名シーン紹介　ロッキー5／最後のドラマ

ロッキーがデュークを殴り鬱憤を晴らす

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時間：　1:37:30頃

見どころ
・ロッキーがこれまでの鬱憤を込めてデュークを殴る
・ありえないほど吹っ飛ぶデューク

ストリート・ファイトでトミーをKOしたロッキーは、集まった群衆から歓声を送られる。そんなロッキーは、声をかけてきたジョージ・ワシントン・デュークの元に。「手を出したら訴えるぞ」とロッキーに言うデュークだったが、デュークへの鬱憤がたまっていたロッキーによって殴られて吹っ飛ぶ。

ロッキーのデュークへの鬱憤はたまりにたまっていた。ドラゴ戦から帰国した際には、記者会見中にやってきてユニオン・ケインとの対決を迫り、ロッキーを困らせた。脳へダメージを受けて引退を余儀なくされたロッキーのもとに現れて、金のための再起をそそのかした。ロッキーがトミーのトレーナーとなり、トミーが連戦連勝を重ねると、今度は若いトミーを女性や金で骨抜きにし、ロッキーとの絆を壊してしまった。そんなデュークへの鬱憤は、デュークに放った強烈なボディブローに現れている。パンチを食らったデュークは、不自然なほど吹っ飛ぶ。

デュークのモデルは、ドン・キングとの指摘があるが、その通りだろう。ドン・キングはボクシングのプロモーターで、マイク・タイソンらと契約したことで知られる。巨額のファイトマネーが動くビッグマッチを多く実現させた一方で、ファイトマネーの未払いなどの金銭トラブルも絶えなかった。

マイク・タイソンはトレーナーで恩師のカス・ダマトの死後、キングを嫌っていたダマトの生前の助言を聞かずキングと契約し、以後戦績を落としていった。ちなみに、ロッキーをボクシングの汚い面から守ってくれたミッキーのキャラクターは、ダマトを思わせる。ロッキーの回想でミッキーが「おまえが俺に生きる動機をくれる」というセリフがあるが、ダマトがタイソンについて語った言葉とほぼ同じだ。

登場人物・キャスト

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人物 1 ロッキー5／最後のドラマ

ロッキー・バルボア

俳優：シルヴェスター・スタローンドラゴの戦いのあと、脳にダメージが見つかりボクサーを引退。経理士の不正により財産・・・も失い（※1）、かつて住んでいたフィラデルフィアの下町に戻る。若いボクサーのトミーのマネージャーとなる。トミーは連戦連勝を重ねるが、金もうけ主義のプロモーターのジョージ・ワシントン・デュークの口車に乗せられ去ってしまう。また、トミーに夢中に・・・

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人物 2 ロッキー5／最後のドラマ

エイドリアン

俳優：タリア・シャイアロッキーの妻。脳にダメージを受けたロッキーの体を心配し、金のために再び戦おうと・・・するロッキーを説得してやめさせる。また、ロッキーに試合をさせようとする、プロモーターのジョージ・ワシントン・デュークをロッキーから遠ざけようとする。ロッキーがトミーを育てることに夢中になり、息子ジュニアとの間に距離ができていることも心配・・・

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人物 5 ロッキー5／最後のドラマ

トミー・ガン

俳優：トミー・モリソンアマチュアで活躍したあと、18歳でプロになり連勝を重ねていた。憧れのロッキーを・・・訪ね、マネージャーになってくれるように頼む。ロッキーがマネージャーを引き受けてからも連勝を重ねるが、マスコミが「ロッキーのロボット」などと書き立てることにイライラを募らせる。世界タイトル挑戦に慎重なロッキーに対し、金もうけ主義のプロモーター・・・

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人物 6 ロッキー5／最後のドラマ

ジョージ・ワシントン・デューク

俳優：リチャード・ガント金もうけ主義のプロモーター（※1）。ロッキーの人気を利用し、ユニオン・ケインと・・・のタイトル戦を組んで一もうけしようとするが、ロッキーの引退で実現しないまま終わる（※2）。だが、ロッキーがマネージャーとなったトミーに目をつけ、トミーとロッキーを引き剥がして感情的に対立させ、リングでの対決に持っていこうとする。そのためには・・・