、海賊たちによって歌われている歌。絞首刑・・・となる少年が歌い出し、多くの人々による合唱となる(0:02:40頃)。また、フェンのアジトにボートで向かうエリザベスが、ボートを漕ぎながら歌う(0:04:40頃)。・・・
音楽 2 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

Yo Ho (A Pirate's Life for Me)

「Yo Ho (A Pirate's Life for Me)」は、映画の元とな・・・ったアトラクション「カリブの海賊」で使われている曲。ジャックが小舟に旗を掲げて出港するシーン(2:37:25頃)、ウィルを待つエリザベスとウィルの息子が歌うシーン(2:47:00頃)で使われている。・・・
音楽 3 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

音楽、サウンドトラック

「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」の音楽を担当しているのは、「バ・・・ックドラフト」(1991)などで知られるハンス・ジマー。発売されているサウンドトラックには、以下の曲が収録されている。 1.旗を掲げよ 2.シンガポールで 3.さまよえる海賊たち 4.マルチプル・ジャック 5.上は下、下は上 6.死者を乗・・・
キーワード 1 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

評価、興行収入

前作までよりも批評家の評価は下がったものの、アメリカで興行収入3億ドル、全世界で・・・興行収入9億ドルを超える大ヒットとなった。ただし、前作「デッドマンズ・チェスト」の興行収入は下回っている。日本でも、興行収入100億円を超える大ヒットとなった。・・・
キーワード 2 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

伝説の海賊、評議会、難破船入江

世界には“伝説の海賊”と呼ばれる9人の海賊長がいるという設定となっている。ジャッ・・・ク・スパロウ、ヘクター・バルボッサも伝説の海賊の1人。他の伝説の海賊は、サオ・フェン(死後はエリザベス・スワン)、キャプテン・シュヴァル、ミストレス・チン、アモンド・ザ・コルセア、ジェントルマン・ジョカルト、エドゥアルド・ビジャヌエバ、スン・・・
キーワード 3 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

ブラックパール号、フライング・ダッチマン号、エンデヴァー号、エンプレス号

「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」には、次のような船が登場する。・・・ ■ブラックパール号 前作「デッドマンズ・チェスト」でクラーケンに飲み込まれていた。デイヴィ・ジョーンズの墓場で、陸に打ち上げられている。大量のカニが現れて海まで運んでいく。その後、ジャックとバルボッサの間で船長の座を巡ってもめる。クライ・・・
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