登場人物・キャスト　プライベート・ライアン

マイケル・ホーヴァス軍曹(トム・サイズモア)

重要な部分に触れている場合があります。

マイケル・ホーヴァスは、アメリカ陸軍の軍曹である、映画「プライベート・ライアン」の登場人物。右腕としてミラーを助ける。ミラーとはイタリアでも同じ隊にいた。ミラーの右手が震えることを知り、気遣う姿を見せる。戦った各地の土を集めている。足が遅いことを、ミラーから指摘される場面がある。

オマハ・ビーチの戦いでは、ミラーの部下として戦い、作戦を成功に導く。その後、ライアン救出隊の1人に選ばれる。途中のレーダー基地では、捕虜としたドイツ兵を逃したミラーに突っかかるライベンに銃を向け、一触即発の場面を招く。だが、ミラーが自分の過去の話を始めたことで2人とも冷静になり、事なきを得る。

ラメルの村では、残って戦うと主張するライアンの話を聞き、ミラーとどうするかを話し合う。残って戦えば、ミラーが言っていたように「胸を張って帰る」ことができるかもしれないと語る。ラメルでのドイツ軍との戦いでは、ランチャーで戦車を1台破壊する。ドイツ兵と出くわした時には、互いのヘルメットを投げ合って攻撃し、拳銃で相手を倒す。その後、撤退の途中で胸を撃たれて死亡する。

キャスト

マイケル・ホーヴァスを演じているのは、アメリカの俳優であるトム・サイズモア。公開時38歳頃。「トゥルー・ロマンス」(1993)、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」(1994)などでも知られる。同時期の出演作には、「エネミー・オブ・アメリカ」(1998)、「救命士」(1999)などがある。

兵士になる前のミラーの話

レーダー基地でドイツ兵と交戦となったミラーたちは、衛生兵のウェイドを失う。降伏し・・・て捕虜となったドイツ兵に怒りをぶつけるライベンたち。ドイツ兵を殺そうとするライベンだったが、ミラーは捕虜を逃がすことにする。納得がいかないライベンは、ミラーに突っかかり、隊を離れようとする。ミラーの右腕であるホーヴァスは、ライベンに銃を・・・

セリフ・名言 5 プライベート・ライアン

ミラー「こうやって割り切るのさ。こうして、任務か兵士の命かの選択を正当化するんだ」

1:07:05頃ライアンを探すミラーは、部下のメリッシュを失う。その夜、ホーヴ・・・ァスとミラーは部下の死について話をする。表向きは気丈なミラーだったが、右手が震えるようになっていた。そんなミラーは、部下の死を自分なりに正当化していた。・・・

セリフ・名言 8 プライベート・ライアン

アパム「ドイツ語の辞書でフーバーを調べたのですが、フーバーなんて載ってません」

1:17:00頃空挺部隊の集合場所にやって来たミラーたち。デウィンド中尉が操縦・・・していた輸送機は墜落し、22名もの兵士が亡くなっていた。墜落の理由は、准将を乗せていたために、知らないうちに誰かが鉄板で補強しており、重量オーバーとなっていたのだった。そんな出来事を「フーバー」と語る兵士たちだったが、アパムには何のことかわ・・・

セリフ・名言 15 プライベート・ライアン

ホーヴァス「中隊長が言ったように、もしやり遂げたら、俺たちは胸を張って故郷に帰れる」

1:52:45頃ようやく見つけ出したライアンだったが、ライアンは帰還を拒否する・・・。ミラーとホーヴァスは、どうすべきかを話し合う。ライアンの拒否を理由に任務を完了しても良いと前置きした上で、ホーヴァスが語る言葉。ミラーは、ライアンとともに残って戦うことを決断する。・・・

キーワード 2 プライベート・ライアン

ノルマンディー上陸作戦、オマハ・ビーチ、ノルマンディー米軍英霊墓地

ノルマンディー上陸作戦は、1944年に6月6日行われた、連合軍による上陸作戦のこ・・・と。フランスのノルマンディー海岸に200万人の兵士を上陸させた。「プライベート・ライアン」の冒頭では、上陸場所の1つであるオマハ・ビーチでの戦いが描かれている。オマハ・ビーチの戦いは、最も兵士の死傷率の高い戦いとなったことから、「ブラッディ・・・