名シーン紹介 ロッキー5/最後のドラマ
何かが壊れたロッキー
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時間: 0:04:05頃
見どころ
・震えが止まらないロッキー
・ミッキーに語りかけるロッキー
・心配なエイドリアン
ソ連のモスクワで、激闘の末、イワン・ドラゴを倒したロッキー。だが、ロッキーの体には異変が起こっていた。ロッカールームにやってきたエイドリアンに、ミッキーからかつて聞いた「体の中の何かが壊れた」感覚について話すロッキー。手の震えが止まらないロッキーに、心配なエイドリアンは医者に診てもらうように言うが、ロッキーは「それよりも家に帰りたい」と告げる。
勝利を収めて、ソ連の人々の心もつかみ、人生でも最高の瞬間の1つを手に入れたロッキーだったが、アポロを死に至らしめたドラゴのパンチは、ロッキーの何かを壊した。手の震えが止まらないロッキーは、「こんなの初めてだ」「疲れた」「早く家に帰りたい」と弱気な言葉を連発する。そんな姿を見てエイドリアンはおびえているかのようだ。
エイドリアンがハッとする瞬間がある。それは、ロッキーが「早く帰ろう、ミッキー」と、死んだミッキーに語りかけるような言葉を発した瞬間だ。「もしかしたら、ロッキーは壊れてしまっているのかもしれない」という不安が、エイドリアンによぎる。
「5」は、ミッキーとエイドリアンの存在が、ロッキーにとっていかに大きいかを再確認するというのが、大きな要素の1つとなっている。エイドリアンはロッキーを守り、励まし、気づかせる。死んだミッキーは、ロッキーの脳裏に現れ、絆を思い出させ、トレーナーだった頃のように鼓舞する。これらのことが、この後に語られていくが、何かが壊れたロッキーを見せることで、エイドリアンとミッキーの存在感の大きさを、オープニングから感じさせるシーンとなっている。
登場人物・キャスト
IMDb
人物 1
ロッキー5/最後のドラマ
俳優:シルヴェスター・スタローン
ドラゴの戦いのあと、脳にダメージが見つかりボクサーを引退。経理士の不正により財産・・・も失い(※1)、かつて住んでいたフィラデルフィアの下町に戻る。若いボクサーのトミーのマネージャーとなる。トミーは連戦連勝を重ねるが、金もうけ主義のプロモーターのジョージ・ワシントン・デュークの口車に乗せられ去ってしまう。また、トミーに夢中に・・・
IMDb
人物 2
ロッキー5/最後のドラマ
俳優:タリア・シャイア
ロッキーの妻。脳にダメージを受けたロッキーの体を心配し、金のために再び戦おうと・・・するロッキーを説得してやめさせる。また、ロッキーに試合をさせようとする、プロモーターのジョージ・ワシントン・デュークをロッキーから遠ざけようとする。
ロッキーがトミーを育てることに夢中になり、息子ジュニアとの間に距離ができていることも心配・・・
その他のシーン
シーン 2
ロッキー5/最後のドラマ
見どころ
・ロッキーとの絆を感じさせるミッキーの言葉
・80歳を超えても、印象・・・的な演技を見せるミッキー役のバージェス・メレディス
・継承の象徴のカフスボタン
脳へのダメージから引退を余儀なくされ、ポーリーの不手際で財産をすべて失ってしまったロッキー。恩師ミッキーとともにトレーニングを積んだ、今は廃屋も同然となってい・・・
シーン 3
ロッキー5/最後のドラマ
見どころ
・骨抜きにされたトミー
・必死にトミーを助けようと説得するロッキー
・・・・場違いなカレン
引退し、財産も失ったロッキーは、若く才能あふれるトミー・ガンのトレーナーとなる。トミーの活躍に自分を重ね合わせ、いきいきとした姿を見せたロッキー。だが、金もうけ主義のプロモーター、ジョージ・ワシントン・デュークの手がトミ・・・
シーン 4
ロッキー5/最後のドラマ
見どころ
・恒例のロッキーとエイドリアンの口論
・ロッキーがトミーを必要とした・・・理由
・弱さを感じさせるエイドリアン
ロッキーがデュークと契約しないように説得するも、トミーは聞く耳を持たずに車で走り去る。ロッキーの脳には、ドラゴのパンチがフラッシュバックでよみがえり、その場にうずくまってしまう。そこにエイドリアンがや・・・
シーン 5
ロッキー5/最後のドラマ
見どころ
・トミーと一緒に戦うようなロッキー
・トミーが恩人にデュークの名前を・・・挙げ、ショックを受けるロッキー
・心がない人物として描かれるトミー
ロッキーの制止も聞かず、ジョージ・ワシントン・デュークと契約することで、世界タイトル戦に挑むことになったトミー。それまでトミーを育ててきたロッキーは、家のテレビで試合を見・・・
シーン 6
ロッキー5/最後のドラマ
見どころ
・記者の厳しい批判
・ロッキーの偉大さを認めるデューク
・イラ立つト・・・ミー
新チャンピオンになったトミーは、ジョージ・ワシントン・デュークとともに記者会見に臨むも、記者からは厳しい意見が浴びせられ、逃げるように記者会見場から立ち去る。
記者たちの批判が厳しい。すこし言い過ぎではないかと思うくらいだ。「ケイ・・・